俳優・廣野凌大「自粛期間に溜まってたものを全部、大爆発させてやろうって思って」インタビュー<後編>

 

大人気インタビュー企画『夢で彼と同棲してみたら…』。
今回も引き続き俳優・廣野凌大さんにお話を伺っていきます!

※本インタビューは12月初旬に実施されたものであり、内容については当時のものです。あらかじめご了承ください。

 

そりゃみんなが心配しちゃうよ

 

 

めるも編集部(以下、めるも):<後編>は打って変わってビターな雰囲気で撮影をお願いします。

廣野凌大さん(以下、廣野さん):よろしくお願いします!

めるも:<前編>のさわやかな雰囲気と後編の雰囲気と、どちらが入りやすいですか?

 

前編はこちらから↓

 

廣野さん:こっち(後編)ですね(笑)。
今までクールな雰囲気での撮影経験が多いので、こういったシチュエーションは動きやすいです。

めるも:そうなると前編の撮影はファンの皆さんにとっても新鮮だったかもしれませんね。
ファンの皆さんといえば、廣野さんはよく体調を心配されることがあるとか……?


廣野さん
:あ、絶対食べ物と睡眠のことでしょ、それ(笑)。

めるも:そうです(笑)。
蒙古タンメンがお好きと伺いましたが、辛いものは大丈夫ですか?

廣野さん:大好物です。
中本の北極もいけます。
僕、タバスコの普通のサイズなら1週間でほぼほぼ…半分以上は使っちゃいますね。
だからうちには業務用のタバスコがあります。

めるも:そりゃファンの皆さんに心配される…。
番組の激辛コーナーの出演依頼とか来そうですね…。


廣野さん
:ぜひ来てほしい(笑)。
僕を応援してくださるファンの皆さんの中には、マネージャーみたいに心身を手厚く心配してくださるかたが多くて。
あと睡眠時間も短いから「廣野、死ぬなよ。」って。

ファンの皆さん、いつもありがとうございます(笑)。

 

 

自問自答の中で高みを目指す

 

 

めるも:廣野さんの周りの俳優さんはどんなかたが多いでしょうか?

廣野さん:毎回どの現場でも、僕が最年少なことが多いんです。
周りは先輩ばかりなので、顔合わせや本読みの時は未だに緊張しますね。

本読みの時はとくに、これからやる作品についても固まっていない時だし、まだお互いに距離のとりかたもわからないタイミングで、空気感もピリッとしているし。

場数を踏んできた人たちばかりだから、現場ではすごく勉強になりますが。

そんな先輩たちのテクニックや動きをこっそり見て自分に取り入れています。
直接聞くのは恥ずかしいんで(笑)。

ああしてる、こうしてるっていう周りの人の全体のニュアンスと空気感をとにかくめっちゃ見てますね。
とくに稽古場で。
小屋入り(公演会場入り)の段階までいってしまうと客観的に見られないから。
稽古中に動画を撮って、見返して、ああでもないこうでもないって練習します。

めるも:盗み見するタイプ?

廣野さん:盗っ人ですよ、僕(笑)。

めるも:(笑)。

直接先輩にこうしたほうがいいよ、って言われたりすることは?

廣野さん:あるけど、悔しいんすよ、それ(笑)。

あ、でも悔しいっていうのには理由があって。
先輩からアドバイスをもらえるのはありがたいし、もちろん完全にそのまま受け取ります。「そう見えてるのか、俺」って。
で、自分の中でしっかり噛み砕いて実践するようにしています。

でも後から「ああ、やっぱ俺できてねぇんだな」っていう自分自身に悔しくなっちゃうんですよ。

めるも:なるほど。前編でもおっしゃっていた「ダメ認定」のお話にもつながるわけですね。
しかし、先輩からするとそこまで考えて動ける後輩はとてもかわいい存在なのではないでしょうか?

廣野さん:きっと僕自身の性格に矛盾がないから仲良くしてくださるんだろうなって思います。
隠さないし、言われたことは受け入れるし、言いたいことはちゃんと相手に伝える。
裏表がない分、先輩たちは僕を扱いやすいんだと思います。

 

 

自粛中のフラストレーション

 

 

めるも:今年は激動の1年だったのではないでしょうか?


廣野さん
:本当に。
9月ぐらいまでいろいろ考えましたね。
2~3月から一時期は配信のお仕事がほとんどになってしまって。

芝居もダンスも練習するにしたって、そもそも外に出られない。
家で台本を読むくらいしかできませんでした。

めるも:当たり前だったことが突然何一つできなくなりましたよね。


廣野さん
:そうなんです。
それまでスケジュールがぎっしりだったのに、いきなり全てがストップして。

じゃあ「仕方ないか」って割り切って、家で趣味に没頭して。
音楽理論を学んだり、曲の打ち込みをやったり。
仕事がなくなったらヤバいなと思ってはいたけど、そればっかり考えてても仕方がないからやれることからやっとこうと。
マグロじゃないですけど、常に走ってないと死にそうでしたね。

現状は必ず回復するって思っていたので希望を持ちつつ、スキルを磨くことは無駄じゃないなと考えて。

舞台に出たいなと思うフラストレーションは日々溜まっていく一方でしたけど、その中で「意外と俺、しんどいしんどいって言ってるけど、やっぱりこの仕事好きなんだな」って再確認させられる時期でもありました。

で、その後にヒプステだったんで、溜まってたもんを全部大爆発させてやろうって思って(笑)。

 

 

空却役はまさに運命だった

 

 

めるも:そういった中、「『ヒプノシスマイク -Divison Rap Battle-』Rule the Stage -track.3-」(以下、ヒプステ)で波羅夷空却役としての出演が決定したんですね。

廣野さん:もう自由にやらせてもらいましたね。
めちゃくちゃ気持ちよかったです!

