浅丘ルリ子・六角精児 出演、朗読劇『ななしのルーシー』が上演決定 「この物語がもつメッセージは、今の世の人々へこそ届けるべき(浅丘)」

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2021年3月5日(金)~3月7日(日)なかのZERO 大ホールにて朗読劇『ななしのルーシー』が上演されることが決定した。

朗読劇『ななしのルーシー』はリチャード・コネルによる短編小説『レピュテーション』が原作。デマや嘘に惑わされやすい民衆の姿や、“世論”の脅威と脆さが描かれた本作に、演出家・星田良子が、独自のユーモアとサスペンスを加えた喜劇だ。

主演を務めるのは、女優生活65年、映画・テレビ・舞台の黄金期を支えた、浅丘ルリ子。さらに、多方面で八面六臂の活躍を続ける六角精児が脇を固める。

約60分間の本編の後には、出演者によるフリートークも。子供の頃は歌手志望だったという浅丘と、ミュージシャンとしての側面をもつ六角はギターを持参。気心の知れた2人による、楽しいやり取りや歌を堪能できる公演になっているという。浅丘ルリ子、六角精児よりコメントが到着した。

■浅丘ルリ子


随分前に「ななしのルーシー」と同じ原作から作られた『群衆』という映画を観たことがあります。ゲイリー・クーパー演じる粗野な野球選手が大規模な騒動に巻き込まれるという内容で、戦前に作られた白黒映画ですが、とても面白い映画でした。
今回の台本は、そのゲイリー・クーパーが演じていた役をルシアという女性に置き換え、さらに私にあてて書かれています。繊細でいて強い反骨心の持ち主で、決して自分の信念を曲げないルシアに私は共感しました。この物語がもつメッセージは、今の世の人々へこそ届けるべきではないかと思っています。

■六角精児


朗読劇と言えど浅丘ルリ子さんと同じ舞台にじっくりと立つことができるのはとても光栄です。
精一杯やらせていただきます。

■あらすじ


読者のみなさん、我が社へ届いたこんな投書を紹介しよう。
『理不尽な社会への抗議として、わたしは大晦日の晩に庁舎の屋上から飛び降ります。 ななしのルーシーより』
さて、みなさんはこれを読んで何を考える? サンダース

今から約100年前の不景気に覆われたある大都市で公表された“ななしのルーシー”という匿名希望の女からの投書は、記者サンダース(六角精児)が、長年勤めていた新聞社から不況によるリストラを宣告されて激怒し、腹いせとして社会への不満をぶちまけたデッチ上げ記事だった。

サンダースは会社を去るも、記事は巷でセンセーションを巻き起こした。庁舎や新聞社にはルーシーへの助命嘆願を訴える電話が殺到。一方、新聞が売れたおかげで会社に呼び戻されたサンダースは、自分が書いた嘘の記事を発展させて更なる人気を得ようと画策。その結果、「架空の“ななしのルーシー”の身代わり(実体)が必要だ。」と思いつき、酒場で知り合った元女優のルシア(浅丘ルリ子)に白羽の矢を立てる――。

当記事はSPICEの提供記事です。

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