川村壱馬『THE WORST』から『6』への思い、最近の趣味は“たまにの奮発!”<『6 from HiGH&LOW THE WORST』放送記念インタビュー>

 

THE RAMPAGE from EXILE TRIBEの川村壱馬さんが、1119日(木)より放送スタートするドラマ『6 from HiGHLOW THE WORST』(以下、『6』)にて、花岡楓士雄を演じています。

6』は、2019年に公開され大ヒットした『HiGHLOW THE WORST』(以下、『THE WORST』)に登場した、楓士雄をはじめとする希望ヶ丘団地出身の幼なじみたちの物語で、『THE WORST』以降の日常を描いたスピンオフドラマ。

仲間思いで、天真らんまんな楓士雄(川村さん)、進学校で成績トップの誠司(白洲迅さん)、喧嘩っぱやく熱いオロチ兄弟(中務裕太さん、小森隼さん)、紅一点の明るいマドカ(富田望生さん)、内気な新太(矢野聖人さん)の、幼なじみ6人の絆が描かれます。

めるもでは、川村さんにインタビューを実施。『THE WORST』から『6』まで愛着のある楓士雄を演じた思い、撮影時のエピソードから、最近の奮発な趣味まで、たくさん語っていただきました。

 

 

――『6』の放送がいよいよ始まります。企画を聞いたのは、いつくらいでしたか?

川村壱馬:『6』については、『THE WORST』を撮っていたときから知っていたんです。明確に「いつからやるよ」とわかったのは、撮影する1か月前くらいだったと記憶しています。

 

――久々に楓士雄を演じるにあたって、『THE WORST』を観返したりしましたか?

川村壱馬:『THE WORST』を「ガッツリ観よう」とはなっていませんでした。それこそ復習じゃないですけれど、ドラマの前に触れておこうとは思って、本編2時間4分を全部観たというより、思い出し程度に少し観た感じでしたね。

 

――あまり何回もご覧にならないんですね。

川村壱馬:そうですね。たぶん観ていても、これまで……2~3回くらいかもしれないです。だから、すごく久々でしたね。今観ると、なんか「ああ、若いなあ」という感じでした(笑)。『THE WORST』を撮影していたときは、身体を大きくしていたんですよ。『6』は映画の後日談なので、やらせてもらうにあたって「どうやってあそこに近づけよう?」とすごく考えましたね。だから、普段まったくしないトレーニングも、ちょっとだけやってみたり。あとは、がっつり食べて、身体をちょっと大きめにしました。元気な感じというか。

 

――川村さんはスリムですけど、食べるとなったら結構召し上がるほうなんですよね?

川村壱馬:めっちゃくちゃ食べます。鮨でしたら、最高40皿ぐらい食べられます(笑)。

 

――80貫ということですね(笑)。そうして役作りもしつつ、台本をお読みになって。

川村壱馬:そうですね。『6』は、良い意味で『HiGH&LOW』っぽくないというか。青春や友情の物語という感じが強いので、ドラマとして良い作品になるんじゃないかな、という第一印象でした。

 

――6人6様の物語が展開され、きちんと絡み合っていくので、非常にみごたえがありそうです。幼なじみの再集結は、どんな思いでしたか?

川村壱馬:6人でのシーン、本当にすごく楽しかったです! 幼なじみの中で、盛り上げ役がオロチ兄弟のおふたり(中務裕太さん、小森隼さん)なんですね。(矢野)聖人くんが、僕ら6人の中で一番年上なんですけど、それこそ裕太さんと隼さんから、究極にイジられるんですよ(笑)。どんどんそのノリが伝染して、(白洲)迅くんも、(富田)望生ちゃんも、最終的には僕も一緒に聖人くんをイジるようになって(笑)。

 

――川村さんまで(笑)。

川村壱馬:聖人くんに、「壱馬までいじるようになってきたよ~!」と言われたりして(笑)。みんなで、超仲良くやっていましたし、雰囲気はめっちゃよかったです! ただ、撮影スケジュールがタイトで、僕の集中力がちょっとバグってしまったときに、(台詞を)めっちゃ噛みまくる……ということはありましたけど(苦笑)。本当は長台詞も苦手ではないんですけど……。今回は、新太も帰ってきて、ちゃんとみんなと絡みがあるので、みどころがいっぱいありますね。幼なじみみんなでやるお芝居は、本当にいい感じにできた感がありました。

 

――内面を描く要素が多いと、演じる上でアクションとは別の難しさもありそうです。そのあたりはいかがでしたか?

