斎藤工、初共演・中島健人のイメージは「アウェーでこそ輝く人」


WOWOWがテレビでもスマホでも気軽に見られるようになる「WOWOWオンデマンド」が1月13日(水)にスタート。サービス開始にあたり、この度新CMキャラクターに斎藤工&中島健人(Sexy Zone)が就任した。2人は、「WOWOWオンデマンド」の魅力をアピールするCMのほか、1月16日(土)・1月17日(日)に無料放送&配信される『開局30周年無料2Days 本気でエンタメ愛スペシャル ~ここから始まるWOWOWライフ~ 』のMCとしても共演。さらにそれぞれがメインで出演する番組の放送・配信も決定している。

そこで今回は、初共演となる斎藤&中島を直撃し、相手への印象やCM撮影の裏話、映画愛などについてインタビュー。お互いへのリスペクトがにじみ出る微笑ましいトークとなった。

――初共演ということで、お互いの印象を教えていただけますか?

斎藤工:健人さんは、“中島健人”っていう場所みたいなものを作られた人だなと思います。芸能界という世界で自分らしいワンモードを持っている人って、“たまたま”ではその場所に行けないんですよね。でも、健人さんは早い段階で、自分の“これだ”という見せ方を見つけて、直線的に努力されていった方なのかなと。そこからさらにその先を追求して、今があり、そしてこれからがある人だと思います。このタイミングでこうしてWOWOWのイメージキャラクターを一緒にやらせてもらうということでめちゃめちゃ刺激をいただきますし、学びがありますね。

中島健人:ありがとうございます。工さんは、パブリックのイメージとしてはいわゆる“色気”や“艶”など、いろんな言葉で形容される方だと思うんですけど、今日改めてお話ししてみて、恐ろしいぐらい博識な方だなと思いました。自分が小僧だなって改めて思ってしまいましたね。今まで観てきた映画の本数もそうだし、映画について深掘りされた言葉の数々もそうだし、そのどれにも僕は追いつけない。なので、本当に学んで吸収していくしかないなと思っています。この落ち着きをはじめ、本当に真似したいところがたくさんあるので……、まずはパーマをかけます(笑)。

斎藤:(笑)。そうやって言ってくださいますけど、エンターテインメントの総合力を持ちながら、一つ一つにしっかり対峙する健人さんの姿勢こそすごいと思います。グラフ自体存在しないようなカテゴリーも網羅されていますし、こんなに(今回のCMキャラクターに)適任な方はいないと思います。うわべだけの言葉ではなく、体内から地続きでちゃんと出てきたもので話しているなという説得力がありますよね。

中島:痛み入ります(笑)。工さんの隣に立つという責任を意識していかないとダメだなって思っています。

――ネットを検索すると、お二人がそっくりだという声が多いのですが、ご存知でしたか?

斎藤:いや、もう恐れ多いですね。多分、健人さんを謎の香辛料で4日ぐらい煮込んだのが僕だと思う(笑)。

中島:こちらこそ、恐れ多いことで、恐縮です。

――斎藤さんは映画監督もされていますが、もし中島さんを主演に映画を撮るなら、どんな作品になりそうでしょうか?

斎藤:いろんな可能性がある方だと思うので、試したいことがいっぱいあります。例えば、映画というよりドキュメンタリーに近くなるかもしれませんが、GoProをお渡しして、ご自身が行ったことがない場所に行って撮ってもらったり。WOWOWで今年のアカデミー賞授賞式での現地リポートなどを拝見して、健人さんはいわゆるアウェーでこそ輝く人だなと思ったんですよ。そういう状況でこそ、ご自身の中から何か出てきそうだなって。ですから、監督として、の前に観客として「こういうシチュエーションの中島健人が見たい」と思いますね。

中島:けっこうな部分を見抜かれているような感じがします。確かにアウェーは楽しいんですよ。それは、バラエティーに出るたびに思います。馴染んでしまうと、逆にぬるま湯っぽく感じてしまうんですよね、僕は。

――CM撮影で共演してみて印象的だった出来事をお聞かせください。

斎藤:撮影のときに現場で初めてお会いしたんですけど、二人の並びに対するイメージ像がお互い共通していたようなところがあって。

中島:そうですね。

斎藤:僕ら二人の見た目が、「似ている」より「対比」の方がいいんじゃないかとか。それを健人さんも思ってくれていて、髪をわざわざ切ってくださったんですよね。

中島:そうです、そうです。

斎藤:そういう俯瞰の目線が似ているなと思いましたし、プロフェッショナルだなと思いま
した。

中島:うれしい……。打ち合わせがあったので、僕が先に現場入りさせていただいていたんですけど、工さんがいらっしゃるまでの数分間すっごいドキドキしていて。で、いらしたときに、俺、工さんを見てニヤついちゃったんですよ。それが変な風に思われてないかなって。

斎藤:そんなことないですよ(笑)。

中島:お会いできたのがうれしくて、撮影の合間にも、いろんなお話をさせていただきました。CMの中にテニスのシーンがあるんですね。そこで工さんがテニスラケットを振られるんですけど、フォームがすごくきれいで。それで「テニスされてたんですか?」ってお聞きしたら、ミュージカル『テニスの王子様』に出られていたということで、なるほどと思いました。それを聞いて、すごく跡部(※『テニスの王子様』屈指の人気キャラクター、跡部景吾)っぽいなと思ったんですけど、工さんは「健人さんのほうが跡部っぽいですよ」って言ってくださって(笑)。

斎藤:うん(笑)。

中島:僕は自分では海堂(薫)っぽいなと思っていますから。汗っかきなので、バンダナを巻いているキャラクターということで(笑)。

斎藤:あはは!

