三宅弘城、吉岡里帆ら5人の俳優たちによる濃密な人間ドラマ 赤堀雅秋の新作公演『白昼夢』が上演決定

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2021年3月20日(土・祝)~4月11日(日)本多劇場にて赤堀雅秋1年ぶりの新作『白昼夢』が上演されることが決定した。

何気ない日常に潜む人間の痛みや悲しみや可笑しみを独特の目線で描き、他人の日常を覗き見しているような劇空間を作り出す、劇作家・演出家としてだけでなく映画監督、俳優と多彩な顔を持つ赤堀雅秋。

今回上演が決定した『白昼夢』は、赤堀とM&Oplaysとのコラボ公演。『流山ブルーバード』(2017)に続く第2弾作品であり、赤堀にとっては1年ぶりとなる新作公演だ。出演は、赤堀作品には初参加の三宅弘城吉岡里帆、赤堀作品には欠かせない俳優・荒川良々風間杜夫、そして赤堀本人。社会になじめず「引きこもり」となった弟を持つ兄と、その父親を中心に、現代社会において、落ちこぼれてしまった者たちのもがきと再生を、5人の俳優たちが濃密な人間ドラマとして創り上げる。作・演出の赤堀雅秋よりコメントが届いた。

作・演出:赤堀雅秋


考えたら1 年ぶりの舞台ですが、何だか随分舞台から遠ざかった心持ちです。だから物凄い期待感と不安が入り混じった複雑な状態です。大好きな本多劇場で、大好きな役者たちと濃密な物作りが出来る幸せを噛みしめたい所存でございます。こんな時世ですが、安易に希望を撒き散らすことなく、かといって諦念に酔いしれることなく、それでも生きて行く、そういう物語でありたいと思います。喜劇のつもりです。謙虚に、人間や人生を肯定したいのです。よろしくお願い致します。

あらすじ


高橋家の家主・高橋清(風間杜夫)は、妻を亡くし、次男の稔(荒川良々)と2人暮らしだが、稔は長年引きこもっていて、家庭内での暴力も絶えない。清は、長年のその暴力に耐え続けてきたが、いよいよ臨界点を超えそうだ。
長男の昭(三宅弘城)は、ずっと弟のことを心配し、ちょくちょく実家に顔を出すが、いよいよ埒が明かなくなり、NPO法人の相談室に駆け込み、現状を吐露し、今に至る。
ある日、訪ねて来たNPO法人の若林(赤堀雅秋)と石川美紀(吉岡里帆)。
そして長男の昭も加わり、話し合いがもたれるが、清は外部の人間に現状を話すことを拒み、非協力的。
途方に暮れる昭だが、そこは百戦錬磨の若林が薄ら笑みを浮かべながら優しくリードする。
その若林も、微妙に胡散くさく、石川に至っては腕に無数のリストカットの跡が――。
そして5人の交流が、不毛な終わりのない物語が始まる。
果たして、その先に彼らは希望の灯を見出すことができるのか――。

当記事はSPICEの提供記事です。

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