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※画像は、tipwam / Shutterstock.comより
2019年にはTVアニメが20周年を迎え、現在「週刊少年ジャンプ」で連載している漫画の中でも最長寿作品である尾田栄一郎先生による人気漫画『ONE PIECE』。2020年9月には最新コミックス97巻が発売となり、ついに大台の100巻が目前に控えています。
大きな節目を迎えようとしている『ONE PIECE』ですが、100巻を迎える以前に実は今まさに大きな記録を迎えようとしています。
それがなんと原作漫画の連載話数記録。なんと間も無く1000話に到達しようとしているのです。
週刊少年ジャンプ連載
『ONE PIECE』1000話まであと【4話】
Weekly Shonen JUMP
ONE PIECE
4 Chapters to #1000.#ONEPIECE1000LOGS#カウントダウン #countdown #週刊少年ジャンプ51号発売 pic.twitter.com/Iyb2RYjOYk— ONE PIECEスタッフ【公式】 (@Eiichiro_Staff) November 20, 2020
『ONE PIECE』のSNSアカウントでは、カウントダウン投稿企画もスタート。
1話更新ごとに麦わらの一味が投稿され、記念すべき1000話をお祝いするべく盛り上げてくれています。
そんな中、長期連載のジレンマでもありますが、かつてはONE PIECEを読んでいたけど、
「最近は読んでいない。」
「今、どういう展開を迎えているのか知らない。」
という人も結構いたりします。
そこで今回は、現在原作の『ONE PIECE』がどういう展開を迎えているのか。新たに明らかになった真実や、物語の根幹を担うことになりそうな新たな謎などを、徹底解説していきます。
原作コミック97巻までの内容を紹介してしまうので、まだTVアニメで明かされていない展開などにも言及しているので、その点については予め注意してください。
※以下、ネタバレを含みます。ご了承の上お読みください
まず今ルフィたちが2020年11月末現在、どんな展開に突入しているのかを紹介します。
現在は江戸時代を思わせるような文化が彩る「ワノ国」を舞台にした物語の第3部が展開中。
ついに、皇帝のように君臨する大海賊「四皇」の一角である「カイドウ」のいる鬼ヶ島に乗り込むことに成功したルフィは、討ち入りを決行します。
今回の敵であるカイドウ率いる「百獣海賊団」には、大看板と呼ばれる3人の最高幹部や、飛び六胞と呼ばれる凄腕の幹部たち、さらには人造悪魔の実を食し、動物の一部を体に宿した能力者やナンバーズと呼ばれる巨大な鬼のような手下を従えています。
しかもカイドウ側には、傘下の海賊として「最悪の世代」の一人、スクラッチメン・アプーや、さらには同じく四皇の一人であるビッグ・マムもカイドウと手を組むことを宣言。ルフィは四皇を一度に2人相手にすることになりそうな状態になっています。
ただし、対するルフィも多くの仲間を従えて立ち向かいます。
ワノ国の侍たちに加えて、最悪の世代であるトラファルガー・ローやユースタス・キッドとも合流。さらには、白ひげ海賊団からマルコやイゾウも駆けつけ、戦いは混戦状態となっています。何よりも、麦わら海賊団に加入を宣言していながら、生死が不明だった王下七武海のジンベエが再登場。とうとう正式に麦わらの一味の仲間として参戦することになりました。
総勢10人となった麦わら海賊団と四皇・カイドウ率いる百獣海賊団の激突は始まったばかり。ここから幹部たちとの戦いが予測されるだけに、今原作を読み始めればちょうどワノ国編のクライマックスを楽しめます。
“全伏線、回収開始。”
このフレーズが原作コミック96巻のCMで使われたのはご存知でしょうか。実は原作95~96巻ではかつてワノ国を治めていた光月おでんの過去のエピソードが描かれるのですが、このおでんが、海賊王であるゴール・D・ロジャー(ゴールド・ロジャー)の船に乗っていたことから、まさに生前のロジャーの航海の模様が最近のONE PIECEでは描かれていました。
ロジャーが最後の島を示すロードポーネグリフを探していたこと、ロジャーがウォーターセブンや魚人島、ゾウなどルフィが辿ってきた島を訪れていたこと、そしてついに最後の島を訪れたロジャーはそこで世界の全てを知ったこと……などなど、その旅路がついに具体的に描かれました。
全貌というほど明らかにはならなかったものの、今まで伝聞でしか描かれなかったロジャーの船旅がしっかりと物語で描かれるのは96巻を迎えるまでなかったので、ファンの多くを驚かせました。
