赤ちゃんの名前に“鬼滅ネーム”が激増の予感…炭治郎、義勇、蜜璃etc.

日刊SPA!

◆今年も手堅かった赤ちゃんの名前ランキング

今年も「たまひよ」が「赤ちゃんの名前ランキング2020」を発表した。2020年1月から9月生まれの男女の赤ちゃん約19万人の名前を分析したもので、その年のトレンドがわかるものだ。

2020年の1位は男の子が「蓮(れん)」で3年連続、女の子は「陽葵(ひまり)」で5年連続1位だ。2位以降も毎年ランクインする名前が多く、人気の名前は数年単位で定着している様子。

また、今年は「凪」が男女ともに急上昇。テレビドラマやアニメなどの影響、新型コロナウイルスの影響なども指摘されているが、近年の特徴として姓名判断を意識した名づけをする親が増えているという。

◆テレビドラマやアニメの影響で「凪」が名づけ人気急上昇

このことについて、姓名学者の八田靖彦氏はこう指摘する。

「人気のある命名用の漢字の中には、字源が悪いものもあります。その点に留意し、しっかりと“その漢字ができた経緯”を調べて、良い理由で成立した漢字を命名に使用することが肝要だと考えます。

たとえば男子名“結翔”、女子名“結月”に共通する“結”の字は、糸+吉の形声文字です。つくりの吉の上部分が刃物の形を表しており、緊張する、終わる、気分が憂鬱になるといった意味も込められています。女性は美貌に恵まれますが、この凶意で離婚など、ポジティブなパブリックイメージが強いこの字とは裏腹に、不運な出来事に見舞われることもあるようです。命名に際しては、こうした点に細心の注意を払うべきと言えるでしょう」

人気ランキング1位の「蓮」や「陽葵」は画数的にも恵まれていることが人気の理由のひとつだ。

「『蓮』は17画で吉です。頑固でやや自信過剰ですが、目標を持って信念に突き進み、トレンドを押さえて世に出ます。典型的な、ベンチャーの創業者タイプです。言葉がキツイので、周囲に労わりの言葉を努めてかけるなど心掛けると良いでしょう。

『陽葵』は32画で大吉。目上の人の引き立てを受け、周囲の協力を得て成功への道を突き進みます。知性と教養があり、素直な性格で明るく穏やかなので、人に好かれます。素敵な結婚もでき、万事旨くいくでしょう。女性は結婚後も、家庭と仕事を両立できます」

◆鬼滅ネームが増える? 炭治郎や蜜璃の姓名判断での運勢

さらに近年の流れを踏まえ、来年以降に人気になりそうな名前についても聞いてみた。

「今年から来年にかけては、日本を席巻した『鬼滅の刃』の影響で、“義勇”、“みつり”(蜜璃)、また“凪”といった、“鬼滅ネーム”からの命名の激増が予測されます。さすがに、“炭治郎”とか“無惨”を、赤ちゃんに命名するという親御さんはあまりいらっしゃらないでしょうが……。“凪”のように、これまでも“薫、操、光、圭”など、ジェンダーレスで使用できるポピュラーな名前が存在しましたが、命名に関してはそれぞれ男性らしい、女性らしい名前をつけた方が、その後の人生は開けると言われています。

余談ですが、『炭治郎』は、9+9+14で32画=男性には大吉です。明晰な頭脳と抜群の行動力で目標に向かって真一文字に突き進み、中年以降は社会で飛躍します。個性が強いため、自ら会社経営などすると吉です。鼻っ柱が強く満足を知らないので、欲深さを抑えることが成功の秘訣です。

『蜜璃』は、16+14画で30画=小吉です。吉凶の波が激しく、波乱に富んだ人生を送ります。用心深くあまり他人を信用しないので、心を開いて良い友達をつくることができません。勘が働くと大成功を収めます。一発当てたら、その貯金を大切にして、堅実に足場固めをすれば、晩年まで乗り切れる可能性はあります」

また、姓名判断の観点から言えば、姓名のバランスとしては姓が一文字(例:“森”、“谷”)、二文字(例:“鈴木”、“渡辺”)、三文字(例:“長谷川”、“五十嵐”)と何文字であるかにかかわらず、名前は二文字以上が適切なのだとか。

姓名判断を気される人は、これらの情報を踏まえた名前を我が子に付けられているのだろう。

◆赤ちゃんの名前ランキングで見えてくる時代の雰囲気

さらに、八田氏はこれまでの赤ちゃんにつけられた人気の名前によってその時代の雰囲気を読み取ることができると話す。

「赤ちゃんに名付けられる名前にも、“流行り廃り”というものが存在します。たとえば、100年ほど前の大正時代は男の子に“正一”、昭和時代の初期には女の子に“昭子”、そして平成元年には“翔平”“成美”など、元号から一字をとった命名が流行りました。また、太平洋戦争中は“勇”“功”“勲”“勝”など、まさに戦争に勝つという意味での時代性が色濃く出た男児名が人気を集めました。

2010年代に入ってからの命名の顕著な傾向として、男子名には“湊”“蓮”“蒼”“新”“岳”など、漢字一字名の台頭が目立ちます。仮面ライダーなど特撮やヒーローもののドラマ、マンガの主人公や人気キャラクターなどに一字名の役名が多く、その役を演じた俳優のファンだったお母さんが、そこから赤ちゃんの命名に取ったものとも考えられます」

信じない人にとってはどうでもいいとは思うが、姓名判断の観点からみると、名づけひとつによって人生さえも変わってしまうという「赤ちゃんの名前」。流行や時勢も意識しつつ、バランスや字画も考慮した名前を付ける親御さんの苦労がしのばれる。<取材・文/松本果歩>

【八田靖彦】

幼少期より日本史に親しみ、日本語の持つ言語的特質に着目。独学で姓名学の研究に入る。 早稲田大学在学中より学園祭など、各種イベントにてブースを出展。 恋愛運、仕事運などの一般鑑定から新生児の命名、企業の社名変更ほか、 18年間の活動で2000件以上を鑑定し、『奇跡の言霊ブログ』は300万アクセスを突破。 個人鑑定では、豊富な社会経験と知識を背景に、相談者の気持ちに寄り添った、 地に足の着いた愛の溢れるカウンセリングで政界、芸能界をはじめ各界にもファンが多い。 過去と未来を行き来する、情熱の姓名学者。

八田靖彦・奇跡の言霊ブログ

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