在宅勤務と育児の両立を。フレキシブルな働き方を実現する3ステップ


パンデミックが発生する前は、物事のバランスがある程度取れていたのに、どれほどワークライフバランスの必要性が論じられていたことでしょう。

もちろん、当時も多くの人がストレスを感じていましたが、仕事の時間、家族の時間、セルフケアの時間が決まっていて、そのどれかに偏りがあるかどうかという話でした。

しかし今は、これまでにないほど仕事と生活の境目がなくなり、すべてが同時進行します。バランスを取るという概念は、以前のもっとシンプルな頃とは意味が違ってきたように感じられます。

「ニューノーマル」の生活は次のような感じです。

ああ、この大がかりな仕事のプロジェクトをダイニングルームのテーブルで仕上げさせてちょうだい。

おや、子どもがZoomの授業にログインできないみたい。

下の子は緑のカップが欲しかったのに、私が青いカップを渡したせいで癇癪を起こしているわ。

おっと、犬がまた絨毯の上で粗相してるわ。

夢みたいな願望が心をよぎります。
  • こんな生活をしなくて済めばどんなにいいだろう。
  • 必要なものをピンポイントで見極めて、それを明確にする方法が見つけられたらいいのに。
  • スケジュール、育児、仕事量の面で必要な柔軟性を会社に求めることができたらいいのに。

でもちょっと待って! 今こそ3番目の願望を実現すべきときです。今ほど会社が理解を示してくれるときはないからです

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確かに去年の今頃、上司のオフィスに行って「今後は仕事の時間を9時から5時でなく、正午から夜8時にする必要があります。宜しいですか?」と言ったら、 「うん、それはダメだね」と言われた可能性が高いでしょう。

当時は、誰もがオフィスにいて、毎朝スクラムを組み、必要に応じてお互いのオフィスや作業スペースに立ち寄ることができました。そういうことが、チームワークとワークフローには不可欠だと思われていたのです。

しかし、今年は、メール、Slack、ビデオ会議を駆使すれば、急ごしらえの快適なホームオフィスから同僚と協働したり、一貫したワークフローを実現できることがわかりました。

言うまでもなく、上司も在宅勤務をしていて、子どもやパートナーや手間のかかるペットが自宅にいるかもしれません。

上司もこちらと似たような現実を生きている可能性が高く、働き方を調整することは可能であり、調整すべきだとこれまでにないほど認識しているはずです。

また、家に幼い子どもがいるパンデミックのライフスタイルでない上司でも、部下と何カ月もWeb会議を繰り返していれば、画面に飛び込んで来る小さな子どもを目撃しているはずです。部下の家庭生活が垣間見える瞬間ですね。

ですから、上司自身がそういう経験をしていなくても、部下が複数のことを同時進行させていることを垣間見ています。

なるほどね。では、実際にどのように話を切り出せばいいのでしょうか。

1. 会社にコミットしていることを強調する


こちらの都合に合わせて調整して欲しいと頼むと、

・特別扱いして欲しいと暗にほのめかしていると思われないか?

・本気で仕事に取り組んでいないと思われないか?

・子どもがいなくていつでもZoomで会議ができる同僚ほど仕事にコミットしていないと思われないか?

と心配になるかもしれません。

考えを再構成して、次のことを明確にしましょう。
  • 仕事には非常にコミットしている。
  • 常に最高のパフォーマンスを追求したい。
  • 目標を達成し続けるために(あるいは目標以上のことをするために)、いくつか調整して欲しいことを提案したい。

2. 具体的なプランを提案する


上司は、スケジュールや仕事量を柔軟に調整することに喜んで協力してくれるかもしれませんが、具体的にどのように調整して欲しいかまではわかりません。

ですから、どのようなやり方で何時に仕事を終わらせるかについて明確なプランを立ててから、上司と話しましょう

仕事の時間を早朝と午後の遅い時間か夕方に分けて、その合間は休み時間にして子どもたちが授業を受ける手助けをするようにするのも一案です。

現状のスケジュールでは参加できなくなりそうな定期的な会議のスケジュールを変更したり、仕事の締切を現実的なタイミングに調整することについて、同僚たちから同意を得ましょう。

平日に1日休みを取り、週末にその分を補うようにしたい場合は、チームミーティングや大事な締切がない日を選んで休みましょう。

全体的な作業量を減らしたい場合は、勤務時間を短縮する期間に限って、一時的な減給や有給休暇の削減など、見返りとして諦めるものを考えましょう。

3. 計画を短期間試したうえで再評価してもらう


上司は、部下に通常とは異なるスケジュールで仕事をさせることが無期限に続くとなると同意することに抵抗を感じるかもしれません。

こちらとしては、自分のプランでクオリティの高い仕事ができると思いながらも、プランを多少調整する必要があるかもしれないことはわかっています。

ですから2~3週間そのプランを試してみた上で、会議を開き、誰にも問題が発生していないか確認して、プランを再評価してもらいましょう
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Image: Maria Svetlychnaja/Shutterstock.com

Meghan Moravcik Walbert – Lifehacker US[原文

当記事はライフハッカー[日本版]の提供記事です。

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