マクドナルドの「モバイルオーダー」をあえて使わず、カウンターに並ぶワケ


コロナ禍で「モバイルオーダー」サービスを採用する店舗が増えています。スマホアプリから事前に商品をオーダーでき、商品の準備ができたら並ばずに受け取れるというこのサービス。決済もアプリで済ませられるので、現金のやり取りもなく、店舗の滞在時間が通常よりも随分短縮できます。接触が極力減らせるという点でメリットがあり、効率良くサービスが利用できるという点でも便利です。

○並ばない、現金のやり取りもない「モバイルオーダー」

この「モバイルオーダー」をいち早く採り入れたのがマクドナルド。2019年4月10日に静岡県内の75店舗からスタートし、現在は全国約2,800店舗(2020年6月末時点)まで拡大しています。筆者の最寄りのマクドナルドでも利用でき、見ているとむしろ「モバイルオーダー」を利用する人の方が多い印象です。

「モバイルオーダー」後、店舗で飲食する場合はテーブルまで運んでくれる「テーブルデリバリー」のほか、車に乗ったまま店舗の駐車場で商品を受け取れる「パーク&ゴー」も2020年5月から全国約250店舗でスタート。加えて、マクドナルドのクルー自らが商品を届けてくれる独自の宅配サービス「マックデリバリーサービス」も現在では1都1道2府30県の600店舗(2020年10月5日時点)で展開するなど、便利なサービスをいくつも行っています。

様々な便利サービスを展開するマクドナルドですが、筆者はあえてカウンターに並びます。「モバイルオーダー」は何度も利用したことがあり、メリットも重々、承知していますが、あえて従来通りのオーダースタイルを選んでいるのです。なぜかと言うと、「モバイルオーダー」だとポイントが貯まらないから。
○ラクを選ぶか、ポイントを選ぶか。それが問題だ

マクドナルドでは100円(税込)の支払いごとに1ポイントの楽天ポイントまたはdポイントが貯まり、1%還元になります(楽天ポイントやdポイントは支払いにも利用可能)。この支払いを楽天EdyやWAON、nanacoで支払うことでそれぞれ0.5%還元となり、これらの電子マネーをクレジットカードからチャージすることで、基本0.5%還元となり、ポイントを3重取りできます。
○店舗のカウンターで利用できる主な決済サービス

iD
楽天Edy
WAON
nanaco
QUICPay
クレジットカード
Suica・PASMOなどの交通系電子マネー

筆者はJR東日本のクレカ「ビューカード」からチャージしたSuicaで支払うことで1.5%還元となり、楽天ポイントまたはdポイント(その日の気分でどちらかを選ぶ)を加えると2.5%還元に。

でも「モバイルオーダー」では楽天ポイントやdポイントが貯まらず、支払いに利用できるサービスも異なります。「Visa LINE Payクレジットカード」に加入していれば、LINE Payでの支払いが3%還元(2021年4月30日まで)になってお得なのですが、筆者は持っていないので、クレジットカードのポイントは貯まるものの0.5%還元。ということでお得さをとってカウンターに並んで支払っているのです。
○モバイルオーダーで利用できる決済サービス

PayPay(残高払い)
LINE Pay
クレジットカード

○「テーブルデリバリー」はやっぱりラクだった!

ただ10月上旬から「モバイルオーダー」で「PayPay」が利用できるようになり、ちょっと状況が変わってきました。今回、11月15日まで開催の「超PayPay祭」キャンペーンで、最大20%付与(1回500円相当、期間2,000円相当)とお得だったので、「モバイルオーダー」で「テーブルデリバリー」を試してみました(キャンペーンは現在終了しています)。

試してみると、座席に座りながらアプリでオーダーし、クルーに座席まで運んでもらえるのはやはりラク。どれにしようか悩んだり、(クーポンを使えばコーヒーのMサイズがSサイズ料金で買えたので)一旦、オーダーしたコーヒーを選び直したりと、なかなかに時間をかけてオーダーしました。これをカウンターでやっていたら迷惑な人ですが、座席に座りながらなので、自分のペースでのんびり注文。このラクさは捨てがたいものがあります。

これまで、“スマホ決済が利用できない人と思われているんじゃないか、いやいや複合的に判断してあえての選択なんだよ”などと周りの目を気にしつつ、目一杯虚勢を張ってカウンターに並んでいたのですが、そんな被害妄想にさいなまれるのにも疲れてきたりして……。

ということで、これからは大いにアプリで「テーブルデリバリー」を利用することにします。でもしっかり食事した時には、ポイントもらえないのが惜しいかも……。まだまだ「モバイルオーダー」利用時の悩ましい選択は続きそうです。

綿谷禎子 わたたにさちこ 情報誌の編集部から編集プロダクションを経てフリーランスのライターに。現在は小学館発行のビジネス情報誌「DIME」を中心に、企業のオウンドメディアや情報サイトなどで幅広く執筆。生活情報サイト「All About」のガイドも務める。自称、キャッシュレスクイーン。スマホ決済や電子マネー、クレジットカード、ポイント、通信費節約などのジャンルのほか、趣味の文具や手帳の記事も手がける。 この著者の記事一覧はこちら

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