「地元を誰かにまかせない」…“クリエイターの地産地消”を目指す新たな取り組み「Rethink Creator PROJECT」とは?

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TOKYO FMで2020年12月31日(木)に放送された特別企画番組「TOKYO FM Rethink Special supported by Rethink PROJECT」。この日は「“Rethink(リシンク)”=あらためて考える」をキーワードに社会課題と向き合うプロジェクト「Rethink PROJECT」と、TOKYO FMの全6ワイド番組とのコラボレーション企画を実施。この記事では、小野寺愛がパーソナリティをつとめる番組「サステナ*デイズ」で放送された内容を紹介します。


(左から)小野寺愛と「Rethink PROJECT」を推進するJT渉外企画室の富久真輝さん

新型コロナウイルス感染拡大から緊急事態宣言、大規模イベントの度重なる中止など、さまざまな事象が複合的に起きた2020年を大晦日に見つめ直し、知恵や力を2021年に集結させるべく放送された特別企画番組「TOKYO FM Rethink Special supported by Rethink PROJECT」。TOKYO FMの生ワイド番組「ONE MORNING」(毎週月曜~金曜6:00~9:00)、「Blue Ocean」(毎週月曜~金曜9:00~11:00)、「サステナ*デイズ」(毎週木曜11:30~13:00)、「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。」(毎週月曜~木曜13:00~14:55)、「THE TRAD」(毎週月曜~木曜15:00~16:50)、「Skyrocket Company」(毎週月曜~木曜17:00~19:48)までの全6ワイド番組・約14時間のなかで、さまざまな切り口から2020年を見つめ直す企画をお届けしました。

この記事では、小野寺愛がパーソナリティをつとめ、「SDGs(エスディージーズ:持続可能な開発目標)」から未来への身近なヒントを探る番組「サステナ*デイズ」の内容を紹介します。

今回のゲストは「Rethink PROJECT」を推進するJT渉外企画室の富久真輝(とみひさ・まさき)さん。“視点を変えれば、世の中は変わる”を理念に社会課題と向き合う同プロジェクト内で、“クリエイターの地産地消”を目指すプロジェクト「Rethink Creator PROJECT」について伺いました。

◆Rethink=あらためて考える

小野寺:2020年、私たちの生活は大きく変わりました。家族の在り方、地域の在り方、仕事への取り組み方……。今までの当たり前が通用しない事態がやってくることを、まざまざと思い知らされた1年でした。本日のテーマは「2020年に考えたこと」。新しい明日を創るために、視点を変えて考えていきます。

今回は、“Rethink”をキーワードに社会課題と向き合うプロジェクト「Rethink PROJECT」の1つで、“地元を誰かに任せない”のキャッチコピーのもと、地域の活性化を目指すプロジェクト「Rethink Creator PROJECT」の活動に迫ります。

まずは、さまざまな挑戦をする「Rethink PROJECT」について。サイトを拝見したのですが、キーワードだけでも伝わってくるものがありました。

富久:ありがとうございます。

小野寺:「視点を変えれば、世の中は変わる」とか、ごみを「ひろう→すてない」視点に変えるとか、「一方向の支援→双方向の協働」とか。それから、この番組のテーマにもなっていますが、“CSR(社会的責任)だけではなくSDGsにしていこう”と。しびれてしまいました。「Rethink PROJECT」について詳しく教えていただけますか?

富久:はい。「Rethink PROJECT」は、「視点を変えれば、世の中は変わる」という大きな理念のもと、“Rethink”という言葉をキーワードにして、これまでにない視点や考え方をいかして社会貢献活動に取り組んでいるプロジェクトです。

◆“地元を誰かに任せない”…新しい取り組みとは?

小野寺:さまざまなプロジェクトがあるなかでも、“地元を誰かに任せない”をキーワードに“クリエイターの地産地消”を目指す「Rethink Creator PROJECT」。どこかの誰かに地域を盛り上げてもらうのではなく、実際に地域で暮らしている人が、地元のいいところを再発見して生きていく……ということですが、どんなプロジェクトですか?

富久:「Rethink Creator PROJECT」は、いまご紹介していただいた「Rethink PROJECT」の一環として、株式会社クリエイターズマッチが提供するカリキュラムを通じて視点を考えて“Rethink”して、それを伝えることができる人材を育成するプロジェクトです。

地元に普段暮らしていると当たり前に感じることでも、その土地を知らない人にとっては魅力的なポイントはたくさんあると思います。そんな魅力をRethinkして発信できる(地元の)クリエイターを育成することで地域創生に繋がれば……という思いから、「Rethink PROJECT」として協賛しています。

小野寺:確かに新しい取り組みですよね。これまでは、その分野に精通している方が都会からやってきて、地元の人が、その方に頼ることが多かったように思います。そこから視点を変えて、“地元に住んでいる人たちでやっていこうよ”っていう取り組みに、すごく共感しました。

富久:ありがとうございます。クリエイターというのは決して特別な存在ではなくて、“地域にいる一人ひとりがクリエイターなんだよ”っていう思いを持って取り組みを進めています。

◆初のオンライン開催をした2020年

小野寺:そんな「Rethink Creator PROJECT」のセミナーは2020年、どのように開催されたのですか?

