長瀬智也のジャニーズ退所まで3カ月を切った今、こっそり言いたい「長瀬智也の話」

wezzy


 1月6日放送の『TOKIOカケル』(フジテレビ系)でTOKIOの長瀬智也さんが「正直、今でも売れたとは思ってないかな。何も満たされてない」と発言したことが話題になっています。

3月いっぱいでジャニーズ事務所を退所する長瀬さんですが、「GOETHE」2021年1月号(幻冬舎)の連載でも、曲作りについて言及する中で<自分個人の言葉を押し殺して子供から大人まで誰でもわかる言葉を使わなければいけない><大人になっても夢だの希望だの愛だの平和だのを唄わなければなりません><僕らアイドルは自分の気持ちを音楽にしてはいけないのです>と、葛藤を語っていました。

長きにわたりアイドルとして活動する中で、徐々にその葛藤は膨らんでいたのかもしれません。そんな長瀬さんのアイドル人生をずっと取材してきたアツが、ジャニーズでの最後のドラマ出演となる『俺の家の話』のことを交え、思い出を綴ります。

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皆さん、ごきげんよう。アツこと秘密のアツコちゃんです!

緊急事態宣言が1都3県に発令されました。東京では1日の新規感染者が2千人を超えるというまさに非常事態に。やっぱりテレビ業界は大打撃を受けているようで、あるドラマスタッフは「もうこれ以上、どうすりゃいいんだよ?  いくら徹底ガードしていても歯止めが利かないし」と途方に暮れていて、かける言葉がなかったわ。

ドラマの出演者もスタッフも手洗い&うがいは当たり前にしているけど、前室やスタジオの出入り口、メイク室や衣装部屋の前、至る所に消毒液が置かれこまめに塗り塗り。普段や移動時間だってもちろんマスクをしているし、本番直前までフェイスシールドでガードしてお芝居をして、「楽屋で寂しくひとり飯」にも耐え、撮影合間の雑談も極力控えめにして十二分に対策をとってきたというのに、新型コロナウイルスはしぶとくて撮影にもまた支障をきたすことに。

誰もが「先が見えない」と不安にかられる毎日。ある俳優さんが「俺たちや現場のスタッフはリモートワークでできる仕事じゃないからね。撮影現場が無くなるのが一番怖いし、一番寂しい。現場が一番楽しいんだから。役者にとって芝居が出来ないストレスって、思った以上に凄く大きいんだよ」と言っていらして、何だかいたたまれなかったわ。

不安ばかりの日々だけど、これからおうち時間を過ごす人も多くいると思うの。で、今回は1月22日からスタートする長瀬智也くんの主演ドラマ『俺の家の話』(TBS系)のお話を。長瀬くんファンの皆さんはもちろんだけど、クドカンファン、そして普段はテレビを見ないという人たちにも、どうしても見ていただきたいドラマなのでゴリゴリに推していく所存なのです。

『俺の家の話』は長瀬智也くんと脚本家・クドカンこと宮藤官九郎さんのレジェンドタッグでおくる王道のホームドラマ。この二人が届けてくれた伝説のドラマ『池袋ウエストゲートパーク』、『タイガー&ドラゴン』、『うぬぼれ刑事』や映画『真夜中の弥次さん喜多さん』等など忘れがたいでしょう?  そんな2人が11年ぶりにタッグを組むのも興味深いけど、何といっても3月でジャニーズ事務所を退所する長瀬くんのジャニーズ最後のドラマとあって、これはもう何がなんでも見ていただかなくっちゃなのよ。

『IWGP』からずっと密着取材をさせてもらっていたアツも思い出が盛りだくさんなんだけど、長瀬くんとクドカンのコンビって、いつもすっごく刺激的じゃない? 決して馴れ合いにはならず、表面上はあくまで冷静に見えるんだけど、お互い心の底では「おぅ、やってやろうじゃねーか」とギラギラ熱い闘志を燃やして臨戦態勢にいる感じがたまらないのよ。

『タイガー&ドラゴン』の時も「昼は噺家、夜はヤクザ」という相反する2つの顔を持つ男を演じていたけれど、今回、長瀬くんが演じるのはスタープロレスラーとして人気者だった観山寿一。今は年齢やケガもあって細々と活動する身。そんな彼の元に、人間国宝で能楽師の父・寿三郎(西田敏行)が危篤との報が入る所から物語が動き出すの。20年以上、家出したまま音信不通だった長男・寿一が突然、帰ってきたことに驚く長女・長田舞(江口のりこ)や次男・踊介(永山絢斗)たち家族。そんな折、一命を取りとめた寿三郎がとんでもない爆弾発言をし、観山家は揺れに揺れるというクドカンワールド全開の、生ぬるくはないホームドラマなの。

