東京・天王洲に現代アートのコレクターズミュージアム「WHAT」誕生

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東京・天王洲がアートの街になる。寺田倉庫が現代アートのコレクターズミュージアム「WHAT」が、12月12日(土)にオープンする。

BIEN, “Day For Night”, 2019 Courtesy of Department of Arts Studies and Curatorial Practices,
Graduate School of Global Arts, Tokyo University of the Arts.
Photo by Masataka Tanaka.

■コレクターズミュージアム「WHAT(ワット)」とは

美術品保管を主軸に、美術品修復・輸配送・展示といった分野に加え、画材ラボ「PIGMENT TOKYO」・日本最大のギャラリーコンプレックス「TERRADA ART COMPLEX」などの芸術文化発信施設の運営を通じて、天王洲をアートの一大拠点にするための街づくりに取り組んでいる寺田倉庫。

12月12日(土)にオープンする「WHAT(ワット)」は、寺田倉庫がコレクターから預かり、保管する貴重なアート資産を公開し、その価値と魅力を広く開花させることを目的とした芸術文化発信施設だ。

会田誠, “ちび (「ランチボックス・ペインティング」シリーズ)”, 2016 (C)AIDA Makoto Courtesy of Mizuma Art Gallery  Photo by 宮島径

■オープニングは2人のコレクターの所蔵作品展

12月12日から、2021年5月30日まで開催するオープニングの展覧会「-Inside the Collector’s Vault, vol.1-解き放たれたコレクション展」は、高橋龍太郎氏とA氏という2名の現代アートコレクターのコレクションを展示する。

精神科医である現代アートコレクターの高橋龍太郎コレクションは、「描き初め(かきぞめ)」をテーマに、18作家の約30点を展示する予定だ。

梅沢和木, “ジェノサイドの筆跡”, 2009 Courtesy of CASHI

川内理香子, “Forest of the night”, 2019 (C)Rikako Kawauchi Courtesy of WAITINGROOM  Photo by Shintaro Yamanaka (Qsyum!)

実業家、投資家のA氏コレクションは2000年前後の奈良美智作品を、会期中に入れ替えしながら約40点を展示する予定。

“Slash with a Knife”, 1998 (C)Yoshitomo Nara  Photo by Keizo KIOKU

“If Your Hits All Miss”, 2000 (C)Yoshitomo Nara  Photo by Keizo KIOKU

“悟空”, 1987 (C)Yoshitomo Nara  Photo by Keizo KIOKU

作品の魅力やコレクションしたきっかけを、キュレーターではなくコレクター目線で紹介する、というのはコレクターズミュージアムならでは。「難しい」「敷居が高い」といった現代アートに抱きがちなイメージを一新する存在になることを期待したい。



-Inside the Collector’s Vault, vol.1-解き放たれたコレクション展

会期:2020年12月12日(土)―2021年5月30日(日)
会場:WHAT 展示室 1階、2階( 東京都品川区東品川 2-6-10)
料金:一般1200円、大学生/専門学校生700円、中高生500円、小学生以下 無料
※同時開催 建築倉庫プロジェクト「謳う建築」の入館料を含む

公式サイト :https://what.warehouseofart.org

(冨田格)

当記事はIGNITEの提供記事です。

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