「変異種」は間違った用語 ロンドン拠点の免疫学者が「変異株が正しい」と指摘

ガジェット通信



新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が、感染者が増大しているイギリスと南アフリカでそれぞれ変異したものが確認され、日本でも滞在歴のある7人(イギリス6人・南アフリカ1人)が感染していることが報告されています。

この変異したウイルスは、「変異種」と報道されることが多くなっていますが、インペリアルカレッジロンドンに拠点を置いている免疫学者・医師の小野昌弘氏(@masahirono)が「間違った用語」と指摘して「変異株」が正しい用語だとツイートしています。


コロナ「変異種」という単語が頻用されているが、新しい「種」ではないので間違った用語だし、語感からも誤解を招く。英国型などで今問題のウイルスは遺伝子配列が少々変異したものに過ぎず、依然として同じ新型コロナウイルスSARS-CoV-2であることには変わらないので、変異株が正しい用語。




海外から空港に到着した乗客の検査を行った国立感染症研究所によると、イギリスの変異株「VOC-202012/01」は複数のモデリング解析でいままでの流行株よりも70%ほど感染性が高い可能性が示唆されるとしています。また、イギリスと南アフリカの変異株「501Y.V2」はそれぞれ「系統としては進化的関連を認めない」としています。一方で「重篤な症状との関連は不明」とされており、ワクチンの有効性への影響についても不明としています。

なお、国際ウイルス分類委員会 (ICTV) の分類体系では「目・科・亜科・属・種・株」に分けられており、厚生労働省の発表では「新型コロナウイルス感染症(変異株)」という用語が用いられています。

感染性の増加が懸念されるSARS-CoV-2新規変異株について (第3報)

https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov/10087-covid19-29.html

※画像はTwitterより

https://twitter.com/masahirono [リンク]

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