1つの道を極めるには…リスナーの質問に、堤幸彦「自分の足りないところを“自覚すること”」

TOKYO FM+

俳優の佐藤二朗がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「いい部屋ネット presents 佐藤二朗のいい部屋ジロー」。佐藤が「いい部屋ジロー」の“大家”、リスナーは“住人”となり、日ごろの悩みや疑問に答えます。11月21日(土)の放送では、前回に引き続き、演出家で映画監督の堤幸彦さんがゲスト出演。大家・佐藤とともに、住人から寄せられたメッセージに答えました。



(左から)佐藤二朗、堤幸彦さん

◆「小さな1歩だけどコツコツと…」(堤)
<住人からのメッセージ>
「“1つの道を極めるのに重要なこと”はなんですか? 俳優の道を極めている二朗さんに、ぜひ教えていただきたいです」(21歳 男性)

そんなメッセージに、佐藤は「これまた堤さんがいるときにいい質問ですね」とうなずくと、堤さんは開口一番「“自分を嫌いになること”じゃないかな」とアドバイス。

「人の見方はいろいろ」としながらも、「自分を好きになっている人は、うまくいけばすごく力を持った人間になるけれども、そういう人って、まわりから見ているととても暑苦しいもの。それよりも、自分の目の前にある仕事、夢に向かってなにかを実現していくときに、“俺って、ここが弱いんだよね”っていうことを知らないと、何にも勝てないと思うんですよね」と説明します。

そう語る自身も「僕は飽き性だし、二朗さんのように博学ではないのでね(笑)。それをちょっとでも克服しようと思って、“本を読まなきゃ”“実際にどこかに行ってモノを見なきゃ”というふうに、本当に小さな1歩だけどコツコツと前に進むことができる。やっぱり、自分の足りないところや嫌いなところを“自覚すること”が、1つの道を大成させる原動力なのでは」と話します。

これに佐藤が「それは堤さんのように映画や映像作品を作る人と、演じるプレーヤーである俳優にも通じますか?」と質問。これに堤さんは、「ある瞬間に、ひらめきとともに憑依しなきゃいけない。“なりきる”ということが必要なので、それを頭で考えてやっている人と、わりと自然に(演じる役が)憑依しちゃう人とでハッキリ分かれます。どっちもうまかったり、どっちもダメな人もいますが、“憑依できる”という行為がスッキリできる人は、勝っている側の役者だなと思います」と語ります。

演出家や監督としての活躍ぶりは言わずもがなの堤さんですが、「特に僕なんかは“自分はプロじゃない”とずっと思っている」と意外な言葉も。例えば、潤沢な予算のある大作の仕事が舞い込んできたとき、「僕みたいなアマチュアがそこに立ち向かっていくにはどうしたらいいか、まずゼロからどう攻めていくか、と戦略を考える。それは、自分の弱いところを知っているからだと思っているので、そういう道筋ができる」と言います。

それが俳優の仕事だったとしても「その法則が(そっくりそのまま)当てはまらないかもしれないけど、役者だって自分のダメなところを知っていればフォローできる」とも。

そんな回答に、佐藤は「『完璧な人が作る作品よりも、コンプレックスがある人のほうがいい』ってよく聞くんですけど、それと似たようなことですかね。僕のまわりのクリエイターも、堤さんを含め福田雄一などみんなそうですけど、なんかコンプレックスがあるような感じがありますもんね」と納得の様子。

これに堤さんが「二朗さんは(コンプレックスが)ないと思うけどね」とツッコむと、「ありますよ! 私なんてコンプレックスの塊!」と全力で否定する佐藤でした。

番組では、住人の皆さんからのメッセージを受け付けています。番組Webサイトからどしどしお寄せください。

次回11月28日(土)の放送も、どうぞお楽しみに!

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聴取期限 2020年11月29日(日) AM 4:59 まで

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<番組概要>
番組名:いい部屋ネット presents 佐藤二朗のいい部屋ジロー
放送日時:毎週土曜 11:00~11:25
パーソナリティ:佐藤二朗
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/jiro/

当記事はTOKYO FM+の提供記事です。

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