旅館「Azumi Setoda」と旅籠+銭湯「yubune」が来春オープン

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心地よい潮風が漂い、青い海と色鮮やかな樹木や柑橘類に包まれるしまなみ海道。2021年3月、この海道沿いにある美しい島に旅館がオープンする。

世界的なホテリエAdrian Zecha(エイドリアン・ゼッカ)とナル・デベロップメンツが立ち上げた旅館ブランド「Azumi(アズミ)」の旅館「Azumi Setoda」と銭湯付帯型の宿泊施設「yubune」だ。



■旅館「Azumi Setoda」と銭湯付帯型の宿泊施設「yubune」

旅館「Azumi Setoda」は、瀬戸田の地に約140年佇む「旧堀内邸」の貴重な建築様式を活かしながら、日本の伝統建築の手法を用いて改装。

50平米から70平米の計22室の客室に加え、庭園、あずまや、レストラン、バー、ラウンジ、ショップ等で構成される。





新築の別棟として、銭湯付帯型の宿泊施設「yubune」も同時に開業する。銭湯とサウナ、湯あがりラウンジ、客室が備わり、より機能的な側面を持つ“旅籠”として、地域と旅人に幅広く開かれる施設となっている。

■美的であり、歴史的であり、現代的でもある旅館「Azumi Setoda」

建築デザインを監修するのは、京都を拠点とし伝統的な日本建築を主とする六角屋・三浦史朗氏。

室町時代まで遡る茶道のルーツに基づく日本の美学と、現代の多様性ある暮らしとの絶妙なバランスを見出す建築を生み出してきた、数寄屋造り・日本建築の専門家だ。



今回の改修設計では、木や石、土といった自然の生きた素材と、瀬戸田ならではの潮風、日差し、湿気などとの兼ね合いが、良いバランスで呼応するように表現した。

■心地よい曖昧な空間と日本情緒

敷地内は、パブリックスペースとしてレセプションやメインダイニングが配され、プライベートスペースである客間に辿り着くまでに徐々にグラデーションのように静けさが重なっていくような変化を演出している。

ラウンジ等のセミプライベートのような曖昧な空間が、パブリックとプライベートの心地よい行き来を実現した。



敷地中央に美しい庭園が配される一方で、個々の静かな空間で接する植栽の存在も大切にし、各客室には垣根で仕切られ個別に設計された庭が息づく。



1階客室の雪見障子から見える凛とした坪庭や2階客室のバルコニーから見える景観は、当館の中で最も日本の情緒を表現している風景だ。

■「Azumi Setoda」が演出する豊かな食体験



瀬戸田という土地は、年間を通して新鮮な魚介類、柑橘類、野菜等に恵まれている一方で、古代には地理的な特徴としてアジア大陸からのシルクロード等を経由して多様な異文化が交差する地点であったと言われる。

旅館で味わえる料理は、かつての堀内邸に招かれたような食体験を表現すべく、古の時代に海を渡ってきたと推測されるハーブやスパイス等を用いながらも、豊かな自然環境で育てられた地元食材を掛け合わせたものだ。



しまなみ海道を楽しみ、宿の建築様式を肌で感じ、瀬戸内の幸で口福を。

価格帯:Azumi Setoda 約65,000円(朝食込み)~ / yubune 約20,000円~
住所:広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田269
Azumi Setoda:http://azumi.co/setoda
yubune:http://azumi.co/yubune

※価格は税・サ別

(MOCA.O)

当記事はIGNITEの提供記事です。

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