「亀と山P」活動再開ありえる？　山下智久のインスタが意味深、亀梨ファン激怒も

　山下智久とジャニーズ事務所の関係は、やはり切れていないのだろうか。スポニチAnnex（12月8日付）が、亀梨和也（KAT-TUN）とのユニット・亀と山P名義のアルバム『SI』が今後タイミングを見て発売される予定で、作品のプロモーションでは山下と亀梨が揃う場面があるかもしれないと報じ、ファンは騒然としている。

しかしその後、当該記事は唐突に削除された。一体何が起こっているのか。

山下は2020年10月31日付でジャニーズ事務所を退所。つい最近までカナダで映画『ザ・マン・フロム・トロント』の撮影をしていた。

山下のカナダ行きは突然だった。8月に「文春オンライン」で未成年女性との飲酒や宿泊を報じられたことにより芸能活動自粛となって以降、再び戻ることなく去ったのだ。ジャニーズ事務所との確執が生まれていてもおかしくはないが、案外そうでもないのかもしれない。ジャニーズ事務所関連の仕事は、いくつかまだ続く予定だからだ。

山下智久は「ViVi」（講談社）に「P’s STYLE」という連載をもっており、芸能活動自粛に入って以降は休載していたが、12月23日発売の2021年2月号で復活する。一応これで最終回にはなるが、4ページの拡大版という特別待遇だ。「ViVi」編集部との仕事はジャニーズ事務所時代のものであり、激しい確執があればこのようなエンディングにはならないだろう。

そして山下の退所で何よりファンががっかりしたのは、亀と山Pの完成アルバムをリリースせぬまま辞めたことである。4月に『SI』をリリースしてから東京と大阪でドーム公演が予定されていた亀と山Pだが、新型コロナウイルスの影響でコンサートは中止。アルバムも発売延期で日程が決まらないまま、山下は退所してしまった。

だが、ジャニーズ事務所と昵懇の関係にあるスポニチの報道が確かであれば、亀と山Pの活動再開はありえない話ではないのかもしれない。山下本人も音楽活動を匂わせている。

12月13日、山下は公式Instagramを更新。自宅でアコースティックギターを爪弾く短い動画に加えて以下のようなコメントを寄せていた。

＜約2年前の今頃はコンサートツアーが千秋楽を迎えたところでした。
大勢の方々が当たり前のように、同じ会場に集まり、僕の目の前にいてくれたあの時間は間違いなく、
最高の瞬間でした。
そんな時間をまた、皆さんと一緒に過ごせる日が来る事を信じています。
その日の為に沢山準備をしています。
そして、また会える日を心から楽しみにしています＞

『SI』をリリースするタイミングで亀と山Pのラストライブが行われる可能性もある。しかし、ファンの心中は複雑なようだ。

山下のInstagramを受けてネット上では「亀梨担まだこんな奴の声があるアルバム欲しい？」「2021年はKAT-TUNデビュー15周年　その時期と亀と山Pのプロモーションをブッキングしないでいただきたい。来年は純粋に15周年をお祝いさせて欲しい」「素直に喜べないくらい傷ついてしまったのでどんな気持ちで聴けばいいのかわからない」といった批判も多い。

亀と山Pのアルバムがたとえ無事リリースされることになっても、傷ついたファンの心は癒えない。中途半端に仕事を投げ出すかたちで退所した山下が、信頼を取り戻すのは簡単なことではないようだ。