ゆきぽよは吉本闇営業芸人より悪質か「行動と発言のギャップ」も..
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※紅白歌合戦が行われるNHKホール(Ned Snowman / Shutterstock.com)
2020年のラストは「嵐の紅白」で間違いないようだ。今年の大みそかに生放送される『第71回NHK紅白歌合戦』の出場歌手が先日発表された。一部のメディアからはジャニーズ事務所に所属するグループが7組選出されていることに疑問を投げかけられ、それに伴って波紋も広がっている。確かに21組が選出された白組の3分の1を占めており、ネット上では「ジャニーズ紅白」とささやく声も少なくない。
言うまでもなく、ジャニーズ勢の筆頭は出場12回目となる嵐だ。そして今年”CDデビュー”をとなったSnow Man、SixTONESの2組が栄えある初出場を決めた。9回目の関ジャニ∞、昨年の初出場に続くKis―My―Ft2、3回目の登板となるKing & Prince、4回目のHey! Say! JUMPも名前を連ねている。こうした出場選考に対し、前出のメディアなどが「NHKはジャニーズ側に忖度しているのではないか」「ジャニーズのファンばかりを優遇し、他の視聴者を無視しているのでは」などとバッシングを強めているが、紅白歌合戦の制作にも遠隔で携わる同局プロデューサーの1人は「言いがかりも甚だしい」と反論した上で次のようにも続けた。
「今年の大みそかをもって日本で歴史を作った人気グループ・嵐が活動を一端、休止する。そういう大きな決まり事があるにもかかわらず、今まで通りの紅白にしようという考えのほうが解せない。だから我々としては、日本の多くの視聴者の方々からも親しまれる嵐が休止する日にふさわしい場を提供するつもり。それに加えて『出場者にジャニーズ所属のタレントが多過ぎる』というのは結果論だ。すべてのグループの選考理由は理にかなっている。逆に言えば、その彼らを選考から外すほうが不自然極まりない。そういう観点から言えば、我々はいい意味で開き直っていますよ。見たくない人は見なければいいです。ジャニーズの参加グループが多いということもプラス材料に考えながら嵐の”メモリアル紅白”にするため現在、さまざまなアイデアを出し合いながら演出を熟慮している真っ最中。当日は何らかのサプライズ演出も期待していただいていいと思います」
驚くことにNHK内部から、今年の大みそかは”嵐のための紅白”となることを認める発言が飛び出したのだ。これに追随する形で芸能評論家兼スポーツライターの後藤茂喜氏からも「一部の某メディアが今年のNHK紅白について”ジャニーズ寄り”となっていることを叩いているのは実を言えば、ある民放局関係者の差し金です」との指摘が出ている。
その後藤氏はこうも言う。
「某メディアのジャニーズに関するバッシング報道をウラで煽っているのは、系列の民放局でプロデューサーから”左遷”された元現場関係者です。以前、ジャニーズ所属タレントのブッキングに自らの不始末によって致命的な失敗を犯したことで社内評価を著しく下げてしまった。その逆恨みで系列メディアにあることないことをしゃべりまくり、ジャニーズに不利な情報を報じさせているのが事の真相。休止する嵐の登場で盛り上がる紅白が面白くないから、その腹いせ的なところもあるのでしょう。その情報については私が日頃働いている朝刊スポーツ紙の職場でもキャッチされています」
魑魅魍魎(ちみもうりょう)とした流れには辟易するが、そういう”外圧”にもめげず嵐には”休止の花道”を静かに歩んでもらいたいところ。都内で行われる無観客ライブ『This is 嵐 LIVE 2020.12.31』と紅白歌合戦のみならず、フジテレビ系列放送の『ジャニーズカウントダウンコンサート』枠の番組(例年通りの放送ではなく新企画を予定)への何かしらの参加も濃厚視されている。今年の大みそかは文字通りに”嵐”が吹き荒れそうだ。
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芸能、スポーツをメインに取材活動を続けているライター