下野紘・津田健次郎 【公演レポート】息の合った芝居で魅せた、朗読音楽劇『ACCA13区監察課 Regards,』(画像20点)

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2020年11月8日に舞浜アンフィシアターにて開催された、朗読音楽劇『ACCA13区監察課 Regards,』の公演オフィシャルレポートと公演写真が到着した。また、本公演のBlu-ray & DVD(2021年4月27日発売)の法人オリジナル特典デザインも公開された。

オフィシャルレポート


本公演は2019年10月、台風の影響で中止となり、無観客での映像収録のみ行われた公演を、改めて観客に届けようと再演に至ったもの。スタッフ&キャストが再結集した一夜限りのリベンジ公演だ。さらに今回は、全国の映画館でのライブビューイングと、インターネットでのライブ配信も実施。多くの観客が、キャストによる生朗読×アーティストとACCAバンドによる生演奏のステージを同時に楽しめる環境が用意された。

始まりは、“永遠の別れ”から

冒頭で流れるのは、OVA『ACCA13区監察課 Regards』で描かれたACCA新体制1周年記念祭についてのニュース音声。今回の構成は、本公演と連動するOVAの映像を組み込んだ「完全版」となっているのが大きな特徴だ。

ACCAの“今”を見せたところから時間は遡り、ステージにはシュネー役の悠木碧とアーベント役の上田燿司が登場。アニメでも名シーンのひとつである、シュネーとアーベントの“永遠の別れ”が静かに語られる。そして、シュネーの心情に寄り添うかのように、結城アイラの劇中歌「It's my life」がドラマの余韻を彩る。
ロッタ役:悠木 碧 (c) オノ・ナツメ/SQUARE ENIX・バンダイナムコアーツ
ロッタ役:悠木 碧 (c) オノ・ナツメ/SQUARE ENIX・バンダイナムコアーツ
結城アイラ (c) オノ・ナツメ/SQUARE ENIX・バンダイナムコアーツ
結城アイラ (c) オノ・ナツメ/SQUARE ENIX・バンダイナムコアーツ

シュネーと別れたアーベントは、のちにACCA本部監察課課長のオウルとなるが、その変遷は続くシーンのパインとの語らいで描かれていく。一年前のクーデター騒動の裏で、人知れずやりとりがあったオウルとパイン。『Regards』の陰のキーパーソンともいえる二人のドラマを、上田とパイン役の安元洋貴が時に軽やかに、時に重みを含んだ芝居で、じっくりと聴かせる。
オウル役:上田燿司 (c) オノ・ナツメ/SQUARE ENIX・バンダイナムコアーツ
オウル役:上田燿司 (c) オノ・ナツメ/SQUARE ENIX・バンダイナムコアーツ
パイン役:安元洋貴 (c) オノ・ナツメ/SQUARE ENIX・バンダイナムコアーツ
パイン役:安元洋貴 (c) オノ・ナツメ/SQUARE ENIX・バンダイナムコアーツ

その頃のジーンとニーノは――。

ジーン役の下野紘とニーノ役の津田健次郎がステージの両サイドに立ち、ACCA本部監察課副課長であるジーンと、“役目”から解放され自由に生きるニーノの変わらぬひとときが語られる。ロッタの様子が気がかりなジーンとの他愛ない会話で、ニーノは三人で動物園へ行った時のことを思い出す。幼いロッタとの可愛らしくも微笑ましいやりとり。その中で下野、津田、悠木はそれぞれに、過去の彼らと当時を振り返る今の彼らを巧みに切り替えながら演じていく。
(c) オノ・ナツメ/SQUARE ENIX・バンダイナムコアーツ
(c) オノ・ナツメ/SQUARE ENIX・バンダイナムコアーツ

とある日の5長官会議

結城アイラが歌う「ペールムーンがゆれてる」で一旦幕を閉じると、場は再びオウルとパインのシーンへ。二人は在りし日の5長官を思い出す。ここで、グロッシュラー役の諏訪部順一、リーリウム役の遊佐浩二、パスティス役の緑川光、スペード役の大川透(※声のみの出演)が揃い、そこに安元が加わると、回想で「とある日の5長官会議」が描かれる。個性豊かな彼らの議論は、噛み合うこともあれば、噛み合わないこともあり…。落ち着いた佇まいの中にもわずかな緊張感が含まれたやりとりを、5人のキャストが安定感のある芝居で紡いでいく。
グロッシュラー役:諏訪部順一 (c) オノ・ナツメ/SQUARE ENIX・バンダイナムコアーツ
グロッシュラー役:諏訪部順一 (c) オノ・ナツメ/SQUARE ENIX・バンダイナムコアーツ
リーリウム役:遊佐浩二 (c) オノ・ナツメ/SQUARE ENIX・バンダイナムコアーツ
リーリウム役:遊佐浩二 (c) オノ・ナツメ/SQUARE ENIX・バンダイナムコアーツ
パスティス役:緑川 光 (c) オノ・ナツメ/SQUARE ENIX・バンダイナムコアーツ
パスティス役:緑川 光 (c) オノ・ナツメ/SQUARE ENIX・バンダイナムコアーツ

