美容エディターの石山です。コロナの間巣ごもりしているうちに、もう、冬がすぐそこまで。朝晩が冷え込むようになってきて、今、気になるのが他でもない、手の老けのこと。
◆アルコール消毒で手がボロボロ
手荒れじゃないんです、もっと先です。乾燥と冷気だけでなく、今年はなんといってもアルコールによる手の消毒で本当に手荒れ、指あれがひどい! ひどすぎる! ハンドクリームを持ち歩いてこまめに塗っているのですがなかなか……。と思って手をしみじみみていたら、あれえ?なんだか手が老けてる。
手の老けって、シワだけではなくて、血管だったり、印象だったり、もう全体なんですね……。冬は肌年齢が一気に加齢する季節。もちろん、手も例外ではなく、少しでも手の老けを食い止めるアイテムをご紹介したいと思います。
それがこちらの3アイテム。
・北の快適工房 ルミナピール 45g(税抜き2970円)
・北の快適工房 ハンドピュレナ 30g(税抜き2970円)
・日本ゼトック 薬用 消毒ハンドミルク 50g(税抜き700円)
◆ピーリングでポロポロとカスが…
そもそも手が老けてると見える原因は、肌のハリ感の低下、肌のかさつき感、さらには血管の浮き感などが挙げられます。加齢によるもの、それに今年はアルコールによる消毒や手洗い回数の増加で、肌のかさつきがひどくなっていることは皆さん感じているのではないでしょうか?
このハンドピュレナ、手の老けを食い止めるハンドクリームとしてすでに人気を博しているので試した方もいるかもしれません。私のお勧めのお手入れは、就寝前に、ピーリングケアのルミナピールをまず使うこと。ピーリングにより確実に手が白くみずみずしくなるので、その後にハンドクリームをプラスして。
とろりとした液をくるくると擦っていくと間も無くポロポロと細かなカスが出てきます。きれいになった肌にしっかりハンドピュレナを擦り込んで。ピーリングは週に1回ほどがおすすめです。
こちらのクリーム、私は夜だと少し物足りない感じがして、そのあとオイルをプラスしています。ピンクの粒はビタミンE誘導体。肌にボリュームを与える成分、浮き出た血管のケア成分が配合されているのが特徴です。
◆お出かけの時には、肌を潤す心強い消毒薬を
お出かけに欠かせない消毒薬ですが、今回お勧めする「薬用 消毒ハンドミルク」は、手がしっとりして保湿もできる、手指専用の消毒剤。消毒成分はベンザルコニウム塩化物というものです。エタノールは配合されていますが、手指の乾燥は感じません。手指の荒れを気にすることなくいつでもしっかり使えます。
ジェルとミルクの間のような剤で、伸びがよく塗りやすいのもいいですよ。
ベタベタせず持ち運びも楽だから、ハンドバッグには、こんな潤う消毒薬とハンカチが冬の必需品となりそうですね。ほんの少しの気遣いで、手肌の老けが予防&改善できそう……。そんな小さな希望をくれたアイテムたちです。
<文/石山照実>
【石山照実】
小学館で『美的』『CanCam』等に編集者として長年携わった後、美容編集プロダクションbeautyeditor.jpを立ち上げる。2015年、働く人のビジネスをブランディングしサポートするプロフィール写真専門スタジオ「アンナフォト」を恵比寿にオープン。既に500人以上を撮影し、コンサル&メイクレッスンも開催