『ハリポタ』スネイプ役アラン・リックマン、生前25年に及ぶ日記の出版が決定

映画『ハリー・ポッター』シリーズでセブルス・スネイプ役を演じた英俳優アラン・リックマン(享年69)が、生前に書いていた日記『The Diaries of Alan Rickman』が出版されることになった。2016年に他界したアランは、俳優としてのキャリアが飛躍し始めた1990年代から25年以上にわたって手書きの日記をしたためていた。出版元のキャノンゲートは権利を取得した27冊の日記を編集し、1冊の本にまとめるという。『The Guardian』が伝えている。

『The Guardian』は現地時間21日、2016年にすい臓がんで他界したアラン・リックマンの手書きの日記が、2022年秋にキャノンゲートから出版されることを伝えた。25年以上日記を書き続けていたアランは、いつか本として出版されることを念頭に置いていたそうだ。同社は権利を取得した日記27冊の内容を編集し、1冊の本にまとめて出版する。日記の内容はアランの自身の人生とキャリアに対する思いが記されたもので、ウィットに富み、ゴシップ的であったり率直な意見が綴られているという。

アランはロンドンの王立演劇学校で演劇を学び、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーで活躍した。映画デビュー作『ダイ・ハード』(1988年)でテロリスト集団のリーダー、ハンス・グルーバー役を演じ、世界的に有名になった。1991年の映画『ロビン・フッド』ではノッティンガムの司法官ジョージを演じ、英国アカデミー賞助演男優賞を受賞した。

その後も『いつか晴れた日に』(1995年)、『ラブ・アクチュアリー』(2003年)など数々の作品に出演、2001年からは『ハリー・ポッター』シリーズでセブルス・スネイプ役を演じた。

アランは俳優として躍進しはじめた1990年代初頭から、これらの作品に出演する間もずっと日記に書き留めていたのである。27冊の日記の編集は、雑誌『Scottish Review of Books』の編集者アラン・テイラー氏が担当する。テイラー氏はこれまでに『ピーターラビット』の作家ビアトリクス・ポターや詩人ドロシー・ワーズワースなどが書いたイギリスの田舎をテーマにした日記や詩などをまとめた本『The Country Diaries』の編集を手掛けてきた。

アラン・リックマンを妻として支えた元労働党議員のリマ・ホートンさん(73)は、日記の出版について「とても嬉しく思っています。アラン・テイラー氏は編集者として最高の任命ですよ」と喜びを表している。

「日記は俳優としてのアラン・リックマンだけではなく、彼のユーモアのセンスや鋭い観察力、職人気質、芸術への情熱といった本当のアランの姿を露わにしたものなのです。」

日記ではアランの演劇に対する厳しいレビューや、『ハリー・ポッター』に出演していた当時のこと、また自身が「筋金入りの労働党員として生まれた」といった政治のことを含むあらゆる事柄が綴られているという。

画像2枚目は『Harry Potter Film 2017年1月5日付Instagram「Who else could tell you how to bottle fame, brew glory, and even put a stopper on death?」』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

当記事はテックインサイトの提供記事です。

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