【40代編集長の婚活記#224】48歳独女、デート後に「ある病」を発症!?

OTONA SALONE



40代の婚活は、予期せぬ出来事がたくさん起こる。婚活歴4年のOTONA SALONE編集長・アサミ(48歳)は、4年間で100人以上もの男性と出会ってきた。

婚活アプリで出会った59歳の会社役員・ロマンさん。初デートのアフタヌーンティーを終えて家路につく途中、ものすごく疲労困憊している自分に気づき──。この話は40代独女の「実名 顔出し」で書いている、リアル婚活ドキュメントである。

ロマンさんとのデートを終えて


ホテルのエントランスを出て、ロマンさんと別れた。本当はロマンさんと同じ銀座駅に向かったほうが便利なのだが、「早く一人になりたい」と思いあえてこう言った。

アサミ「私は日比谷駅なんです。それじゃ、今日はありがとうございました」

そして、足早に日比谷駅へと向かった。

聞き取れない会話をするロマンさんと過ごした2時間。正直、疲れ切っていた。そこから解放された帰路、あぁ、やっぱり一人ってラク! ストレスがない! 改めてそのことを噛みしめている自分がいた。

久しぶり気づいた「ある病」


似たようなことが以前にもあったことを思い出した。ジェントルさんとの2回目デートのときだ。

そろそろ私、一人になりたいかも……。

始まってしまった、「早く一人になりたい病」。時刻は17時半を過ぎていた。11時に待ちあわせをしてから6時間半、ジェントルさんと一緒にいる。

彼がイヤなわけじゃない。ゲイ疑惑も解消して安心もした。フツウならこの後の展開にワクワクするのかもしれない。けれど、それよりも私はなんだか……疲れた!

疲れてしまうと他人と一緒にいることが苦痛になる「早く一人になりたい病」だ。

  



疲れの原因を考える




お相手に対して大変失礼なのだけれど、ときどき発症してしまう「早く一人になりたい病」。ジェントルさんのときは、2回目デートにして途中に初対面の人も混じったり、6時間半という長時間というせいもあるだろう。最終的にジェントルさんとはお付き合いをし、24時間以上一緒にいたこともあったけれど疲れなかったのだから、ま、途中のハプニングが疲れの大きな原因だろう。

今回のロマンさんは、それとはまた違う。相手の話を必死に聞き、断片的にわかる情報でなんとか類推して返事をする。例えるなら、英語で話をされてわかる単語だけでなんとか解釈して返事をする、みたいな感じだ。

話していることがよくわからないって、こんなに疲れるし、こんなにストレスなんだ。

初めて「一人になりたい病」に気づいたとき


ただ「早く一人になりたい病」は、デートで発症するわけではない。これを自覚したのは、2011年3月11日──つまり、東日本大震災のときに遡る。

その日、私は夕方から当時書所属していた雑誌の表紙撮影日だった。15時に会社から撮影スタジオへ向かう予定だった。その直前に、未曽有の出来事が起こる。揺れがおさまり、会社から帰宅命令が出た。けれど私は帰れなかった。

というのは、撮影スタッフ全員との連絡がつかない。携帯電話が通じないからだ。当時の会社の警備室に置かれていた緊急電話やSNSなどを駆使してなんとか全員に連絡がついたのは18時半を過ぎてからだった。そして約3時間くらいかけて徒歩で帰宅。

その間、ずっと思っていたのが「家に帰って早く一人になりたい」だった。「一人でいたくない」と思ったという人もいる中、私は一人になりたかったのだ。

もう恋愛はしないと思っていた


2011年3月11日に、私はもう気づいていた。自分が人並みはずれた一人好きであること、他人と長時間一緒にいると疲れてしまうこと。つまり、結婚不適合者だということに……。

それから5年経った2016年8月にちょっとした勢いで婚活を始め、いろんな出会いを繰り返すうちに、恋愛することがステキなことだとわかってきた。過去の経験から男性不信もあって、恋愛はもうしないと思っていたけれど。

恋愛ってステキなものかも


優しくて、知識が豊富で、尊敬できる人だった。一緒にいることが心地よかった。

どうしたらうれしいだろう?

どうしたら相手のためになるだろう?

どうしたら理解できるだろう?

どうしたら伝わるだろう?

それまで、恋愛というものをちょっと恥ずかしく思っていた。自分の中ではカッコ悪いものだった。でも、そんなことない。恋愛って、誰かを好きになることってステキなことだ。

  



40代の恋愛で初めての経験




もちろん、良いときも、悪いときもあった。

愛情を伝え合うことも、安心感のある幸せに包まることも、異なる意見をぶつけ合うことも、ガマンしている自分に気づかされることもあった。フツーなら若い頃に経験するのかもしれない。でも、ずっと恋愛に正面から向き合ってこなかった私は、40代の恋愛で初めて経験した。

あまり感情の波を作りたくないほうなのだが、感情的にならざるを得なかった。でも、だからこそ今でも私の人生の宝物として心の中にある。もう二度と取り出せない宝物だけれど、一生の思い出。

結婚する気、ないでしょう?


「アサミさんって本当は結婚する気、まったくないでしょう」

少し前に、ある後輩から言われた。同じことは何度となく言われたし、ネットに書かれたこともある。

そして後輩にはこう答えた。

アサミ「結婚する気ありますよ。本気で結婚を考えた人もいるし」

その言葉にウソはない。ずっと一緒にいたいと思った。仕事も、家も、持ち物も、全部手放したっていい。そのくらいの覚悟をしていた。

何度か会えば変わる?


結局、その覚悟はムダに終わるのだけど……(苦笑)。

「早く一人になりたい病」を発症するときは相手にものすごく気をつかったとき。同じ相手でも気をつかわないようになると、ずっと一緒にいても大丈夫になる。

……っていうことは、ロマンさんとも繰り返し会っているうちに、気をつかわないようになるんだろうか? また会ってみたら違ったりするかもしれない?

  



ロマンさんからメッセージが届く


夜になってロマンさんからメッセージが届いた。

ロマン「今日はありがとうございました。アサミさんは話題が豊富なので、とても楽しかったです。ぜひ、またお会いさせてください」

楽しかったと思っていただけるのは、うれしい。ロマンさん、いい人だと思うし。メッセージ交換ではまったくわからなかった「声」「聴覚」という問題に気づいてしまったロマンさんとのデート。

次に会ったとして、聞き取りやすい声になるの? 疲れなくなるの? もっと一緒にいたいと思うようになるの?

ロマンさんのメッセージにどう返していいかわからず、メッセージアプリを閉じたのだった━━。

  


「運命の人」を見つける方法とは⁉




40代編集長の婚活記が、書籍になりました! 絶賛、好評発売中です!

当記事はOTONA SALONEの提供記事です。

あなたにおすすめ

ランキング

ランキングをもっとよむ

注目ニュース

注目記事をもっとよむ

あなたにおすすめ