滝沢秀明でドラマ化された人気マンガ、今年タイBL美形キャストで実写化

女子SPA!

 2020年、世界中で話題となったタイドラマ。その勢いは収まることなく、2021年はアジア中で実写化されている『花より男子』を制作することを発表。タイ版では『2gether』で大ブレイクを果たしたBrightとWinが演じることが報じられ、さらなる期待を集めている。

そんな中、日本でもドラマ化され、韓国では映画化もされたほどの人気コミック『西洋骨董洋菓子店』(よしながふみ著)がタイで実写化することを発表。

滝沢秀明が主演を務めた日本のドラマ版(フジテレビ系 2001年)では、藤木直人が演じたパティシエ・小野から“魔性のゲイ”という設定が抜かれていたが、今回のタイ版ではBL作品に多く出演するキャストが勢ぞろいするだけでなく、現在発表されているティザー映像からも、その“魔性のゲイ”設定は貫かれたまま、原作に忠実に作られる様子。

◆『西洋骨董洋菓子店』とは?

原作は1999年から2002年まで連載されていた人気マンガ。(以下、ストーリー展開についての言及があります)

小野は高校生の時に恋心を抱いていた橘に思い切って告白するも、“気持ち悪い”と拒否されたことがターニングポイントとなり、“魔性のゲイ”として数々の男を誘惑。それと同時に天才パティシエとして腕を磨き、何の因果か“女性がたくさん来るから”という理由で洋菓子店を立ち上げた橘のもとで働くことに。

その店に、ボクサーとして活躍するも、網膜剝離となり挫折したエイジと、橘の友人であり、同居人の千影と一緒に働きだし、4人の人間模様が描かれて行くのだが、実は橘は幼少期、誘拐、監禁されていた過去を持っていたのだ。

その時の唯一の記憶が、そこで食べさせられたケーキ。橘は過去のトラウマをはらすべく、洋菓子店を立ち上げていたのだった。

再度起きる、橘が過去と重なる連続誘拐殺人事件の犯人捜しというサスペンス的な要素もありながら、恋愛や夢を追っていく4人の姿を、心情の揺れを本当に美味く描くタイドラマでどう表現するのか…きっと期待以上に演出してくれるに違いない。

◆個性的な4人のキャスティングも楽しみ

そしてさらに楽しみなのが、この魔性のゲイであるウェイア(小野)を、『SOTUS』や“とな墓”こと『清明節、彼は僕のお墓の隣にやって来た』に出演するSingtoが熱演するということ。ゲイもそうでない男性もすぐにトリコにさせてしまうにもかかわらず、女性は大の苦手という役をどう演じてくれるのか楽しみだ。

裕福な家に生まれ育ち、自信に満ちあふれ、女性からの人気も高いが、過去のトラウマから逃れられずにいるプン(橘)の役を演じるのは、『My Dear Loser:Monster Romance』や、Singtoも出演していた『Friend Zone』に出演しているLEE。さわやかでスタイルのいい彼はすでにタイでは大人気な役者だが、今作をきっかけに日本でもさらなるブレイクを果たす予感。

日本では滝沢秀明が演じていた元ボクサーでイケメンのクラティン(エイジ)を演じるPLUEMは、『My Dear Loser:Edge of 17』と日本でも放送されている『Our Skyy』でイン役を演じブレイク。なかなか素直になれない役どころを演じていたことも記憶に新しい。

そして、タイドラマの信頼と実績のバイプレイヤーでもあり、『Theory of Love』にも出演していたFOEIは、プー(千影)を演じる。

この個性的な4人が、西洋骨董洋菓子店の4人をどう演じてくれるのか、そして原作のあの世界感をどこまで映像化してくれるのか、今から楽しみで仕方がない。

<文/吉田可奈>

【吉田可奈】

80年生まれ。CDショップのバイヤーを経て、出版社に入社、その後独立しフリーライターに。音楽雑誌やファッション雑誌などなどで執筆を手がける。23歳で結婚し娘と息子を授かるも、29歳で離婚。長男に発達障害、そして知的障害があることがわかる。著書『シングルマザー、家を買う』『うちの子、へん? 発達障害・知的障害の子と生きる』Twitter(@knysd1980)

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