『監察医 朝顔』望月歩が設定した「“ウッシー”が医者を目指す理由」が深い

しらべぇ




上野樹里が主演を務め、フジテレビ系「月9」史上初めて2クールで放送されているドラマ『監察医 朝顔』第2シーズン(月曜午後9時)。

その新キャストとして、連続テレビ小説『エール』や大河ドラマ『麒麟がくる』などで注目を集める望月歩が、第8話から出演している。

しらべぇ取材班では今回、このタイミングで望月にインタビューを実施。同作で演じる法医学教室のアルバイト・牛島翔真という役どころや、役作りの方法について話を聞いた。

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■「現代っ子」と言われるような男の子




―――望月さんが演じる、「ウッシー」こと牛島翔真はどのような役ですか?

望月:SNSを頻繁に使ったり、「現代っ子」と言われるような男の子です。今まで、何をやっても失敗することもなく、大体のことが全部できて、怒られることもほとんどなく育ってきたんだろうな、と思います。

だからこそ、何も知らないというか、そんなに物事を深く考えていなくて、今が良ければそれでいいや、と思っているようなところがあると思います。


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■ウッシーが医者を目指す理由


―――ウッシーは、特に法医学者になりたいわけでもなりたくないわけでもなく、実家の病院を兄が継ぐため、自分が本当にやりたいことを探している最中、という設定もあります。

一方で、年齢こそ近いですが、望月さんはウッシーとは違って、すでに役者という道を選び、活動されています。共感、という点では難しさもあったのでは?

望月:僕は、ウッシーは法医学をやるかやらないかを決めてないだけで、医者になることに対しては、強い気持ちを持っていると思っています。そういう意味では、自分と一緒なのかな、と。

ウッシーは何でもできてきたけど、兄貴には嫉妬してるというか、ずっと負けてきた。だから、医者になりたい、というよりは、兄貴に勝ちたい、という気持ちを持っているので、医者になろうとしている。

そうだったら面白いな、と思いながら、演じています。


■洋楽はやっぱり難しい?




―――役作りの一環として、ウッシーを洋楽好きにして、普段から洋楽を聴くようにした、と伺ったのですが、そのイメージはウッシーのどのようなところから浮かんだんですか?

望月:一番は直感です。あと、ウッシーはよく、バーにも行く人なんです。交友関係や、育ってきた環境をいろいろ考えてるうちに、多分そういう人なんだろうな、と思いました。


―――直感でそこまで具体的にイメージが湧くんですね。望月さん自身はもともと、邦楽しか聴いていなかったんですよね?

望月:はい。なので、全く知らなくて、洋楽が好きな役者仲間の若林時英に「こういう役をやるから、洋楽の曲を教えてほしい」って、LINEしました。


―――若林さんのオススメの洋楽を聴いてみて、いかがですか?

望月:洋楽はやっぱり難しいですね(笑)。

■役作りで生活リズムを合わせたりも


―――他に役作りで行ったことはありますか?

望月:いろいろ考えて紙に書いたり、(20歳になって)お酒を飲めるようになったので、家で一人で飲んだりもしました。多分この人は、死ぬほど飲んだことがあるだろうな、と思って(笑)。

あと、ウッシーは朝まで飲んでバイトに来たりするので、生活リズムを合わせてみたりもしました。そのときも自分の意識はもちろんありますし、それで実際に、自分に変化があるかどうかはわからないんですけどね。


■最近何かに泣いた?




―――ウッシーは一見、ひょうひょうとし、何でも要領よくこなす一方で、感受性が強く、他人の悲しみを思って涙を流すような顔も持っています。望月さんは最近何かに涙しましたか?

望月:感動するような映画を観たときは泣くんですけど、それはまた別ですよね? 僕、泣かないんです。周りで何か悲しいことがあったり、例えば、身近な人が亡くなったことを聞いたりしても、そういう事象としてしか捉えられないんです。


―――個人的に映画を観て泣くのは、そのストーリーを追体験するからと思っていたのですが、望月さんのように普段の生活で悲しいことがあったときも淡々とされている人が、映画を観て泣くのはなぜなんですかね?

望月:なんだろう。映画を観たときは「悲しい!」と思っているんだと思うんですけど…。難しいですね(笑)。家族が「なんとかなるさ」っていう性格なので、その影響もあるのかもしれません。

■考えている時間がもったいない


―――ウッシーは何でも卒なくこなしてきたわけですが、望月さんは役者のお仕事をする中で、壁にぶつかるようなことはありましたか?

望月;たくさんあります。この仕事を始めてすぐの頃、声がすごく小さくて、レッスンでも何度も注意されていました。それが直るまでもすごく時間がかかりましたね。


―――声の大きさについてはある程度基準があるのかなと思うのですが、中には、正解がわからないような課題もあると思います。それに対しては、どんな風に向き合っていますか?

望月:考えてもわからないことに対しては、自分の中で悩んでも結局わからないことのほうが多いので、悩まないようにしています。

考えてる時間がもったいない、と思っちゃうタイプなんです。役者って体現する仕事だし、考えてわからないことはやってみるしかない、という感じですね。


■注目ドラマへの出演もゴールではない


―――今回の月9もそうですし、朝ドラ、大河ドラマなど、望月さんは視聴者も放送枠で認識しているような時間帯のドラマへの出演が続いています。そのことに特別な思いはありますか?

望月:もちろん嬉しいです。でも、デビューしてすぐの頃は、出れたらいいな、ってゴールにしていたのが、いろんな仕事をさせてもらうにつれて、いつのまにか、その後のことを考えるようになったというか。

中学生の頃の自分が月9や大河に出られるとなったら、めっちゃ感動してたと思うんですけど、今はここで満足していちゃいけない、と思っています。

こういう言い方をしてしまうと、今の仕事に集中していない、と思われてしまうかもしれませんが、そうではなくて…。

■『朝顔』の見どころは?




―――いやいや。もっと高いところに目標を設定しているんだ、と応援してくれる人がほとんどだと思います。では最後に、望月さんが思う『朝顔』の見どころを教えてください。

望月:第2シーズンから新しく法医学教室のメンバーに加わったウッシーが、何を思い、どんな風に成長していくのかに注目していただけると、楽しんでいただけるのではないかと思います。

あと、つぐみちゃん(演:加藤柚凪 朝顔と桑原の娘)がめちゃくちゃかわいいです(笑)。


【衣装クレジット】

ジャケット¥65,000−/IKIJI(問)03-3634-6431、ストライプシャツ¥24,000−/KHONOROGICA/HEMT PR(問)03-6721-0882、パンツ¥25,000−/ACANTHUS(問)058-253-2750、靴下¥2,300−/ALORE/Diamond Head co.,ltd(問)058-388-8288、シューズ¥16,181−/BajoLugo/FatheR(問)078-380-5281、スタイリング:山田 梨乃

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(取材・文/しらべぇ編集部・野瀬 研人

当記事はしらべぇの提供記事です。

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