自宅でおいしいコーヒーを淹れるためのこだわりアイテム7選

日刊SPA!

 在宅勤務が日常化し、自宅を本格的に“仕事仕様”にする必要が出てきた今、効率的なリモートワークや自宅時間の充実のために何を買うべきか、各ジャンルのプロが自腹で買ったおすすめを大公開!

◆自宅で本格コーヒーを味わうためのアイテムは?

「リモートワーク中も自宅でおいしいコーヒーが飲みたい! 」

自宅での作業が増える中、ひとときのやすらぎを与えてくれるのが一杯のコーヒーだ。せっかくなら、自分でドリップして本格的な味わいにこだわってみたいもの。

そこで、元タリーズコーヒーの店長で、現在は不定期のカフェ経営も手掛けるお笑いコンビ「コーヒールンバ」の平岡佐智男氏に、「買ってよかった」コーヒーグッズを聞いてみた。

1)kalitaのコーヒーポット

こちらは、平岡氏が15年以上も愛用している銅ポット。いわば相棒ともいえる存在だ。

「自粛期間中には、一日に2リットルくらいまとめてコーヒーを淹れていました。コーヒーをおいしく淹れるコツは、注ぎ口からお湯が垂直に垂れるぐらいゆっくり注ぐこと。ポットが重すぎるとお湯が勢いよく注がれてしまいますが、このポットは0.7リットルという絶妙な大きさで、その心配がない。また長時間、お湯を入れたままでも持ち手が熱くならないのも高ポイントですね」

なにより使い込むうちに表面が剥げて、風合いが出てくるのは銅ならではの味わい。「まるでジーンズのように“育てていく”感じもたまらないですね」と語る。

◆ドリッパーとペーパーフィルターは必須アイテム

2)猿田彦珈琲のオリジナルドリッパー〈Drippen〉(ドリッペン)

5年前のオープン以来、感度の高いコーヒーマニアの間で人気なのが猿田彦珈琲。

「この一見変わった形のドリッパーは、実際に猿田彦珈琲の店舗でも使っているもの。コーヒー豆は、焙煎時に二酸化炭素が発生するのですが、それを抜かないと味わい高いコーヒーにならないんです。このドリッパーは、ペーパーフィルターが型枠に触れる面を限りなく少なくしているので、二酸化炭素を逃してくれる。横漏れももちろんしません。純喫茶風な、ドンとした味わいの深煎りコーヒーが好きな人にオススメです」

さらにこのドリッパー、特徴的なのが組み立て式であること。「かさばらないので登山やキャンプなどのアウトドアシーンにもうってつけ」と平岡氏も太鼓判だ。

3)アバカのコーヒーフィルター

自宅では、ペーパーフィルターを使ってコーヒーを淹れる人が多いだろうが、ワンランク上の味を目指すには、フィルターそのものにもこだわりたいところ。

「競技会のチャンピオンクラスのトップバリスタがこぞって使用していることから、コーヒー好きの間で話題なのが、“アバカコーヒーフィルター”です。両面に施された深いシワと、高い通液性で目詰まりしないためスッキリとした味わいになります。どちらかといえば、最近トレンドの浅煎りコーヒーとの相性が抜群ですね!」

◆同じ豆でも飲み口が変わる金属フィルター

4)Coresのシングルカップ ゴールドフィルター

「この自粛中、コーヒーのフィルターも思うように買えないこともあったのですが、そこで一役買ってくれたのがこちら。金属フィルターはコーヒーのワイルドなおいしさがそのまま抽出できるのが特徴。スッキリとしたコーヒーに飲み飽きたときに、使うといいですね」

また、平岡氏といえば「バターコーヒーダイエット」で2018年の1年間に20kgもの減量を果たしたことでも話題に。

「バターコーヒーには、コーヒーのオイル分もそのまま抽出したほうが効果的と言われています。そこで金属フィルターを使用すると油成分が一緒に抽出されるため、コーヒーの有効成分を逃さず取り入れることが期待できるんです。僕もダイエット中にはこのメタルフィルターを愛用していました」

5)魔法瓶 CoresのB FLASK GRANDE

これからの寒い季節、温かいコーヒーをできるだけ長く楽しみたいもの。

「こちらは、取っ手がないシンプルですっきりとしたデザインで、注ぎ口にあるボールが動くので、フタを閉めたままで360°どこからでも注げるんです。デスクに置いても邪魔にならないし、とにかく“かっこいい”の一言に尽きます。オンライン会議でちらっと写っても、映えを期待できますね(笑)」

◆極めたい上級者にはコーヒーメーカー&ミル

6)HARIOのコーヒーメーカー V60 オートプアオーバー Smart7

コーヒー上級者に言わせれば、たとえ同じ豆でも、お湯の温度や量、抽出する秒数のごく僅かな違いで味が変化していくのだそう。

「“この豆のときは、何度で何秒で何cc”など湯量・湯温・スピードがコントロールできるのが、このコーヒーメーカーです。自粛期間中はとにかく時間があったので、同じ豆でも条件を変えたら味わいがどう変化するか……と定点観測をしていましたね」

もはやコーヒーを淹れるのが、理科の実験のよう。

「いわば結果が正確に出てくるおもしろさがありますね。さらに世界中の有名バリスタのレシピをスマホで選んで再現できるので、自宅にいながらもプロの味わいが楽しめる、自分の好きな味をとことん追求したい上級者には猛烈にオススメです」

7)フジローヤルのコーヒーミル R-220 みるっこ

「実は一番投資してほしい」と平岡氏が語るのが、ミルグラインダーだ。

「これもポット同様、長年の愛用品です。喫茶店でも使っているお店も多い。僕は自粛期間中に1日に何杯もコーヒーを淹れていましたが、これはなにより豆を挽く時間が短いですね。サクッと挽いて快適感がいいなと改めて惚れ直しました」

コーヒー界では、挽いた豆の粒の大きさが均一であることが重視されるのだとか。

「これは粒がきちんと揃っているのがいいですよね。コーヒーミルは新しいものもたくさん出てきていますが、不朽の名作ですね」

味わい深いコーヒーブレイクをかなえるプロ推奨の銘品たち。「違いがわかる男」になるためにも、ぜひ参考にされたい。

【コーヒープレゼンター芸人 平岡佐智男】

芸人「コーヒールンバ」として活動するかたわら、不定期で「SACHIOPIA COFFEE」をオープン。現在は猿田彦珈琲で広報も務める

<取材・文/アケミン、撮影/加藤 岳>

―[[リモートワーク編]プロが買ったもの一覧]―

当記事は日刊SPA!の提供記事です。

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