そんな5長官のエピソードで注目を集めたのは、クーデター騒動以来の再会を果たしたというグロッシュラーとリーリウムのシーンだ。今の二人は、互いにどんな本心を抱いているのか…? その会話を聞き逃すまいと、観客も耳を澄ましているかのような静けさが会場に満ちる。そして、リーリウムが再び口にする、あの名ゼリフ――。ACCAの中枢にいた男たちのドラマは、最後にONE Ⅲ NOTESが歌うOVAの主題歌「Our Place」で締めくくられた。
(c) オノ・ナツメ/SQUARE ENIX・バンダイナムコアーツ
(c) オノ・ナツメ/SQUARE ENIX・バンダイナムコアーツ

パインとオウルのエピローグを経て、ステージには再びONE Ⅲ NOTESが登場。演奏するのは『ACCA13区監察課』のアニメを語る上で欠かせないOPテーマ「Shadow and Truth」。今回、メンバーのFoggy-Dは海外からの映像による参加となったが、エッジの効いたハイテンションなラップで、ボーカルのPON、ベースでACCAの全楽曲を手がける高橋諒と共に熱いパフォーマンスを披露した。
(c) オノ・ナツメ/SQUARE ENIX・バンダイナムコアーツ
(c) オノ・ナツメ/SQUARE ENIX・バンダイナムコアーツ
(c) オノ・ナツメ/SQUARE ENIX・バンダイナムコアーツ
(c) オノ・ナツメ/SQUARE ENIX・バンダイナムコアーツ

ラストは、いつものバーで

ラストは、いつものバーで落ち合うジーンとニーノの語らい。1周年記念祭も無事に終わり、ジーンはロッタのことを考えつつ、改めて自分自身とも向き合う。それはニーノも同じく。これからも思い思いに生きていくであろう二人のやりとりを、キャラクター同様に名コンビとなった下野と津田が、最後まで息の合った芝居で魅せた。
ジーン・オータス役:下野 紘 (c) オノ・ナツメ/SQUARE ENIX・バンダイナムコアーツ
ジーン・オータス役:下野 紘 (c) オノ・ナツメ/SQUARE ENIX・バンダイナムコアーツ
ニーノ:津田健次郎 (c) オノ・ナツメ/SQUARE ENIX・バンダイナムコアーツ
ニーノ:津田健次郎 (c) オノ・ナツメ/SQUARE ENIX・バンダイナムコアーツ

終幕後、キャスト一同が再びステージに並び、観客へ向けて今回の公演への思いを語った。映像収録のみの前回公演ではこうした機会もなかったため、ようやく観客の前で『Regards』を披露できた喜びを、それぞれが口にした。TVアニメ、OVA、朗読音楽劇と展開してきた一連のシリーズは本公演でひと区切りを迎えるが、『ACCA13区監察課』という作品への思いは、より一層深まっていく。この場にいた誰もが、そう感じられる一夜となった。
(c) オノ・ナツメ/SQUARE ENIX・バンダイナムコアーツ
(c) オノ・ナツメ/SQUARE ENIX・バンダイナムコアーツ
(c) オノ・ナツメ/SQUARE ENIX・バンダイナムコアーツ
(c) オノ・ナツメ/SQUARE ENIX・バンダイナムコアーツ

法人オリジナル特典のデザインが一挙公開


本公演のBlu-ray&DVDは、2021年4月27日に発売。生朗読×生演奏による一夜限りの公演の模様を余すところなく収録し、映像特典として出演者のインタビュー映像などを収録する。

■A-on STORE オリジナル特典

キャスト複製サイン入り メインビジュアルイラストシート(B4サイズ)
(c) オノ・ナツメ/SQUARE ENIX・バンダイナムコアーツ
(c) オノ・ナツメ/SQUARE ENIX・バンダイナムコアーツ

ジーン・オータス役:下野 紘、ニーノ:津田健次郎、ロッタ役:悠木 碧、グロッシュラー役:諏訪部順一、リーリウム役:遊佐浩二、スペード役:大川 透、パスティス役:緑川 光、パイン役:安元洋貴、モーヴ役:田中敦子、オウル役:上田燿司の複製サイン入り。

■アニメイト オリジナル特典

マイクロファイバータオル(公演グッズ サーモボトルデザイン使用)(サイズ:200mm×200mm)
(c) オノ・ナツメ/SQUARE ENIX・バンダイナムコアーツ
(c) オノ・ナツメ/SQUARE ENIX・バンダイナムコアーツ

■Amazon.co.jp オリジナル特典

A3クリアポスター(メインビジュアル使用)
(c) オノ・ナツメ/SQUARE ENIX・バンダイナムコアーツ
(c) オノ・ナツメ/SQUARE ENIX・バンダイナムコアーツ

※特典は無くなり次第終了となります。予めご了承ください。
※特典は商品購入時にお渡しします。
※特典は予告なく仕様を変更する場合がございます。

当記事はSPICEの提供記事です。

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