だしパック煮すぎると食中毒になる? 保育園でのヒスタミン中毒に東京都「今までにない事例」「過剰に反応する必要はない」

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東京・墨田区内の保育園で給食のきつねうどんを原因とする食中毒が発生した。この食中毒について、「だしパックの煮すぎ」が原因ととれる内容で報じた産経新聞の記事が波紋を広げている。東京都に今回の食中毒の原因などを聞いた。

東京都によると、患者は保育園の給食の「きつねうどん」を食べた園児28名で、食後に顔や腕に発疹が出た。幸い1時間ほどで症状が収まる軽症で、職員は発症しなかったという。残品のうどんからはヒスタミンが8mg/100g、油揚げから20mg/100g検出されたことから、病因物質はヒスタミン、原因食品は給食の「きつねうどん」と断定。この「きつねうどん」の材料でヒスタミンをつくる可能性があるのは、カツオのだしパックであったことから同ロットを煮出し検査を行った。しかし、検出されたヒスタミンは5mg/100g未満と、症状が出る量ではなく、通常は食べても問題のない安全なレベルの食品だったと説明している。

東京都は、今回の食中毒について「今までにない」非常に珍しい事例だとコメント。通常、中毒を起すのは、ヒスタミンが100mg/100gを超える場合という認識だという。ただ、これは大人の場合で、子どもは少ない量でも症状が出る可能性がある。保育園は、だしを「濃くする」ために、メーカーが提示していた時間より長くだしパックを煮出していたが、これは「時間」というよりも「濃さ」が影響した可能性がある。東京都は、「過剰に反応していただく必要はない」が、お子さんに与える際に気になるのであれば「薄めて様子をみてください」とアドバイス。今回の事例に限ったことではないが、食べた後に調子が悪いようなら医療機関に相談するようにとした。

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