バズるチャンネルの仕掛人、YouTube作家3つの共通点とは

日刊SPA!

 YouTuberという言葉が浸透し、職業としても認知されるようになって久しいが、近年、その動画作りや活動スタイルも多様化してきている。人気YouTuberの多くはマネージメント会社と契約し、動画の制作やマネージメントなどのサポートを受けており、また、チームを抱えてチャンネルを運営していくYouTuberも少なくない。

◆バズる仕掛けを考える「YouTube作家」

こうしたなかで、動画の企画、構成、分析などをメインに行う「YouTube作家」という存在が注目を集めている。

YouTube作家はテレビ業界における放送作家のような役割を担い、マンネリを打破する企画や、“バズる”仕掛けを考えていくことでYouTuberをサポートし、チャンネルの人気維持と向上に貢献しているが、求められるスキルはテレビの放送作家とは異なる。

再生回数や視聴者維持率、コメントといったダイレクトな反応を分析したり、変化し続けるYouTube全体のトレンドを把握したりと、YouTubeというメディアに対する理解が欠かせないのはもちろん、放送作家的な発想力とアンテナ力を備えていないと企画は生み出せない。

YouTubeというフィールドで作家として活動していくには、「いま、何がウケるのか?」「現代に求められるコンテンツとは何か?」という問いに向き合い続けることがなによりも必要なことのように思える。

◆モンスターチャンネルの裏に、YouTube作家あり

以下のYouTubeチャンネルを、一度は見たことがあるのではないだろうか。

『フワちゃんTV』

『しもふりチューブ』

『カジサック』

『上原浩治の雑談魂』

このチャンネルすべてにおいて、YouTuberはYouTube作家とタッグを組んで活動をしている。

経歴や活動スタイル、それぞれが異なる個性を持っているが、試行錯誤を続けながら正解を探り、自らの強みを理解し、自分で答えを見つけている、といった共通点も多い。

◆最先端を生きるYouTube作家の3つの共通点

そのなかでも特に、

「フットワークを軽くする」

「情報もノーボーダーに接する」

「“人”を軸に考える」

といった3つの特徴は多くの作家に共通し、自分を、そして人を活かしていくために必要な考え方だといえそうだ。

新たな挑戦の場やチャンスと出会うには、「フットワークを軽くする」ことで、自ら変化を生み出していくしかない。偏見や肩書にとらわれず、あらゆることに興味をもって触れることが、そのきっかけになるはずだ。

また、新しい環境では、「情報もノーボーダーに接する」ことが役立ってくる。そのフィールドの全体像や自分の置かれている状況を客観的に観察し、あらゆるジャンルの情報やトレンド、別ジャンルの要素を活用すれば、自分だけのポジションを築くことができるだろう。

そして、深く伝わるコンテンツ、メッセージを発信するには、「“人”を軸に考える」ことが欠かせない。

「コンテンツは“人”の時代」であり、自分の強みやパートナーの強みを理解し、熱を持てることに取り組むことが人の心を動かす基本である。

すでに世の中に数多くあるコンテンツ。それらをうまくミックス・応用をし、いま自分が向き合っている相手を軸に、改めて進化させていく。コンテンツが飽和しているいまの時代に最適なコンテンツの生み出し方をYouTube作家は体で感じて動いているように思う。

【佐藤弘和】

書籍編集者。担当作は『#モテるために生きてる!』/ゆうこす 『変態紳士』/高嶋政宏 『古着女子』/yutori 『新あいどる聖書』/香椎かてぃ 『YouTube作家的思考』/『今日も嫁を口説こうか』/平子祐希 など

当記事は日刊SPA!の提供記事です。

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