これまでにない環境の変化の中で、自分自身と向き合い、可能性を広げていくためには? そのヒントを得るべく、未知なることや周りの評価を恐れることなく果敢に人生をアップデートし続けている紗栄子さんにインタビュー。昨年は社会支援活動をする一般社団法人「Think The DAY」を立ち上げ、現在は牧場経営主にもなった紗栄子さんにとって、励みになっている父親から言われた一言、そして息抜きの方法とは? 紗栄子さんにとって、父親から言われた一言もまた、大きな励みになっている。
「何かを始めると、体が疲れていようが無理をしようが突っ走って、時には体調を崩してしまう性格の私に対して『頑張らなくていいから一生懸命やりなさい』という父の言葉が、今の私を支えてくれています。息抜きの方法? 私が聞きたいです(笑)。でも手っ取り早いのは“ムーブオン”かな。牧場で満天の星空を眺めたり裸足で土を踏むなど、いる場所を少し変えるだけで気持ちは晴れたりするから。私の唯一のご褒美は、仕事で東京に行った時に代官山の大好きなケーキ屋さんに一人で行くこと。お目当てが売り切れていることも多いけど、その場合は次回の楽しみにしてまた頑張ります。今すでに動いているプロジェクトを含め、やりたいことはまだ山積み。いい波を瞬時に見極めて、フットワーク軽く乗れる状態でいたいと思っているので、いつでもアンテナは張りつつマインドはフラットな状態に整えておくことが大事だと思っています。人生って自分の使命を見つけて歩む旅。自分らしく生きていきたいんです」 こちらのカゴバッグも撮影のために栃木からお持ちいただいたもの。馬を引くためのロープは、肩からかけて毎日使っているものだそう。その見た目からもどれほど使われているものかが伝わってきます! 「東京ドーム約11個分にもなる広大な敷地内では、ワークショップやマルシェなども開催しています。私たちが手摘みしたブルーベリーのジャムなどを販売中!」 「毎朝7時には牧場でお馬さんたちの体調をチェック。ひと通り牧場業務が終わったら、夕方からは東京のチームとオンライン打ち合わせ。あっという間に夜に(笑)」 ■ HISTORY