川村壱馬:難しさ、ありましたね。これまで『THE WORST』と『HiGH&LOW THE WORST EPISODE.O』(※『THE WORST』の前日譚)の2作で、2回楓士雄をやってきたので、僕の中の引き出しがゼロではないわけじゃないですか。なので、「こういう風にやりたいな」とか「あのとき、こうやっていたよな」と考えてしまったために、逆に複雑になりすぎて、芝居のアプローチがうまくいかなかったときもあったんです。監督にもいろいろ相談したりしつつ、悩みながらやっていました。「この行動、楓士雄はやらないかな……?」と思ったときは、生意気ながら意見を言わせていただいたりもしました。完成したドラマをまだ観ていないので(※取材日時点)、作品として本当に良いものになっていたら、と思っています。

 

――今のお話は、役者としての経験が増えてきたからゆえ、幅が出てきたがゆえの難しさのようにも聞こえました。

川村壱馬:アプローチの面で、「こういうふうにやりたかった」というのがいっぱいあったんです。欲が出てきた分、物足りないような感覚に近かったのかもしれないですね。もちろんやり切ったんですけど。

 

――楓士雄は『THE WORST』での出来事……新太を連れ戻したり、佐智雄(志尊淳)と決闘もして、いろいろな経験を重ねたので、変わった部分もありますよね。

川村壱馬:そうです、『THE WORST』から少し経った後の話なので、映画の経験をしている楓士雄というところで、絶対あの映画のときのままの楓士雄でもないんですよね。そう考えたときに、『6』では、ちょっと大人な楓士雄なのかな、でも大人しくなりすぎているわけもないしな……とか本当にいろいろ考えて。あと、これまでは、テストをやって、リハをやって、本番で、と段階を経て楓士雄としてのテンションを上げていくやり方をしていたんです。本番で、ちょうどいい100%のテンション感に到達するような感じで。でも、今回は最初からパーンと、やりすぎくらいのテンションでやってみて、引き算の方式を取ってみたんです。

 

――まったく反対のアプローチですね。

川村壱馬:そうです。逆にそうやってみよう、と。そうしたら、本当にやり過ぎというか、「もうちょっと落としてもいいかもね」みたいになって。やってみてわかったことなんですけど、僕にとって引いていって100%にするスタイルが合わなかったのかもしれなくて。引き算をしていくと、「えっ、そこまで下げる!?」となってくるんですよ。「下げすぎたら、楓士雄としてはちょっとクールすぎません?」ということが起こって、自分の中で「あれ?」と悩むシーンが多かった、という感じです。

 

――下がっていく方式だと、何となく同時に、ご自分のテンションもちょっとずつ下がるような、抑え気味になっていってしまうような?

川村壱馬:確かに、おっしゃる通り、そういう感じですね。何だか一緒に抑えられると言いますか。僕は「減っていく」というのが、たぶん嫌いなんでしょうね。どんどん上げていって、増やしていくほうが、バランスが取りやすかったのかなと思いました。けど、久保監督とはお芝居について、すごくお話させてもらいました。監督はわかってくださいましたし、結果すごくやりやすかったです。僕らTHE RAMPAGEのメジャーデビューの頃からMVを撮ってくださっている方なので、昔から見ていただいている分、汲み取ってくださいました。

 

――そして、本ドラマの挿入歌はDOBERMAN INFINITYさんの新曲『6 -Six-』です。もし聴かれていたら、感想も伺いたいです。

川村壱馬:まだ僕も全部聴かせていただいていないんですが、この前ナレーション録りをしたときに、本当にちらっとですけど、『6 -Six-』がかかっていて聴けました! その瞬間だけでも、「めっちゃ良い!」と思って。ドラマの雰囲気とすごく合っていますし、映像と曲の相乗効果というか、リンク感がやばいです。幼なじみとのあのノスタルジックな空気感というか、アレンジがすごく合っていました。何か泣けてくる感じで、しみじみきてしまって……。しかも、ぴったりのいい場面で『6 -Six-』が流れるので、楽しみにしていてください!

