末期がんの男、25年前の殺人事件で「私がやった。後悔している」と警察に自白(米)

アメリカで25年前に発生し迷宮入りとなるはずだった事件が、ある男からの1本の電話で一気に捜査が進んだ。男は墓場まで持っていくはずだった自らの罪を、末期がんに冒されたことで後悔の念にかられ胸のうちを吐き出すことにしたようだ。『Mirror』『New York Post』などが伝えている。

米アラバマ州モーガン郡にあるディケーター市警察署に今月18日、同州トリニティ在住のジョニー・ドワイト・ホワイテッド(Johnny Dwight Whited、53)と名乗る男から「25年前の事件について自白したい」と電話があった。

遡ること1995年4月26日、当時26歳のクリストファー・アルヴィン・デイリーさん(Christopher Alvin Dailey)が森林の中で2人の猟師によって変わり果てた姿で発見され、警察に通報が入った。

クリストファーさんは頭部に銃で撃たれた痕があり、その日のうちにテネシー川でクリストファーさんが所有する自家用車が沈んでいるのが発見された。その後も警察では捜査が続けられたが、犯人像を掴むことができず未解決事件として25年が経っていた。

しかしジョニーからの電話で、事件は一気に進展した。電話の対応をしたディケーター市警察署のショーン・ムカダム捜査官(Sean Mukaddam)は当時、ジョニーからの電話を「いたずら電話かと思った」と話している。

だがジョニーの自白を聞いて彼の話が事実だと感じ、翌日にムカダム捜査官はジョニー同行のもと犯行現場を訪れた。3時間にも及ぶ現場検証から事件について少しずつ明らかになり、ジョニーは殺人罪で起訴された。

警察は19日の声明でジョニーを逮捕したことを発表し、ムカダム捜査官はジョニーが末期がんを患っていることを明かしたうえで「彼は事件について『後悔しており、自分を恥じている』と話していました。彼は自分が犯したことを胸のうちから吐き出したかったようです」と語った。

しかしながらジョニーがクリストファーさんを殺害するに至った動機については、事件の全貌がはっきりするまで明らかにはできないとのことだ。

またジョニーはクリストファーさんの遺体発見から3週間後、事件とは別に薬物を摂取するためのガラスパイプを所持していたことで警察に逮捕されていたことが分かった。その後もジョニーは交通違反や薬物がらみで度々警察に逮捕されていたようだ。

ジョニーは現在、保釈金1万5000ドル(約156万円)の設定でモーガン郡刑務所に勾留されており、次の法廷で有罪判決が下されるとみられている。

画像は『Mirror 2020年11月21日付「Dying man confesses in phone call to police about committing grisly murder 25 years ago」(Image: Decatur Police)』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

当記事はテックインサイトの提供記事です。

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