台風で浸水した街中の濁流を、木の板に乗り進むネズミ「全ての生き物が助かりたいと願っている」(フィリピン)

自然災害に直面するのは人間だけではなく動物も同様である。そんな動物たちの苦労を、先日台風に襲われたフィリピンで垣間見ることができた。街に溢れ出した濁流を小さな木の板に乗ってサーフィンのように乗り切ったネズミの行動に驚きの声が集まった。『The Sun』などが伝えている。

フィリピンのマニラ首都圏マリキナでは今月14日、台風「Vamco」に襲われて洪水が発生した。これにより街中が水浸しとなってしまい多くの人が避難を強いられ、逃げ遅れた人は木の上に登ってやり過ごし命を繋いだ。

人間でもこれだけ必死に避難する中で、1匹のネズミが驚きの方法で危機を乗り切った姿を捉えた動画がSNS上で話題となっている。

レスキュー隊が撮影した動画には、小雨が降る中でびしょ濡れになった1匹のネズミが小さな木の板の上に乗って濁流を流れていく様子が捉えられている。ここまで来るのに疲れてしまったのか、ネズミはじっとして板の上に乗り「見ろ、生存者だ」と話す撮影者の前をゆっくりと流れていく。その後、ネズミは無事に近くにあった建物の屋上に流れ着いたそうだ。

濁流は水深6フィート(約1.8メートル)もあったと報じられており、この危機を賢く乗り切ったネズミに周囲にいた人は目を見開いたという。目撃者の1人ヤムゾン・サントスさん(Yamzon Santos)は、「ネズミが流れてきた時には驚きましたね。寒さで震えていましたが、あのネズミのサバイバルスキルにビックリです」とコメントしている。

今回の台風では、16日の時点で少なくとも63人が亡くなり多くの行方不明者が出ている。

ヤムゾンさんは続けて「このネズミはただ生き延びたかっただけなのです。今回の出来事は自然災害において、全ての生き物が助かりたいと願っていることを気付かせてくれました」と語った。

この動画を見た人たちからは「賢いネズミだ。よくやった!」「ネズミって実は泳げるはずだけど、このネズミは泳ぐのが面倒だったのかな?」といったコメントがあがっている。

画像は『The Sun 2020年11月17日付「RATA-TO-FLEE Brilliant moment rat SURFS to freedom on piece of wood as Typhoon Vamco devastates the Philippines」(Credit: ViralPress)』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 iruy)

当記事はテックインサイトの提供記事です。

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