『鬼滅の刃』界に前例ない異変 「残念キャラ」が一番人気へと下克上果たす

しらべぇ


8日より、劇場版アニメ『銀魂 THE FINAL』の公開がスタート。特典のポストカードが公開前より注目を集めていたが、公開後さらなる衝撃事実が判明し、ファンからは驚きの声が続出している。

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■前代未聞の特典


劇場への来場客に特典が配布されること自体は、昨今のアニメ映画では決して珍しくない。しかし『銀魂』が異彩を放っているのは、特典となるポストカードに描かれているのが、「他作品のキャラクター」であること。



それも今をときめく大人気作『鬼滅の刃』のキャラが描かれているということで、発表当初からネット上では大きな話題となっていた。



念のため補足しておくが、同作と『銀魂』の共通点は「『週刊少年ジャンプ』で連載していた」という点のみで、原作者も当然異なる。

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■「銀魂なら許せる」と大ウケ


一歩間違えれば「人気作に乗っかった商法」と受け取られる恐れもあるのだが、この程度のジョークは『銀魂』にとって日常茶飯事。

原作漫画およびアニメではさらに攻めたパロディやメタネタを多数披露しているだけに、今回のポストカードに対しても、「いいぞもっとやれ」「これでこそ銀魂だわ」「他の漫画がやったら炎上しそうだけど、銀魂なら許せる」と、好意的に捉えているファンからの声が多数上がっていた。



そしていざ映画が封切りになると…なんと更なるサプライズがファンを待ち受けていたのである。

■アンタ誰だ…と言いたくなるワケ


『鬼滅』主人公の竈門炭治郎(かまど・たんじろう)と、「柱」と呼ばれる凄腕の剣士9名が描かれたポストカードは全10種類。

和風テイスト漂う画風が大きな反響を呼んでいる…のだが、「柱最強」と名高い岩柱・悲鳴嶼行冥(ひめじま・ぎょうめい)のイラストには全く別のキャラが描かれている。



「悲鳴嶼行…冥?」と自信なさげに名前が表記されたポストカードには、なんと『銀魂』主人公である坂田銀時(さかた・ぎんとき)の姿が。額に傷痕をつけ、目から涙を流し、念仏を唱えている様子は悲鳴嶼さんそのものだが、よくよく見ると手には目薬を持っており、念仏が記されているはずの羽織には「三分の一の純情な感情」「ウンコ投げ機」など、なかなか煩悩の強そうなワードが書かれていた。
(画像提供:のじっちTV @鬼滅の刃さん)
アニメでは声優・杉田智和が悲鳴嶼さんと銀時の役を務めているため、いわゆる「中の人」繋がりのネタである。

■不人気キャラの面目躍如なるか


ここで面白いのが『鬼滅』キャラの中ではあまり人気の芳しくない悲鳴嶼さんが、今回の特典を受けて爆発的な人気を得ている点であろう。

現在公開中の『鬼滅』映画で圧倒的な存在感を放つ炎柱・煉獄杏寿郎(れんごく・きょうじゅろう)を筆頭に、柱の面々は高い人気を誇るキャラが勢揃い。
(画像提供:のじっちTV @鬼滅の刃さん)
しかし「柱最強」にも関わらず、悲鳴嶼さんの人気は著しく低いのだ。これは恐らく「彼に焦点が当たる展開までアニメが進んでいない」「他の柱と比べて見た目が無骨すぎる」「武器は刀でなく、パワーキャラ御用達のモーニングスターを使用」といった点が要因となっており、ネット上ではネタキャラに近い不遇な扱いを受けていることもしばしば。



「悲鳴嶼さんのグッズだけ大量に売れ残っていた…」という悲しすぎる目撃談もしばしば上がっており、彼の懐の大きさを知る『鬼滅』ファンが歯痒い思いをしてきたのは事実である。

ちなみに昨年10月に『ジャンプ』本誌にて発表された人気投票では、悲鳴嶼さんの順位は22位であった。

■めでたく? 「一番人気」の座に


長らく苦渋を舐めてきた悲鳴嶼さんだが、『銀魂』作中で高い人気を誇る銀時に大幅なイメチェンを果たしたことが功を奏し、今回の特典の中ではまさかの一番人気に。

こういったグッズをファン同士がトレードする行為は「お取引」と呼ばれるのだが、過去の『鬼滅』グッズにおいては悲鳴嶼さんの人気は不当に低く、「他のキャラグッズと抱き合わせ」として、オマケ的な役割でお取引の場に上がるケースも非常に多かった。

しかし今回は「悲鳴嶼さんのカード希望です!」「私の煉獄さんと、悲鳴嶼さんを交換して頂けないでしょうか?」といった呼びかけもツイッター上で散見されるどころか、「悲鳴嶼さん」がトレンド上位に浮上。

まさに下克上ともいえる悲鳴嶼さんのフィーバーぶりを受け、古参のファンたちは「悲鳴嶼さんが求められてる…!」「こんな日が来るとは…」と、感動の涙を流しているようだ。

・合わせて読みたい→映画『銀魂』、入場者特典の『鬼魂の刃』イラスト公開 ファンは「普通にかっこいい」

(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ

当記事はしらべぇの提供記事です。

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