でね、何が驚いたって、もうスポットを見て皆さんも感じたと思うけど長瀬くんの体型よ。あの細マッチョな長瀬くんが一回りも二回りも大きくなっていて、ロン毛だったこともあって、後ろ姿を見た時には誰だか分からなかったぐらい。でっかい人がいるなぁと思っていたらまさかの長瀬くんでビックリよ。

彼の場合、今までも役によって髪型を変えたり、体型の少しの変化はあったけど、ここまでの変貌は初めて。よく「太るのも痩せるのも自分の責任」と言って体作りには人一倍、気を使っていた長瀬くんだから「ただ単に太った」わけじゃないのは明白。案の定「太るのは難しかった」そうなの。「もちろん食うのが一番でひたすら食うんだけど、トレーニングをしながら体重を増やしていったから大変だった」んですって。

クドカンとは11年ぶりのタッグだけど「自分たちも何ができるのかワクワクして、宝箱を開けるような感覚だった」そうで、いろんな話をして「初めての親子の話」にたどり着いたとか。さらに能とプロレスという結びつかないような組み合わせも、長瀬流に言うと「人を楽しませようという思いは一緒」とさすがな回答。クドカン作品はぶっ飛んだ設定のものも多いけど「実はちゃんと伝えたいことがある。伝えるためには俺も手段を選ばないしなんでもやる。バカだな、ありえないだろって言われてもいい。伝えたいことを俺なりに全力で届けたいと思ってる。楽しみながら」と熱いお言葉。もうこんなこと聞かされたら惚れ直しちゃうじゃないね。

それに西田さんや寿三郎の一番弟子役の桐谷健太くんとは『タイガー&ドラゴン』でも共演した仲だし、他にも謎めく介護ヘルパー役には戸田恵梨香さん、寿一と離婚した元妻役は平岩紙さん、寿一を慕うプロレスラー役で期待の井之脇海くん、そしてそしてなにわ男子の道枝駿佑くんに、寿一の息子役でジャニーズJr.の羽村仁成くんが大抜擢と、実力派の異色メンツがズラリ。一筋縄ではいかないクドカン流ホームドラマなので、グダグダ説明するより「とにかく見れば分かる」と思うのよね。

綺麗なお姉さんのいる「長瀬くんちの話」
 ま、タイトルにひっかけて『長瀬くんちの話』もちょっとお話すると、彼の家は女系家族で、かつてはおばあちゃんとお母さん&お姉さんと暮らしていたの。TOKIOの武道館コンサートにご家族でいらして、メンバーがいつも「長瀬のお母さんはすらっとした美人で、何しろいい匂いがする」と評判で。お姉さんが結婚した時も、長瀬くんは義兄となった人とすぐに仲良くなって「〇〇ちゃんがいい人でさ。昨日も一緒にご飯を食べて遊んだんだ」なんて言っていてね。

実家暮らしの時はいっぱいいる地元の男友達が遊びに来たり、デビューしてからも実家に帰る時は男友達が最寄り駅まで迎えに来てくれたり。ワイルドな風貌とは裏腹にホンワカした家族愛に包まれて、すくすく元気に素直に育っちゃいましたって感じで。今は猫派だけど、前は犬派で、TOKIOメンバーもワンちゃんを飼ってる人が多かったから、よく「俺の犬の話」を自慢してたっけ。

もう時効だから言っちゃうと、“あの”元カノが飼っていたワンちゃんを長瀬くんが預かっていて楽屋に連れてくることもしばしば。ワンちゃんと接する時の顔が優しいったらなくて、「ワイルドが台無し」なんてからかって笑いあったものよ。目尻が下がっちゃってメロメロでね。

今は彼自身がニャンコを飼っていて「愛おしい」と、相変わらずメロメロ。だけど、言葉が話せない猫との会話には五感を使って心を通じ合わせているようで、「動物はとても敏感で、俺が何にも言わなくても分かっているかもしれない。お互い言葉じゃない所で伝え合わなきゃいけないから想像もするし、思いやることもする。それは俺らの仕事にも通じる所があると思うんだよね」と長瀬節が炸裂。

ロン毛&髭モジャの大型ワイルド男子なのに、子供のような無邪気で澄んだまっすぐな瞳でニコッと笑う長瀬くん。この人、誰もが言うけど、「努力家の天才役者」ですから。このまま裏方なんかにずっと回っていていい人じゃないものね。ドラマは親の介護と遺産相続の一大バトルも始まり右往左往して目の離せない展開になるし、とりあえず長瀬くんのクドカンドラマを目に焼き付けて。そして皆さん、セカンドステージへと旅立つ彼を応援し続けましょうね。次なる世界でどんなゴングを鳴らすのか、「長瀬智也の話」は決して終わりません。というか、終わらせません、いついつまでも&どこまでも!

当記事はwezzyの提供記事です。

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