中村美律子が9カ月半ぶりのコンサート 瑛人の「香水」にも挑戦

 演歌歌手の中村美律子(70)が21日、東京・新宿文化センターで9カ月半ぶりのコンサートを行った。

 2月11日に群馬県太田市で行って以来、284日ぶりのコンサート。久しぶりのステージに「気持ち良かったですわ。やっぱり最高。このために生まれてきたと思う。本当はみなさんとハグして、許されるならチューしたいぐらい」と大喜びだった。

 “浪花の元気印”らしく「とにかく元気を持って帰ってほしい」と、「河内おとこ節」など明るい曲で観客をわかせた。また、新曲「あんずの夕陽に染まる街~ニューバージョン~」をステージで初披露した。飛まつ感染防止のため観客を半分以下の600人に制限し、歓声も掛け声もなし。1曲目の「だんじり」を歌い終えると、「いつもは“ソリャ、ソリャ”ってみんな言ってくれるけど、声出したらあかんもんね。今日は目いっぱい拍手で応援してほしいです」と話した。

 密になることを防ぐため、バンド演奏もなし。その代わりにアコースティックギターの演奏で歌うコーナーを設けて、瑛人のヒット曲「香水」に挑戦した。事務所の社長の提案で歌うことを決めたもの。曲そのものは「孫が歌ってますから」とは知っていたという。

 演歌とは違うリズムに苦労しながらもしっかりと歌い切り、大きな拍手を浴びた。「結構忙しい歌でしてね、歌い出すところがわからへん。サビの繰り返しのところが高音でヒーヒーでしたわ。普段と全然違う曲だから新鮮でした」と笑い飛ばした。さらにヒット曲「島田のブンブン」をレゲエ調で披露し、ファンを喜ばせた。

 コロナ禍で長く歌声を届けられなかった。「とにかくコロナで営業が延期、中止の連続。いつになったら歌えるようになるんかなと思って…」。感染者が再び増加していることから「今日もほんまにやれるんかと不安がてんこ盛りでした」と心境を吐露した。この日も家族に説得されて来場を取りやめたファンもいるという。「元に戻ったらまたできるから、辛抱してねと。でも、私はお客さんが1人になっても歌います。やないと、大阪によう帰らん!」と力強く語った。

 コロナ禍でも、まずは自分が健康でいなければと考え、ジムに週3回通っている。「背筋、体幹、脚、全部鍛えてますよ。ムキムキになったら困りますけどね」と元気いっぱいだった。

 来年の8月25日には、デビューから丸35年を迎える。「いろいろやりたい気持ちはいっぱいある」と話しており、願うのはもちろんコロナの収束。「みなさんにはコロナに打ち勝っていただいて、新しい年を元気に迎えてほしい」と力強く話した。

当記事はスポニチアネックスの提供記事です。

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