不朽の名作「鋼の錬金術師」シリーズを一気見しよう!みどころや観る順番は?

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TVアニメ『鋼の錬金術師』公式サイトのスクリーンショット

 

新型コロナウイルス感染拡大にともない、“静かな年末年始”を過ごすことを余儀なくされている今日この頃。それならば、お家で名作アニメを一気見するのはいかがでしょうか?

そこで今回は、一気見にぴったりな心躍るアニメシリーズ『鋼の錬金術師』ピックアップ。あらすじやみどころを制作順にご紹介します。

 

 

鋼の錬金術師(2003年10月~2004年10月放送)

2003年10月から2004年10月までTBS系列などで全51話が放送されました。

荒川弘先生による漫画『鋼の錬金術師』が原作ですが、当時月刊少年ガンガンにて連載真っ只中だったため、ほとんどのストーリーや登場人物の設定が原作とは異なる独自のものとなっています。そのため、原作漫画ファンでも読んでいない人でも楽しめる内容です。

■あらすじ:錬金術が科学技術として発展した軍事国家『アメストリス』に生まれたエドワード・エルリックと弟のアルフォンス・エルリックの兄弟は、幼い頃から抜群の錬金術の才能を持ち、病気で亡くなった母親を蘇らせるために禁術である“人体錬成”を行うものの失敗。エドワードは左脚を失い、アルフォンスは全身を失います。エドワードのとっさの判断でその場にあった鎧へと魂だけは残すことができ、彼はアルフォンスの失った体を取り戻すため、特殊文献の閲覧や研究施設の利用が可能となる“国家錬金術師”の資格を取り、アルフォンスと共に長い旅へと出るのでした。

 

重厚かつポップ、リズムのいいダークファンタジー

ダークファンタジーに分類されるアニメなので全体的に重たい内容の話になってはいますが、ところどころでギャグ要素が入って真面目な雰囲気をいい意味で破壊してくれます。

重厚感のあるストーリーが魅力ですが、フッと息を抜くポイントがあるので、重たい話が苦手という方にもおすすめできる作品です。

 

キャラクターひとりひとりにドラマがある

『鋼の錬金術師』に登場するキャラクターたちには、脇役や敵にまでしっかりとしたキャラ設定があり、それぞれのキャラクターに人間ドラマがあるところが魅力。

エドワードとアルフォンス兄弟はもちろん、推しのキャラクターが見つかるかもしれません。

 

■エドワード・エルリック(CV:朴璐美)

本作の主人公。最年少で国家錬金術師となった逸材。国家錬金術師の証として大総統から名づけられた二つ名は『鋼』。

15歳ですが、短期で子どもっぽい性格をしています。

9歳の頃に出会った女錬金術師イズミ・カーティスから錬金術を習い、11歳の時に弟のアルフォンスと共に、病死した母を蘇らせるため行った“人体錬成”の失敗で、左脚と右腕を失いました。

 

■アルフォンス・エルリック(CV:釘宮理恵)

エドワードのひとつ年下の弟。

10歳の時にエドワードと共に行った“人体錬成”が失敗し体全てを失いますが、とっさにエドワードがその場にあった鎧に魂のみを定着させて一命を取り留めました。

短気な兄とは違い、穏やかで心優しい性格をしています。声は少年のままでありながら、身長は220cmと巨大。

 

■ウィンリィ・ロックベル(CV:豊口めぐみ)

この作品のヒロインとなる人物で、エルリック兄弟の幼なじみ。

両親は彼女が8歳の時に内乱で死亡しており、それ以降は外科医兼機械鎧技師の祖母・ピナコに育てられ、彼女自身も機械鎧整備士となりました。

無類の機械好きで、機械鎧のみならず機械であれば何でも好き。

 

■ロイ・マスタング(CV:大川透)

軍の中央司令部に所属する軍人で、階級は大佐。国家錬金術師の資格も持っており、二つ名は『焔』。

摩擦によって発火する特殊な布“発火布”を用いた手袋を着用し、起こした火種を炎にして対象物を燃やすことが可能です。国を変えるという大きな目標を持っており、そのために大総統の座を狙っています。

 

■アレックス・ルイ・アームストロング(CV:内海賢二)

軍の中央司令部に所属する軍人で、マスタング大佐と同じく国家錬金術師の資格を持っています。軍での階級は中佐、二つ名は『豪腕』。

ことあるごとに服を脱ぎ、鍛え抜かれた肉体を見せびらかそうとするクセが強い一面も。優しい性格をしており、名家出身であるにも関わらず、人を見下さない人間的にも優れた人物です。

 

■ラスト(CV:佐藤ゆうこ)