――映画の特別番組にも携わられるということで、いちばん好きな映画を教えてください。

斎藤:難しいな……。

中島:これ聞きたいなぁ。

斎藤:僕は、「cinema bird」(シネマバード)という移動式映画館をやっているんですけど、観客の中には、お子さんや初めて映画を見る方もいらっしゃるので、上映する映画については慎重に決めているんです。そこで、お子さんには、いかにもな子ども向けの映画よりもむしろビターな現実を描いたもののほうが響くんじゃないかと思っていて。そういう観点で言えば、『イントゥ・ザ・ワイルド』というショーン・ペンが監督した実話を元にした映画があるんですけど、これはおすすめです。高学歴の青年がすべてのキャリアを捨ててバックパッカーとして旅に出るっていう実話なんですけど、僕自身、学生時代に出会っていたかったと思うような作品で。進学とか就職とか、自分の中で思い描いているものともう一度向き合えるきっかけになるんじゃないかと思うので、今の若い方にぜひ見てほしいですね。

中島:僕はいろんなところで『A.I.』が好きだと話しているので、これは殿堂入りさせていただくとして。衝撃的で、自分のフェイバリットだなと思ったのは、『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』ですね。歪ながらもストレートな愛情がしっかり表現されていて、なおかつそこにちょうどよくBGMが入る。劇中歌の『Love Me Like You Do』がかかるタイミングとか、惚れ惚れします。あの曲が流れるときにグレイがアナスタシアを見る横顔がものすごくきれいで……しかもその瞬間、二人は地上じゃなくて空にいるんですね。「これを味わいたいな」って思わせる高揚感の与え方とか、その景色の耽美さとか、この二人はどこに行くんだろうっていう期待感とか、そういうものをあの一瞬ですべて味わえるんです。以後自分のフェイバリットソングも『Love Me Like You Do』になりました。「あの映画が一番なの?」って思われるかもしれないですけど、僕は非常に影響を受けていますね。とても素晴らしい映画に21歳のときに出会えました。ちょっと偏ってるかもしれないですけど。

斎藤:いやいや、素晴らしいです。

――今のお話からもお二人の映画への愛が伝わってきますが、映画館についての思い出で何か印象深かった出来事はありますか?

斎藤:今はもうなくなっちゃったんですけど、三軒茶屋に「三軒茶屋中央劇場」と「三軒茶屋シネマ」っていう二本立ての映画館があって。ハシゴして一日4本観たりするとお尻が痛くなるので、座布団持参で通っていました。中高生ぐらいの頃のことですね。二本立てのお目当てじゃないほうの作品も一応見ていたんですけど、そこで出会うとより運命を感じますね。『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』は完全にノーマークだったんですけど、もう1本の方を忘れるぐらい『ロック、ストック?』との出会いが衝撃でした。三軒茶屋の映画館には、そんな思い出がありますね。

中島:僕は、一日映画館で過ごしたことがあります。ご飯も、ポップコーンとホットドッグとコーラだけで済ませて。それこそ工さんのように、一日で3、4本観て、これほどまでに幸せな時間はないなと思いました。ほかにも、子どもの頃に女の子と映画館に行ったことがあって。なぜ映画館がデートスポットなのかというのがよく分かりました。お互いが向き合うんじゃなくて、お互いが同じ方向を見るというのが良い恋愛の形だと僕は思ってるんですけど、映画ってまさにそれを表しているなと。同じ方向の先に画面があって、それを共有できるというのがすごくいいなと思いました。

斎藤:本当に素晴らしい。今の話を聞いてその通りだなと思いました。勉強になります。

中島:(恐縮して)いやもう、すみません。小僧です(笑)。

『開局30周年無料2Days 本気でエンタメ愛スペシャル ~ここから始まるWOWOWライフ~』は、1月16日(土) ・17日(日)(両日ともに10:00~22:00)に無料放送&配信される。斎藤工が齊藤工名義で企画・プロデュースしたクレイアニメーション(2021年春に配信予定)の制作過程に迫ったドキュメンタリー『次の窓をひらく~齊藤工×片岡礼子×クレイアニメ~』は1月16日(土曜 16:30~)に無料放送&配信、中島健人がMCを務める映画情報番組『中島健人の今、映画について知りたいコト。』の初回は、1月16日(土曜 17:30~)に放送・配信(初回無料放送)される。また、WOWOWオンデマンドでは両日ともに配信限定コンテンツを展開。

当記事はマイナビニュースの提供記事です。

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