小芝風花、ヒューマンドラマで新境地「今の時代だからこそ伝わる」


女優の小芝風花が、来年1月にスタートするテレビ朝日系ドラマ『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』(毎週土曜 23:00~23:30)に主演することが19日、明らかになった。

同局系ドラマ『妖怪シェアハウス』でも主演を務めた小芝は今回、ドラマ『僕の生きる道』(カンテレ・フジテレビ系)シリーズなど、数々のヒットヒューマンドラマを手がけてきた脚本家の橋部敦子氏と初タッグ。初めてのデリケートな感情を持つ役柄で、新境地に挑む。

小芝が演じる主人公・清水萌子美は、ヌイグルミや石や植物など、感情を持たないとされているモノの気持ちがわかってしまうという繊細な“感覚”の持ち主。不思議な感覚を持っているがゆえ、他人との関わりを極力持たないようにして生きていたが、あることをきっかけに、広い世界に踏み出すことを決意。さまざまな経験を重ねながら、成長していく姿が描かれる。

小芝と橋部氏のコメントは以下の通り。

■小芝風花

――民放連続ドラマで2回目の主演となります。感想をお聞かせください。

また土曜ナイトドラマで主演を務めさせていただけることがうれしいです!『妖怪シェアハウス』同様、頑張ろう! という気持ちでいっぱいです。今回は眠る前のひととき、見てくださる方の心がホッコリするような、気持ちよく眠れるような、1週間頑張ったご褒美になるような作品にしたいです。

――本作の脚本を読んでの感想をお聞かせください。

コロナという大変な問題が起こり、今年は人との距離をどう取ればいいのか、あらためて考えた年になったと思います。この作品ではとても近い距離にある家族の関係を描いていて、萌子美たち家族は一見平穏だけれど、実は心がバラバラだったことが明かされます。橋部さんの脚本は、人の感情の動きがとても丁寧に描かれ、萌子美たち家族が再生していく姿からは、今の時代だからこそ伝わるものがたくさんある気がします。

――萌子美をどのように演じたいか、役作りで意識していることはありますか?

萌子美の1番の特徴はモノの気持ちがわかることなので、モノと対峙(たいじ)したとき一方的にモノの言うことに耳をかたむけるのではなく、ちゃんと“会話”しているように見せたいです。モノがどんな風に話しているのか、そのモノはどんな性格なのか、テレビの画面越しに伝えるのはとても難しいですが、丁寧に演じたいと思います。一方で、萌子美はどこにでもいる女の子だと思うので彼女の普通っぽさも忘れないようにしたいです。もうひとつは“距離感”です。家族との距離感、他人との距離感、モノとの距離感…。家族は大切だけれど、モノの気持ちを聞いているほうが落ち着くような、萌子美の“心の距離感”をしっかり表現していきたいです。

――小芝さんがモノの気持ちがわかるとしたら、どんなモノの気持ちが知りたいですか?

ペットです! 今は飼っていませんが、何を考えているのか、何を欲しているのか、知りたくないですか? ペットではありませんが、家に観葉植物のガジュマルがあって、母と一緒に面倒を見るのにハマっているんです。観葉植物って水をあげるタイミングが難しいんですよ! あげ過ぎてもいけないし、足りないと枯れてしまうし。「今、水が欲しい!」とか「栄養が足りないよ!」とか言ってくれたら助かりますね(笑)。

――小芝さんと萌子美に共通点はありますか?

萌子美は周りから「ヘンな子」というレッテルを貼られ、自分がしゃべると気味悪がられるんじゃないか、家族に迷惑をかけてしまうんじゃないかと思っているので、人と上手にコミュニケーションが取れません。私も、「ここはこうしてほしい」とリクエストするのが苦手なので、そういう面では萌子美に近いかもしれないです。それと、ガジュマルのことを「ガジュさん」と呼んで話しかけているので、そこはちょっと萌子美っぽいかもしれないです(笑)。

――視聴者の皆さまにメッセージをお願いいたします。

萌子美は自分だけの小さな世界から勇気を出して一歩踏み出し、数々の出来事に向き合います。そんな萌子美の奮闘をぜひ応援していただきたいです! 私自身も人との距離感や、自分の気持ちをなかなか伝えられないことなど、何か悩んでいる方に寄り添えるよう、さらに前に進むきっかけになるよう、いろいろなことに頑張る萌子美を精一杯演じます!

■橋部敦子氏

――橋部さんは本作でテレビ朝日系連続ドラマ初執筆となります。土曜夜11時台の土曜ナイトドラマ枠ということで何か意識されたことはありますでしょうか?

前々からナイトドラマを書かせていただきたいと言い続けていて、それがかなってとてもうれしいです。今回は冬の土曜の夜に、ホッコリ笑えて温もりを感じていただけるドラマをお届けするという思いから、企画が立ち上がりました。

――優しい世界観の作品をたくさん生み出されている橋部さんですが、『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』では、どんな物語を紡いでいきたいとお考えでしょうか。また作品の見どころをお聞かせください。

ずっと自分自身を隠してきた萌子美が、本来の自分を呼び覚ましていく物語であり、萌子美の変容とともに、家族が再生していく物語です。それぞれの人物が、目を逸らしていたことに向き合っていく過程を、ホッコリと描いていきます。人とは違う感覚を持っている萌子美のお芝居や、その感覚を表す映像表現は、私自身も楽しみなところです。

――主演の小芝風花さんの印象を教えてください。モコミを演じる上で、どんなところを楽しみにされていますか?

幅広い役を演じることができる、とてもチャーミングな役者さんという印象です。楽しみにしているところは、たくさんありすぎます。脚本を書いていても、小芝さんがどんな表情をするのだろうと思うとワクワクするシーンが、たくさんあります。

――視聴者の皆さまにメッセージをお願いいたします。

冬の土曜の夜、『モコミ』に登場する人々に、ぜひ会いにきていただきたいです。とても素敵なキャストのみなさんが演じてくださり、愛らしい人々のお話になると確信しています。物語を通じ、ささやかではありますが、きっと何かを受け取っていただけると思います。

当記事はマイナビニュースの提供記事です。

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