そして、作中に名前だけはかなり前から登場していた最後の島「ラフテル」の語源が、ロジャーがその島で見つけた“何か”をとんだ笑い話と表現したことから“Laugh Tale”と名付けたということが判明しました。
ロジャーが最後の島で見つけた世界の全てや、とんだ笑い話と表現した何かがなんだったのか、などまだまだ謎は残っていますが、『ONE PIECE』がゴールとして描いている「ワンピース(ひとつなぎの大秘宝)」の正体について、物語がとうとう踏み込みはじめています。
近年の『ONE PIECE』で明らかになった衝撃の内容として忘れてはいけないのが、現在のワノ国編の直前に描かれた世界会議(レヴェリー)編。
このエピソードでは、4年に一度開かれるという世界会議に合わせて、ルフィたちがこれまで訪れた島の国王たちが、聖地マリージョアに集結するという様子が描かれます。ルフィ自身はあまり登場しないので、番外編のようなエピソードかと思いきや、『ONE PIECE』の世界の情勢を揺るがすような出来事がいくつも発生。
ルフィの幼馴染であるサボやルフィの父親であるドラゴンが所属する革命軍が、『ONE PIECE』の世界の絶対的な身分として存在する天竜人に宣戦布告を企んでいたり、ついに革命軍が海軍大将と激突したりといった大事件に発展したようです。
この際、なんらかの事件が起こり、それがかつてルフィも訪れたアラバスタ王国に関する内容であったり、何者かの“死亡”を伝える新聞が発行されるようになったこと、さらにはサボの身に何かが起こっていることなどが作中では断片的に描かれ、ルフィたちがワノ国にいる間に世界情勢に異変が起きていることが明らかになっています。
そんな“何か”が起こっていることが描かれる中でも、衝撃を与えたのが謎の存在であるイム様の登場です。登場といってもその姿は細身のシルエットとして描かれているのみで、目元以外は明らかになっていません。
密かに登場したイム様は、世界にたった一人の王などいないということを示すはずの“虚の玉座”に座り、なんと世界政府の最高権力者である五老星がそこへひれ伏します。
世界の均衡を語り合う五老星が「ここらで一度大きく掃除する必要があるな」と語り、イム様に「歴史より消すべき灯(ともしび)がまたお決まりでしょうか?然らばその者の名を!!」と、まるで何者かを世界から消してしまうのかと思わせる要求をします。
世界を牛耳っていると思われた五老星すらも、従えるこの謎の存在イム様。『ONE PIECE』の世界を裏で統べているのは、もしかするとこのイム様なのかもしれません。自由を謳うルフィにとっては、いずれは障壁となるであろう存在なのは確か。『ONE PIECE』という物語でルフィが最後に戦う宿敵がこのイム様となることはあり得ない話ではないでしょう。
最近の『ONE PIECE』を読んでいない人には衝撃的な内容として忘れてはいけないのが、“王下七武海”制度の撤廃です。
かつてルフィの宿敵として登場したサー・クロコダイルを始め、ゲッコー・モリア、ドンキホーテ・ドフラミンゴなど、ルフィが相対する障壁として登場してきた、海賊たちに対する抑止力として政府に公認された凄腕の海賊たちが王下七武海です。
ルフィとの戦いなどによって、何度も入れ替わりが発生したこの王下七武海ですが、新たに登場した海軍三大将の一人・藤虎によって、“王下七武海”制度の撤廃が画策されていました。そんな思惑が描かれる中、ついに原作コミック95巻で王下七武海の制度の撤廃が決行されたことが明らかになります。
ルフィとも縁のあったボア・ハンコックや、物語初期より活躍する鷹の目のミホークや道化のバギーといった七武海の面々を海軍が包囲する姿が描かれます。
『ONE PIECE』の世界を構成する一大勢力が崩壊するなんていったい何が起こっているのか? そして包囲された七武海の面々はどうなってしまうのか? ルフィとカイドウの戦いが気になるところではありますが、その裏でも気になる事件が起こっている真っ最中です。
かつて漫画やアニメを見ていたという人ほど懐かしいキャラクターが再登場したり、あの頃に謎だった出来事などが明らかになってきているのが最近の『ONE PIECE』。
ここで紹介している90巻ぐらいから読み始めると、ちょうど現在連載中のワノ国編に追いつけるようになっています。ONE PIECEの連載の中でもまさにこれからが、長い物語の本格的なクライマックスに向かっていくというところなので、最近読んでいないという人も、ぜひこのタイミングで合流してみてはいかがでしょうか。