ヒプステはすごく特別な現場でした。みんなの向かう先が同じで、一直線に突き詰められる。
どちらかというとパフォーマンスとして見せる要素が強いというんでしょうか…クリエイティブな人たちばかりだし。

なにより僕個人として「空却というキャラクターだったから」、というのが大きかったのかもしれません。
趣味も似てるし、背丈も近いし、個人的にお寺の人と家族ぐるみで交流もあったし。
自然と空却としての動きができたような気がしていて。

一番気を使ったところって言ったらライブパートかな?
豪(演出:植木豪)さんから「ライブパートは自由に盛り上げて」と言われていて、毎回、お客さんの反応を見ながら煽りかたを変えていました。

自由度が高いぶん、ふとした瞬間に「俺」に戻ってしまわないよう、普段から本当に「拙僧、拙僧、拙僧」って自分に言い聞かせて。

みんなで作り上げた世界観を壊さないために。
そして脚本の亀田真二郎さんがせっかく素敵な本を書いてくださっているので、僕が足を引っ張らないように。

めるも:ナゴヤ・ディビジョン“Bad Ass Temple”の四十物十四 役:加藤大悟さん、天国 獄 役:青柳塁斗さんとはどんな風にコミュニケーションをとられていましたか?

廣野さん:やっぱり皆もそれぞれのキャラと似通っている部分があって、わりと普段もあんな感じで。
根本的な部分がリンクしてるんですよね。
稽古中、ナゴヤ・ディビジョンで集まって擦り合せをしていてもしっくりくる感じでした。

ちなみに楽屋で、素の自分たちに戻った3人は、みんなでポケモンGOをやってましたけどね(笑)。

めるも:ええ?

廣野さん:塁斗さんがハマってたんです。
僕と大悟が出たポケモンのタイプを当てるゲームしてたりして、ワイワイ仲良く。
素の僕たち3人の関係性は男子校の学生みたいでした。

めるも:空却役について、ファンの皆さんの数あるつぶやきの中で目を引いた異色のキーワードが「上着」でした。

廣野さん:ああ!あれ!
空却なら肩が見えるくらいのダイナミックな動きかたをするよな…って、上着もパフォーマンスアイテムの一つとして考えたんです。

めるも:臆さずに色々と提案をされて。

廣野さん:そのおかげで見せかたの幅が広がって毎公演違う動きができました。

さっきのライブパートの話もそうですが、いろいろな世情があるにも関わらずお客さんが会場に足を運んでくれるわけですから、その日その瞬間にしかできない動きをしてみんなに楽しんでもらいたいなと思っていたし、自分自身にも悔いのないようにしたかったんです。
お客さんの反応一つ一つがほんとうにうれしかったです。

こんなご時世で、いろんな出来事が起こると思うんですけど、こんなふうに人前に立てることへ感謝しながら、そして新しいことにも色々と挑戦していけたらなと思います。

 

 

***

気持ちのいいほどに、内に明確でブレない答えを持ち、日々ストイックに突き進む廣野さん。

自身の及第点のジャッジには、自身が一番厳しい。

着々と夢を実現していく裏には、才能はもちろんですが、きっと人から見えない場所での人一倍の努力の積み重ねがある。

まだ22歳ということに驚きます。

物事を多方面から捉える洞察力と視野の広さ、一方で若い柔軟性を併せ持つ廣野さんの今後には期待しかありません。
今後もめるも編集部は廣野凌大さんのご活躍を応援させていただきます。
この度はたくさんの素敵なお話をありがとうございました!

企画立案・編集・執筆:ナスエリカ(studio KAORO)/カメラ:石原麻里絵(fort)/ヘアメイク:辻有見子(BELLEZZA)

 

★おまけショット★

 

 

 

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<廣野さんの今後のスケジュール>

■廣野凌大 1st DVD『Hero』イベント
日程:1月16日(土)・東京、1月17日(日)・大阪
・URL:https://www.mensscroll.online/blog/2020/12/16/160759

 

■舞台『錦田警部はどろぼうがお好き』
怪盗ジャック=アンリ巡査役で出演
2021年3月11日(木)~3月21日(日)品川プリンスホテル クラブ eX
・URL:https://keidoro-stage.com/

<オフィシャルファンクラブ詳細>
・URL:https://hironoryota.com/

※上記情報は情勢により変更する場合がございます。

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