“ホムンクルス”と呼ばれる“人体錬成”の失敗によって生み出された存在。

伸縮自在な爪を持っており、何でも切り裂きく能力の持ち主。『色欲』の異名を持つ美しい容姿をしたホムンクルスです。

クールな性格をしていますが、感情的になったり、非情になりきれずに詰めが甘かったりと人間的な一面を持っています。

 

■グラトニー(CV:高戸靖広)

『暴食』の異名を持つホムンクルスで、その名の通りあらゆる物を食べてしまう能力を持っています。

食べることしか頭になく、不気味さのあるキャラクター。ラストを慕って行動を共にしています。

 

■ラース(CV:水樹奈々)

『憤怒』の異名を持ったホムンクルスで、エルリック兄弟の師匠であるイズミの子どもがベース。

別の物質と融合することにより、その物質の能力を自在に操ることができる能力を持っています。

原作には登場しないアニメオリジナルのキャラクター。

 

 

劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者(2005年公開)

『劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者』は、無印『鋼の錬金術師』の完結編として、2005年7月に公開されました。観客動員数は110万人を記録。翌年1月に発売されたDVDは限定生産版がデイリーオリコンチャート総合部門で1位を獲得。人気の高さがうかがえました。

■あらすじ:物語の舞台となるのは1923年のドイツ・ミュンヘン。第一次世界大戦の敗戦によって貧困が極まる中、人々は懸命に生きていました。エドワードは18歳になり、ロケット工学を研究。エドワードの同居人であるアルフォンス・ハイデリヒもロケット研究をしており、支援者を得てロケット製作を開始します。しかし、そのロケット製作の裏には、“謎の組織”の陰謀が隠されていましたーー。

 

本作は現実世界を舞台にしており、1923年に実際に起こったミュンヘン一揆やヒトラーの台頭など、その当時の世界情勢を感じさせるストーリー内容となっています。

劇場版だけあってテレビアニメ版を超える迫力のバトルシーンは必見。

また、エドワードの同居人であるアルフォンス・ハイデリヒの声を小栗旬さんが担当しており、この点もみどころのひとつ。

 

 

鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST(2009年4月~2010年7月放送)

2009年4月から2010年7月まで、TBS系列などにて全64話が放送されました。

前述の無印『鋼の錬金術師』とは異なり、ほぼ原作漫画に沿った内容となっています。無印との繋がりはなく、こちらから観はじめても十分楽しめます。

ほぼ原作に沿った内容になってはいますが、より「視聴者に分かりやすく」という観点から、あえて一部のストーリー構成や各キャラクターの登場頻度を変更しており、続きが気になって仕方がない=一気見してしまう作品になっています。

 

 

鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星(2011年公開)

劇場版2作目とはなるものの、無印の『鋼の錬金術師』、劇場版1作目『鋼の錬金術師 シャンバラを征く者』との関連性はなく、テレビアニメ『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』第21話周辺を描いた作品。

全国90スクリーンと小規模での公開だったにも関わらず、初日2日間の観客動員数は10万人を超え、興行収入は1億4,000万円を記録しました。

■あらすじ:失ったものを取り戻すため、『アメストリス』の国中を旅するエルリック兄弟は、首都『セントラルシティ』にある中央刑務所を脱獄したメルビン・ホイジャーという人物に出会います。メルビンは見たこともない錬金術を使い、その錬金術を目撃したエルリック兄弟は詳しく錬金術のことを知るためにメルビンを追いかけて西の大国『クレタ』の国境にある『テーブルシティ』という街に辿り着きました。その街で『黒コウモリ』と呼ばれるレジスタンス組織に所属するジュリア・クライトンという少女との出会い、それをきっかけにその地で起こった惨劇やそこに暮らす民の過酷な歴史、『鮮血の星』にまつわる伝説を知るのでした。

 

本作は、原作では描かれなかったエドワードとアルフォンスの“知られざる旅の途中”が描かれており、劇場版オリジナルストーリーとなっています。

ホムンクルスは出てきませんが、狼と人間が掛け合わされた“狼キメラ”という合成獣が登場し、メルビンや『黒コウモリ』のメンバー、エドワード、アルフォンスの迫力あるバトルシーンがみどころです。

 

 

まとめ

今回は、不朽の名作である「鋼の錬金術師」シリーズについて解説しました。

同じ『鋼の錬金術師』でも2003年版と2009年版では違ったストーリー、違った結末が楽しめます。映像技術の進化なども含め、比較しながら楽しむのもいいかもしれませんね。

WRITER

  • タクマシド
  •        

  • これまでフリーにて色々なサイト、ブログでドラマや映画などのネタバレや考察を書いてきました。アニメ、漫画も大好きで、特にかわぐちかいじ先生の『ジパング』に登場する知る人ぞ知る「アスロック米倉」ファンです。アニメ、漫画の面白い情報やためになる情報を届けられたらと思っています。

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