田中美佐子「毎日凄いディナーショウを観ている気持ち」と自信をみなぎらせる 『よみがえる明治座東京喜劇-ニッポン放送「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」全力応援!!』製作発表会見

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2020年12月9日(水)、都内にて『よみがえる明治座東京喜劇-ニッポン放送「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」全力応援!!』の製作発表会見が行われ、企画を務める高田文夫宅間孝行、田中美佐子、前川清、立川志らくが出席した。
本公演は2部構成になっており、1部が宅間が脚色・演出を務め、田中、前川らが出演する喜劇『こちとら大奥様だぜぃ!』。そして2部は志らくをはじめ、サンドウィッチマン、ナイツ、林家たい平、春風亭昇太らが出演する『ラジオビバリー昼ズ寄席』となっている。高田は「時代が時代なのでひと時でも楽しい時間を過ごしてもらいたいと、明治座さんからお話があり、であれば東京喜劇をやりたいなと。そして喜劇の甲子園みたいな明治座でやりたいなと思った次第」と軽妙な語り口で話す。また「人形町の末廣亭が僕は昔から好きなので寄席と喜劇の両方が出来たら最高なんじゃないかなって」と企画意図を説明し、それを実現できるのは宅間しかいないとリスペクトしていた。

そんな想いを抱く高田からオファーされたのが笑って泣かせるコメディを得意とする宅間。宅間は「豪勢な企画にご指名いただきました。今回笑いがてんこもりです。前向きな笑いに包まれた劇場でつかの間の心の癒しになれば」とかっこよく言ったが「中身が本当にくだらなくて明治座が汚れるんじゃないか。そのくらい激しいちょんまげコメディになるのでは」と一抹の不安もよぎらせつつ意気込みを見せていた。

第1部の主人公・庄内藩ならぬ庄毛内藩(しょうもないはん)の大奥様役を演じる田中は、昨年宅間と舞台で共演したのが出会いのきっかけと語り「『来年こんな作品をやろうと思っているんだけどどうする?』と宅間さんからLINEをいただいて「出る!」と即答しました」と笑顔を見せていた。そして贅沢なメンバーの存在に触れながら田中は「毎日すごいディナーショウを観ているみたいな錯覚に陥ると思う。絶対、絶対に観ていただきたい」と力を込めていた。

前川は田中演じる大奥様を困らせる“バカ殿”藩主役を演じる。前川は「今回は歌がない仕事だ」とマネージャーから言われて引き受ける事にしたと語るが「私は台詞を覚えるのが大っ嫌いで(笑)。高田さんからは適当にやっていいですよと言われたが台本を観たら結構台詞も多くて!高田さんはここまで人を困らせるのかと思いました」と愚痴混じり。ついには「私個人的には(舞台を)観に来なくていいですから」とネガティブ発言で笑わせていた。ちなみに宅間によると前川の役は「ぶっとびまくっている」役だそうで、台詞を削ってほしいと口にする前川に「むしろ増やしていく方向で」とツッコんでいた。

そして2部の寄席最終日のトリを務める志らくは「これだけのメンバーの中で大トリを務めるのは大変に誇らしく自分でもすごいなと思っていましたが、今日高田先生にお会いしたら『(大トリなのは)スケジュールの都合だから。その日空いているのがお前しかいなかったから』と言われて」と早速笑いで報道陣の心を掴む。「このメンバーに談春がいなくてよかった。あの人は落語は上手いんですが、面白くない(笑)。喜劇だと言っても、みんなが爆笑を取る中で、ひとりだけものすごく陰気な難しい噺をして、シーンとさせてしまうと思いますので、高田文夫先生が見事に斬ってくれたな」と毒舌混じりでさらに笑いを取っていた。
志らくはさらに話を続け、「いろんなメンバーがいる中に、志の輔さんという尊敬すべき先輩がいるんです。もう35年も一緒にいますけど、話をしたのはトータル2分くらいで、ほとんど嫌われていると思います(笑)。その志の輔さんと同じ楽屋にいられるというのは嬉しい限り。私は全身落語家だと思って、35年落語をやってきましたけど、『ひるおび!』や『グッとラック!』といった番組に出ることによって『志らく、お前落語できるのか?』としょっちゅう言われるんです。まるで私が『笑点』の林家三平になったようで、まさかそんなことを言われる日が来るとは思ってなかったんです(笑)。こういうテレビ番組をやっていても、やっぱり志らくは落語家なんだと世間に知らしめるいいチャンスだと思います」とよどみない志らく節を利かせていた。

高田に宅間を本企画の演出を依頼した理由について改めて質問が飛ぶと「思いつき!」とあっさり言い放つ。その言葉に隣で宅間が椅子から転げ落ちそうになりつつ「先生の期待に応えたい」と苦笑いを浮かべながらコメントしていた。また第1部のゲストとして声をかけた松村邦洋に期待をしている事は?と聴かれて「期待はしていません」とバッサリ(笑)。
一方田中はちょんまげコメディというからにはカツラの準備があるだろうと予想していたが未だにその話が来ない事に触れ、「カツラがどうなるのかそこが今いちばん心配しています」と動揺を見せると、宅間が声を上げて笑っていた。

取材・文=こむらさき

当記事はSPICEの提供記事です。

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