藤原紀香『鬼滅の刃』子どもに見せるか否か問題に「私が親ならぜったい見せる」

原作漫画にアニメ、劇場版と『鬼滅の刃』が大ヒットする一方で、血が流れたり首を斬り落とす残酷なシーンがあることから「子どもに見せるか、見せないか」についてネット上やテレビ番組でも議論が交わされている。そんななか女優の藤原紀香がブログで「私が親ならぜったい見せる」と主張して、その理由を綴った。

アニメを見て漫画を読み、映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』に何度も足を運んだいう藤原紀香。自宅のクリスマスケーキは劇場版のキーパーソンとなる炎柱・煉獄杏寿郎を描いたもので、姪っ子と甥っ子には主人公・竈門炭治郎のクリスマスケーキを贈ったというから相当な『鬼滅』ファンであることがうかがわれる。

そんな藤原紀香が『鬼滅の刃』にハマるきっかけとなったのが、鬼を退治する鬼殺隊の最高位「柱」の1人、水柱・冨岡義勇だという。冨岡義勇が竈門炭治郎に「生殺与奪の権を他人に握らせるな!!」と諭すシーンに感銘を受けたそうだ。前後の展開がなければ言葉の真意は伝わり難いが、冨岡は炭治郎に「(妹・禰豆子の)命を簡単に他者の手に委ねるな。最後まで諦めずに抗って守るのだ」と言いたかったのではないか。

藤原紀香は「彼(冨岡)の浴びせかけた言葉は厳しいけれど、それこそが真理。現実なのですよね。強くなること。簡単にあきらめないこと。大切なことを守りたければ」と感じ取っていた。そんな冨岡の想いに「背筋がゾクっとするほど感動し涙が出てきます」と明かしており、さらに炭治郎のどんなに打ちのめされても己を奮い立たせ、逆境に立ち向かって行く心の強さに「震えるほど 心を打たれました」という。そうした『鬼滅の刃』が伝えようとしている大切なテーマを姪っ子、甥っ子とその親である弟夫妻に「正しく深く理解してほしい」と話したそうだ。

それほど熱い思いを持つ藤原だけに、「首が飛んだり、血がすごく出たりするから『このアニメは見てはだめ!』とパパに言われたから見せられない」と話しているママに「私が親ならぜったい見せる」「令和の厳しい時代を生き抜ける強く優しい子に育てたいならば」と訴えたという。

ただ藤原紀香自身は「見てもいないのにダメという大人、見ても心が響かない人」の心理を理解し難いと感じつつも「人それぞれ、ご家庭それぞれで人間が形成されていくわけで、他人になる私にはそこまで責任が持てないから…それ以上はつっこみませんでした」と補足しており、「鬼滅の刃ハラスメント」いわゆる「キメハラ」にならないよう節度を保っているのだろう。

藤原紀香のメッセージに、ブログ読者からは「激しく同意です! 私も義勇さんのあのシーンは何度も何度も見ました! さらに思うのは、主人公がヒーローではないということ。力もない弱音もはく普通の子どもが、ただただ大切な人を守りたいとの一心で、苦しいよ、辛いよと言いながらも必死に鍛錬を積んでいくその精神に感動しました」、「私も同感です。そして炭治郞の澄んだ心が好きです。映画で観た綺麗な青い空のような…鬼滅の刃に出てくるセリフにも感動 そのセリフを思い出し、自分を励ましてます。心に響きます」、「義勇さんの『生殺与奪』の件、中島みゆきさんの『宙船』の歌詞…を思い出しました…」などの反響があった。

「生殺与奪の権を他人に握らせるな!!」はそれを巡る背景もあって深い意味があるようで難しいが、ネット上では『鬼滅の刃』に出てくる数々の名言や印象に残ったセリフが投稿されており、子どもでも分かりやすい言葉もある。竈門炭治郎が窮地に立った時に「頑張れ炭治郎頑張れ!」「俺は今までよくやってきた!」と己を鼓舞するセリフや、「努力は日々の積み重ねだ 少しでもいい、前へ進め!」などは子どもから大人まで素直に共感できるのではないか。

また煉獄杏寿郎が炭治郎に「胸を張って生きろ」と送った言葉はシチュエーションと相まってなおさら胸に響くし、「俺は、俺の責務を全うする!」というセリフに背中を押されて勉強を頑張る子どもや仕事のモチベーションが上がった大人もいるかもしれない。

画像2、3枚目は『藤原紀香 2020年12月26日付オフィシャルブログ「ハマった理由」、2020年12月25日付オフィシャルブログ「メリークリスマス!」』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

当記事はテックインサイトの提供記事です。

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