 

――そこも『6』の注目ポイントのひとつですね、ありがとうございました! 本インタビューは、「めるも」という趣味女子メディアで掲載されます。川村さんの趣味ごとについても伺いたく、まず今一番ハマっている漫画は何ですか?

川村壱馬:最近、一番ハマっている漫画ですか!? わあ、めっちゃ迷うなあ~。いっぱい、いろいろあります。『スパイファミリー』、『キングダム』、『東京卍リベンジャーズ』、『黒執事』……本当にいっぱい出てきちゃいます。一番は……今のところやっぱり『キングダム』が好きですね。ずっと読んだこと、なかったんですけど。

 

――何がきっかけで『キングダム』デビューを?

川村壱馬:成功者と呼ばれる方々が読んでいると聞くタイトルに『キングダム』が多かったので、シンプルに興味があったんです。それで全巻買ったものの、しばらく読んでいない時期が長くて。まさに積読で、どんどん積まれていっています。

 

――一旦、全巻買うんですね。

川村壱馬:全部買いますね! それで、最近ちゃんと手を出しはじめました。家で1巻、1巻、読み進めています。今は、まだ……24巻かな? 確か59巻まで出ているので、買い足してはいるんですよ。……「早よ、読まんかい!」って感じですよね(笑)。

 

――(笑)。川村さんにとって、人生のバイブル的な漫画はありますか?

川村壱馬:人生のバイブル……人生のバイブル……何かありそうな気がするんですけど…(悩)。バイブルというより、キャラクターから受けるインスピレーションが、……僕は大きいかもしれません。アーティストとしての表現ももちろんそうですし、「こういう風にしたい」という外見も、そうかもしれないですし。ルーツが、アニメや漫画キャラにある場合が多いです。『BATTLE OF TOKYO』(※現在・近未来・別次元のTOKYOというマルチバースな世界線でのJr.EXILEの競演)の衣装とかも、まさしくそうですね。

 

――まさか、『LIVE×ONLINE INFINITY “HALLOWEEN”』で再演すると思っていなかったので、改めて世界観を楽しみました。

川村壱馬:本当ですか! 観ていただいてありがとうございます。まさにあの世界観で。一番インスピレーションを受けたキャラクターを挙げるなら、真っすぐさとかで言うなら、『NARUTO-ナルト-』かもしれないです。僕、いろいろな人に、普通にしゃべっているだけなのに「ジャンプの主人公みたい」とよく言われるんですよ。友達とも、俳優仲間とも、熱い話とかをするじゃないですか? 「ジャンプの主人公みたい」って、よく言われますね。

 

――ありがとうございました。最後に、今一番ハマっている趣味を、ぜひ教えてください。

川村壱馬:今だと……買い物、ですかね? ちょっとだけ、奮発するんですよ。その行為が、最近ちょっと好きかもしれないです。特に気にせずに……

……カニとか、ウニとか、イクラとか!!

 

――まさかの海鮮でしたか(笑)、てっきりファッション系のお話かと思いました(一同うなずく)

川村壱馬:そっか(笑)。ちょっと良さげというか、高めの出前を頼むんです。普段は肉食が多いので、「本当に(ウニなどが)食べたいなぁ」と思ったときに、たまに、気にせずに奮発するというか。「気にせず何でも頼もう!」みたいな感じで、楽しむようにしています。ちょっと奮発してみたりするのが最近好きですね。「食べ物かい!」って感じですけど(笑)、最近の趣味ですね。(取材・文:赤山恭子、写真:齊藤幸子)

 

 

ドラマ『6 from HiGH&LOW THE WORST』は、2020年11月19日(木)24:59より日本テレビほかにて放送開始。

キャスト:川村壱馬、白洲迅、中務裕太、小森隼、富田望生、矢野聖人 ほか
公式サイト:high-low.jp/drama/six/
(C)HI-AX (C)髙橋ヒロシ(秋田書店)

WRITER

  • 赤山恭子
  •        

  • エンタメ雑誌編集部に勤務後、ハリウッド映画の版権を買い付け日本国内で販売するディストリビューターを経て、フリーの映画/エンタメライターに。現在は、監督・俳優のインタビューを中心に、現場取材、映画紹介コーナーほかも担当。相手の心に寄り添い、時に突っ込みながら深めてゆくインタビューが持ち味。

あなたにおすすめ

ランキング

ランキングをもっとよむ

注目ニュース

注目記事をもっとよむ

あなたにおすすめ