#金森式ダイエットでも痩せない人に、オメガ3の油をすすめる理由

女子SPA!

 コロナ第三波の中、迎える今年の年末年始。例年、なにかと体重が増えがちな時期なのに、さらに家で巣ごもりを余儀なくされて、ますます体重が気になる人も多いのでは。

そんな“コロナ太り”の解消法として注目したいのが、「糖を徹底的に排除して、脂を積極的に摂って痩せる!」と話題になっている断糖高脂質食。わずか2か月で30㎏と大幅な減量をした金森重樹さんがSNSで発信したところ、フォロワーでも成功者が続出。いまや#金森式ダイエットとしてブームになりつつあります。

◆現代人を悩ます「慢性炎症」という罠

その手法を明かした『ガチ速“脂”ダイエット』は発売即ベストセラーに。そしてこの冬、断糖高脂質食にフォーカスしたレシピ本『ガチ速“脂”ダイエット 極上レシピ大全』が刊行されました。

なにより「ガチ速」で痩せるためには、糖質を徹底的に排除して脂を摂る以外にも、注意するのがポイントがあるのだとか。金森重樹さんに話を聞きました。

「僕自身は、断糖高脂質食だけで体重が落ちたのですが、実践者の中には断糖高脂質食を実践しても痩せない、という人もいました。そこでさまざまな文献や論文を読み漁った結果、たどり着いたキーワードが『慢性炎症』です」

慢性炎症とは、具体的には歯周病やアトピー、リウマチなどのこと。

「身体のどこかに慢性的に炎症が起きていると、これが脂肪を燃やす阻害要因になってしまうんです。炎症に対してビタミンやミネラルが使用されてしまい、脂肪を代謝するのに必要な栄養素が足りなくなる状況に陥ってしまう。

なので、ダイエットを始める方はまず、ニキビやアトピー、歯周病といった炎症の治療もしなくてはいけません。炎症を放置していると、インスリン抵抗性を引き起こしますから。そのうえで、『オメガバランス』に気を配ってほしいんです」

◆テレビCMでも話題のオメガ3とは?

「オメガバランス」「オメガ3」というと、最近では人気タレントを起用した油のCMでも耳にした人がもいるはず。これはいったい?

「オメガバランスとは、オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸の比率のことです。そもそも油は大きくわけて4つの脂肪酸と呼ばれる成分によってできています。飽和脂肪酸(バターなど)、オメガ3脂肪酸(魚やアマニ油・エゴマ油)、オメガ6脂肪酸(大豆油やコーン油など)、オメガ9脂肪酸(オリーブ油など)です。そしてCMで積極的に摂ろうと推奨されているのが、オメガ3です」

このオメガ3やオメガ6は、体内で作ることができないため、食品から摂らなくてはならないもの。そのことからも「必須脂肪酸」と呼ばれています。

「簡単にいえば、オメガ3には炎症を抑える作用があり、逆にオメガ6には炎症を促進させる働きがあります。つまりオメガ3はブレーキ役で、オメガ6はアクセル役といった真逆の働きをしているのです。意識して欲しいのは、オメガ3とオメガ6をなるべく1:1に近づけること。これが健康的なダイエットには欠かせないんです」

なにかと忙しくテイクアウトやデリバリーで済ませがちな私たちの普段の食生活では、ついついオメガ6を取りすぎてしまいかねないのだとか。

「特に外食の多い人だとオメガ3:オメガ6が1:20なんてこともありますね。そのバランスを整えるためにも、オメガ3は食品や必要に応じてサプリメントで摂る必要があるんです」

◆オメガ3を摂りやすいアクアパッツァ

ではオメガ3を積極的に摂るためにはどんな食材がオススメなのでしょうか。

「オメガ3脂肪酸のEPAとDHAは、サケ、マグロ、マスなど脂の多い魚や、カニ、ムール貝、カキなどの貝類に含まれています」

中でも金森さんの最近の定番は、アクアパッツァ。

「アクアパッツァなら、魚介をまるごといただけるのでオメガ3を豊富に摂れる。ここで紹介するアクアパッツァは、調味料もワインも不要。魚は切り身ではなく骨つきの魚を丸ごと入れれば、アサリやハマグリ、ムール貝から出る旨みと合まって、深い味わいの出汁になります」

以下は、『ガチ速“脂”ダイエット 極上レシピ大全 』にも掲載されたレシピ。まとまった休日が取りやすい年末年始こそ、身体を整える食事にチャレンジしてみてもいいかもしれませんね。

(以下レシピ)

【 材 料 】(2人分)

白身の丸魚(写真はキンキ) ……小2尾

アサリ……4個

ハマグリ……4個

ムール貝……4個

グリーンオリーブ……4個

タイム……2本

ローズマリー……1本

水……300ml

オリーブオイル……大さじ1

【作り方】

1.魚はうろこ、えら、内臓を取ってよく洗う。アサリとハマグリは砂抜きをする。

2.鍋かフライパンにオリーブオイルを入れて中火で熱し、アサリ、ハマグリ、ムール貝を入れてさっと炒める。

3.中央に魚を並べ、タイム、ローズマリー、水を加えて蓋を閉めて貝類の口が開くまで加熱する。

4.蓋を開けてグリーンオリーブを加え、水分が半量程度に飛ぶまで煮詰める。

<取材・文/アケミン>

【アケミン】

週刊SPA!をはじめエンタメからビジネスまで執筆。Twitter :@AkeMin_desu

当記事は女子SPA!の提供記事です。

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