加藤シゲアキ「大事なものが見えた1年」 小説家&アイドル活動への思いを再確認


アイドルグループ・NEWSの加藤シゲアキが21日、新作小説『オルタネート』の刊行記念トークイベントを都内で開催。イベント前に報道陣の取材に応じた。

3年ぶりの新作長編となる『オルタネート』は、高校生限定のマッチングアプリ「オルタネート」が必須となった現代が舞台。SNSの存在に翻弄されていく若者たちの姿を、繊細かつエモーショナルな筆致で表現した。

加藤は「コロナ禍で描くべき作品か悩みました」と打ち明け、「今年学校に行けなった子たちや、いつもと違う高校生活になった方もいると思う。そういった方に改めて学校生活の楽しみ方とか、学校じゃないところでも生きていける部分とか、いろんな希望にあふれた作品になるのではないかと思い直して、今こそ出すべきなんじゃないかと思いました」と語った。

今年6月に手越祐也が脱退し、NEWSとしても変化の年となったが、加藤は「小説に関しては粛々とやらせてもらっていましたし、きっとメンバーも喜んでくれているんじゃないかなと思います」と加藤。メンバーはまだ読んでないそうで、「増田(貴久)くんは今まで1個も読まない。ただ、家に飾ってくれるんじゃないかなと思います」と笑い、「小山(慶一郎)くんにもまだ渡してないですけど、彼は僕の本を順番に読んでいて、前回のエッセイをツアー中に読もうと思っていたみたいなんですけど、『ツアーがなくなったので読む機会をなくした』という言い訳をしています。来年でも読んでもらえればなと思います」と小山とのやりとりを明かした。

12月12日・13日に開催予定の配信ライブ「NEWS LIVE TOUR 2020 STORY」にも言及。「もともと今年4人でやるはずだったライブ。コロナとかメンバーの変動もあってどうしようかという悩みはあったんですけど、メンバーとスタッフと話し合って、3人でも一度作ったものを届けるべきではないか、待ってくれているファンの方もたくさんいるんじゃないかと。実際そういう反響もたくさんあったので」と開催を決めた思いを述べ、「今、絶賛3人でリハーサル。昨日もしてきました」と説明した。

そして、「ニューストーリーになればいいなと思います。僕自身は『オルタネート』は今まで以上に力を入れて臨んだ作品ですし、NEWSとしても年末に『STORY』というライブと、3人で初めてのCDも出るので、今年大きな区切りになって、そこで見えてくる2021年があるのではないか、それがきっと明るいものになるのではないかと、みんなすごくワクワクした状態で仕事に臨んでいます」と期待を込めた。

2020年がどんな年になったか聞かれると、「一筋縄ではいかない年だった。自分を見つめ直す機会にもなりました。自分の作品を見つめ直すこともありましたし、自分は書くことと、NEWSでのアイドルとしての活動ができなくなったことも含めて、すごく悔しい思いをして、悔しいと思っているということはやりたいんだなと感じた」と振り返り、「当たり前が当たり前じゃなくなったからこそ、大事なものがすごく見えた1年でした。これから先やる気の出る1年になったかなと思います」と力強く語った。

当記事はマイナビニュースの提供記事です。

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