シェアハウスで見た!洗濯機争奪に無関心、高級ブランド大好きアパレル嬢の謎

日刊Sumai

シェアハウスで洗濯機の順番を待つ住人
シェアハウスに住むB子さんは、社会人4年目。関西出身で、大学卒業後、東京に出てきました。シェアハウスには就職と同時に住み始めたので、同じく4年目。東証一部上場の大手アパレルメーカーに勤めています。
Bさんは、通勤時だけでなく、シェアハウス内でも常に華やかなハイブランド品を身にまとって生活していたそう。でも、なぜかシェアハウスの洗濯機は使用しません。一体なぜなのでしょうか。同居していたという不動産コラムニスト・吉井希宥美さんが、その秘密を語ります。
シェアハウスのお約束 、「洗濯機争奪戦」は意外にルールが厳しい!?
シェア生活で困ることの1つに「洗濯機争奪戦」があります。私が住んでいたシェアハウスは、シェアメイト13人に対し、洗濯機が3台しかありません。ほぼ全員が夜に洗濯をしますので、帰宅すると洗濯機は常にガタガタと音を立てて稼働しています。
シェアハウスには、夜11時までに洗濯を終えなくてはならない、というルールがあります。「お急ぎコース」で洗濯しても最低40分はかかるうえ、洗濯機は脱衣所にあり、入浴している人がいると洗濯物が取り出せないので、時間に間に合わず洗濯ができない人が毎日います。そのため、洗濯機の奪い合いが勃発します。
でも、なぜかその争奪戦にいつも参加しない人がいました。おっとりした口調が印象的なBさんです。キッチンで雑談した際に、洗濯機の順番が回ってこないことを話すと「そうなんや。ウチ、近所のコインランドリー使っとるからなあ」と、あまり興味がない様子でした。
コインランドリーを使っているのは、洗濯物を部屋に干したくないので、乾燥機で洗濯物を乾かしたいからだそうです。たしかに、シェアハウス内の洗濯機に乾燥機能はありません。
派手なキャミソールをパジャマに。でも実は毎日同じ…
Bさんのパジャマは、とても派手です。蛍光ピンクのキャミソールにレースやシフォン、スパンコールがあしらわれ、ハイブランド「X」のロゴが大きく背中に入っています。本人によると、普段着として買ったものが古くなったのでパジャマにしている、とのこと。でも、Bさんが乾燥機を使って洗濯物を乾かす、と聞いたとき「このキャミは、手洗いしないと飾りが取れてしまうのでは…」と余計な心配をしていました。
ほぼ毎晩、キッチンでBさんと顔を合わせるのですが、お風呂上がりの彼女はいつも同じ服装。「X」のスパンコール付きのキャミソールです。毎日同じキャミソールだと気付き始めてから数日たった頃でしょうか。シェアハウスのゴミ置き場に行ってみると、あの「X」のロゴ入りキャミソールが捨てられていました。蛍光ピンクの生地と「X」のロゴは、半透明のビニール袋の中に入っていてもはっきり分かります。
ハイブランドの洋服は使い捨てだった
翌日から、Bさんのパジャマはハイブランド「Y」の黄色のTシャツになっていました。どうやらBさんは、洗濯せずに1週間ほどパジャマとして着続けたあとは、洗わずに捨てていたのでした。つまりハイブランドの洋服は使い捨て、コインランドリーで洗うのは下着やタオルなど最低限のものだけのようです。
Bさんと仲のいいシェアメイトによると、社員割引で自社が取り扱う洋服や小物が破格で買えるので、服だけでなく、靴も汚れると捨ててしまうのだとか。Bさんはシェアハウスの中では比較的広い部屋に住んでいますが、室内には服と靴が積み上げられているそうです。
●体験した人/吉井希宥美さん
宅地建物取引士、AFP、家族信託コーディネーター®、相続実務士を所持する不動産コラムニスト。不動産取引や相続相談を行いながら、執筆を手掛ける
イラスト/押本達希

当記事は日刊Sumaiの提供記事です。

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