富久:2020年は全国18会場で実施してプロ・アマチュア問わず多くの方に参加していただきました。セミナーでは、感染症対策の観点から3密を回避して、新たにオンラインでの参加も取り入れるなど、運営側もRethinkしました。

これまでは集合型のセミナーで、チームに分かれてワークショップをおこなう取り組みが中心でした。今年は、オンライン参加者がチャット機能でアイデアを出して、(会場にいる)講師がその場で作品に仕上げる、という面白い取り組みもおこないました。

小野寺:面白いですね! 大会場では、挙手して発言する勇気がない……という人もいるかもしれませんが、チャットなら少し気軽にできますしね。

富久:私もオンラインで参加したのですが、“地元の魅力を発信したい”“クリエイターになりたい”という思いを持った学生から主婦の方まで、本当にさまざまな方々に参加していただきました。

小野寺:オンラインで参加できるということは、たとえば小学生のお子さんでも、保護者の方にサポートしてもらいながらクリエイターになることができそうですね!

富久:まさに、そうです。お子さんならではの視点、発想、アイデアを楽しみにしているところです。

小野寺:出てきてほしいですね!

◆“Rethink”には“前向きな発想”が大切

小野寺:ちなみに、地元を新たに捉えたり、考え直したりするコツはありますか?

富久:物事をポジティブに捉える観点が大切だと思っています。Rethinkと聞くと、“粗探し”や“揚げ足取り”みたいな観点にも繋がりかねないのですが、“さまざまな課題と向き合っていくためには、こういう見方をすれば、実は短所だと思っていたところも長所だよね!”というような前向きな発想が大切かなと。特に今は、感染症などの影響でネガティブな要素も多いとは思いますが、そんな今だからこそ立ち止まって、Rethinkしてみることに意義があるのかなと思います。

小野寺:“ピンチはチャンス”という言葉もありますしね。

富久:そうですね。ちなみに、セミナーでの学びをいかした“挑戦の場”となるコンテスト「Rethink Creative Contest」もおこなっています。2020年に第3回目の開催を迎えたコンテストで、2020年は12月15日におこなわれました。今回のテーマは「あなたに縁のある地域をRethinkして、その地域の魅力を今までにない切り口でアピールするポスターの制作」。

2020年は、全国のクリエイターから約500点もの作品が届きました。その一つひとつの作品に、クスっと笑ってしまうような面白さがありました。“こういうところに地域の魅力があるんだな”と。恐らくその魅力は、地域の外にいる人だけでなく、その地域で暮らしている人たちにも、“私たちの住んでいる地元には、こんな魅力があったんだ”と感じてもらえるような作品でした。(各賞の受賞作品は)Webサイトにも掲載しておりますので、ぜひご覧いただければと思います。

◆地元クリエイターの今後の活動は?

小野寺:「Rethink Creator PROJECT」を通して誕生した地元のクリエイターたちは今後、どのような活躍をされそうですか?

富久:現在もRethink Creatorとしてご活躍いただいている方が大勢おられます。みなさんに共通して言えることは、明るく前向きに、物事を楽しく捉えながらクリエイティブにしていく姿勢があるのかなと思っております。今後も、より多くのクリエイターの方々に活躍していただけるようにサポートできればと思っています。

また、地域の方々が、地域のRethink Creatorにクリエイティブなお仕事を依頼する形ができて、その地域で好循環が生まれてくれるといいなと思います。

小野寺:本当ですね。素晴らしい取り組みだと思いました。どこかの誰かに盛り上げてもらうのではなくて、地域の人たちでやっていこうよと。今の時代っぽい素晴らしいプロジェクトですね。ありがとうございました。

▶▶コンテストの入賞作品なども紹介されている「Rethink Creator PROJECT」公式Webサイト:https://rethink-creator.jp/contest/exam.html

▶▶「Rethink PROJECT」の公式Webサイト:https://rethink-pjt.jp/index.html

<番組概要>
番組名:サステナ*デイズ
放送日時 :毎週木曜11:30~13:00
パーソナリティ:小野寺愛
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/sustaina/

当記事はTOKYO FM+の提供記事です。

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