【おでかけ】出先で子どもがギャン泣き!賢い「予防法&対処法」

ウレぴあ総研

おうちでの生活が続く中、普段のスーパーマーケットへのお買い物や、近所の公園へのお散歩などに子どもを連れ出すと、気分転換になりますよね。

でも、電車やバスを使っての移動中や、店内などで、我が子が泣いたり、ぐずったりして騒いでしまうことも。ときにはギャン泣きしてしまうこともあって、ママとしては気が気ではないものです。せっかくのおでかけも、かえってストレスになってしまいますよね。

そこで今回は、子育て応援アドバイザーのまつばら けいさんに、賢い対処法を教えていただきました!

■乳幼児がギャン泣き!原因と賢い対処法は?

1~3歳までの我が子が、スーパーマーケットの店内や電車の中などでギャン泣きしてしまったらどうすればいいのでしょうか? 原因と対処法を伺いました。

まつばらけいさん(以下、まつばら)「スーパーや電車の中でギャン泣きしている子どもをよく見ていると、うまく自己表現ができないときにギャン泣きして自分の主張を訴えているのがわかります。

これには子どもの発達が深く関わっています。個人差はありますが、例えば年齢ごとに次のことが考えられます」

  • 1歳児:自分の思いを言葉で伝えることができず、泣くことで外に向け表現している
  • 2歳児:言葉は使えるようになってくるが、思いを整理して言葉にすることは、まだむずかしい時期
  • 3歳児:自分の思いがはっきりしてきて、何かが欲しかったり、やりたい、試したいと思ったりと、世界が広がっている。自分の思いと反したときに泣く、怒るなどの方法で表現する
まつばら「対処法は、次の4つの手順で進めると良いでしょう」

  1. しゃがむなどして、子どもの目線まで自分が下り、子どもと目線を合わせる
  2. 子どもの背中をさすったり、手を握ったり、抱っこしたりする
  3. おだやかな声で子どもに語りかける
  4. 子どもとしっかり向き合い、子どもの言い分をくみ取る
まつばら「この方法がわかっていると、こどもがギャン泣きしたときに、困らなくなります。

一方で、道端など何もないところで急に始まるギャン泣きは、抱っこするなどのスキンシップ、その子の好きなおもちゃや遊びに興味を持っていくことで、ストップすることもよくあります」

■外出先でギャン泣きしないための予防法

我が子が、お出かけ先でギャン泣きしないために、おうちでできる予防法はあるのでしょうか?

まつばら「スキンシップや、さまざまな言葉かけなど、日ごろの関わり方が予防になります。私が両親から受けた関わり方の中に、私の子育てのすべてのヒントがあります。

私はかなり変わった子でしたが、両親、とくに母は私を頭ごなしに否定したり、『〇〇するべき』と型にはめたりすることはなく、私の行動についてじっと見守る=私をまるごと認めるスタンスでした。

例えば、私が小学校の高学年になっても、川で小魚をいっぱいすくって遊んだり、畑のそばの彼岸花を何十本も摘んで帰ったりしても、両親はやさしく見守ってくれました。

子どもとどう関わるのかという子育ての基本は次の3つだと考えています」

■1.スキンシップ

抱っこする、手を握る、背中をさすってやる。

■2.言葉かけ

まだ小さいから理解できないと決めつけず、次の予定や行動に対して声をかける「今日は〇〇するよ」、「今から〇〇へ行こうね」など。

■3.子どもをまるごと認める

子どもの行動を「好ましいか?好ましくないか?」「正しいか?正しくないか?」ではなく、「この子はどうしたいのかな?」と子どもの気持ちに寄り添う。

まつばら「ここにあげたことは、ひとつの愛情の形です。子育ての基本、その根底にあるのは子どもへの『愛』だということを思い出してください。愛から生じる行動であれば、これ以外でもよいのです」

■ギャン泣きシーンのママの心がまえ

我が子がギャン泣きしたとき、ママは周囲への迷惑が気になり、焦ってしまいますよね。ママはどんな心がまえで行えば良いのでしょうか。

まつばら 「一言で言うと、ママが子どもに対して“ひるまない”ことです。『あなたのことは認めているよ』という寄り添いの姿勢を見せるとともに、譲れない線はハッキリ伝えなければいけません。具体的には、

  1. 軽く深呼吸して気持ちを落ち着ける
  2. 周りの反応を過度に気にしない
  3. 子どもの主張をすべて聞き入れる必要はない
です。

まず、深呼吸で気持ちを落ち着けることで余裕が生まれ、ギャン泣きに動揺しなくなります。

そして、周りの人の反応はどうしても気になってしまいますが、周りに早く不快な気持ちをなくしてもらうためにも、ママは自分のやるべきことに集中しましょう。

また、子どもの主張通りにしてやれないこともあります。ママはできること、できないことを線引きして、言葉で子どもに伝えましょう。

この3つのステップを実践するだけで、ギャン泣きしたときの対応は今までと大きく違うはずです。

人それぞれ子育てで大切にしたいことは違います。これがママの基本的な心がまえにも大きく関わってきます。つまり『ママの子育ての軸をハッキリさせておく』ことです。

私の場合は『子どもを型にはめない』『自分でできることは自分でさせる』です。あなたが子育ての中で大切にしていることを紙に書き出してみて、それをいつも実践するよう心がけるのがよいと思います」

■他人の子どもがギャン泣きしていたらどうする?

ところで、外出中、他人の子どもがギャン泣きしている場面に遭遇することもありますよね。そんなとき、何かできることはあるのでしょうか?

まつばら「ギャン泣きはいわば、子どもの成長過程で出てくる自然な状態の一つです。また、子育ての軸は人それぞれです。他人がそこに踏み込むかどうかは、タイミングと状況によると思います。

例えば、ギャン泣きの子どもに対して

  • ママが手を焼いて困り果てている
  • ママが周りの目を気にして、大声で叱るなど過剰な反応をしている
  • ママが子どもに手を挙げている
こういった場合には、できればママにひと声かけてあげたいですね。子どもは泣いて自己主張していますが、ママは緊張の頂点です。子どもよりママの気持ちをほぐす、やわらげることが先です」

■ママにかける言葉の例(相手によって変える)

『うちの子もよくやったのよ。大丈夫、みんな通る道だからね。ママがんばってるね!』

『うちの子もときどきやるの。ホント、大変よね!』

まつばら「この一言で、ママの気持ちはどれだけ楽になるでしょう!

その後で、状況や相手によって可能な場合、ギャン泣きしているそのお子さんの背中をさすったり、手を握ったりして穏やかに声かけする行動をママに見せてあげてもよいでしょう。そうすれば、そのママも次のギャン泣きの対処方法がわかると思います」



子どもが外でギャン泣きすると、ママはストレスと緊張がMAXになりますが、ひるまず、「愛」を持って手順通り対処することが大切なんですね。状況によるところもありますが、大きなヒントになりそうです。

【取材協力】まつばら けいさん

子育て応援アドバイザー、(財)絵本未来創造機構 絵本講師(R)シニアインストラクター、(社)日本プロカウンセリング協会認定 1級心理カウンセラー、箱庭療法士。(Instagram)

「ワーママの子育てを絵本のチカラとハッピーアドバイスでワクワクの時間にかえる」をコンセプトに活動中。

当記事はウレぴあ総研の提供記事です。

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