昆虫食好きタレント・荒川真衣&井上咲楽に聞いた「ホントに美味しいの?」

日刊SPA!

ゲテモノ扱いされたのも今は昔。美容やダイエットにも通じる高い栄養価を誇り、生産効率が高い昆虫が、スーパーフードとして注目を集めている。現役ナース兼、昆虫好きタレントの荒川真衣氏と、飾らない振る舞いで若者を中心に人気を博し、昆虫食を愛するタレントの井上咲楽氏に取り入れやすいレシピを聞いた。

◆ビタミンやミネラルの宝庫の昆虫食で肌荒れが改善!

現役ナース兼、昆虫好きタレントとしてYouTubeやSNSでも昆虫食の魅力を発信する荒川真衣氏。彼女と昆虫食の出合いは、上京してきた3年前に遡る。

「爬虫類のヒョウモントカゲモドキを飼い始めたのと同時に、そのエサ用にコオロギの飼育も始めたんです。コオロギたちを見ているうちに、だんだん愛おしくなってきて、食べてみたいと思うようになったんです(笑)」

もともと地元の福井県で、マムシを捕まえて食べるような環境で育ったという荒川氏は、昆虫食への抵抗はまったくなかったという。

「むしろ好奇心のほうが強かったですね。コオロギがおいしかったので、デュビア、竹虫、蚕、タガメと、いろいろな昆虫に手を出していきました。それに私は肌が弱いんですけど、昆虫はビタミンも豊富で、昆虫食を始めてから肌荒れもしなくなったんです」

そんな彼女はおつまみにオススメの昆虫料理を教えてくれた。

「一つ目は長野県の伝統料理でもある『ざざむしの佃煮』。もう一つはアリのアヒージョならぬ『アリージョ』です!アリのプツプツした食感がたまりませんよ」

アリは特に鉄分が豊富で、一日に必要な量を取るのにレバーなら100g要るところ、10gで済むスーパー食材。お試しあれ!

◆「ツムギアリのアリージョ」のレシピ

▼材料(1人分)

ツムギアリ……適量 舞茸……適量 マッシュルーム……適量 バジル……3枚 オリーブオイル……100㎖ にんにく……一片 塩……少々 こしょう……少々 鷹の爪……一本

▼作り方

①エリンギとマッシュルームを食べやすい大きさに切る。②フライパンにオリーブオイルを入れて温まったら、にんにく、鷹の爪、エリンギ、マッシュルームを入れて中火で2分ほど加熱する。③ツムギアリを加えて1分ほど加熱し、塩こしょうで味を調える。④バジルを散らして盛り付けたら完成。バゲットなどと食べるのもオススメ。

◆昆虫は美容にいいだけでなく会話のきっかけにもなる!

特徴的な太い眉毛と、飾らない振る舞いで若者を中心に人気を博すタレントの井上咲楽氏も、昆虫食を愛する一人。その出合いは衝撃的だ。

「中学生のとき部活中に水筒から水を飲もうとしたら、中にカマドウマが入ってたんですよ。友達に『口に虫の足が付いてるよ』と指摘されたときには、もうシャリシャリと食べちゃってました(笑)」

しかし嫌悪感はなかったのだとか。その後、番組のロケで本格的に昆虫食に触れてドハマり。

「食べたエサによって味が変わるところが面白いんですよ。サクラを食べるサクラケムシは、フンでお茶を沸かすと桜の香りがするし、朽ち木を食べたゴキブリはナッツのような風味と甘味がします。それに昆虫は牛や豚と違って姿そのままで手に入るのもいい。命をいただいていることを実感できるんです。今はみそ汁の出汁も昆虫でとるぐらいハマっています!」

そんな彼女が教えてくれたのは、調理工程も楽しいレシピだ。

「『マダガスカルゴキブリのグラタン』です。ゴキブリのお腹を開いて器にするのですが、おいしいし解体も楽しいですよ。味が一番おいしかったのは『カミキリムシの幼虫のバター炒め』。マグロのトロそっくりの味なんです」

どちらもたんぱく質と脂質が豊富で髪や爪に◎。さらに彼女の場合、昆虫食による意外な副産物も。

「私は人見知りで共演者の方々と話すのも緊張するのですが、今は昆虫食の話題で盛り上がれるので助かっています(笑)」

◆「マダガスカルゴキブリのグラタン」のレシピ

▼材料(2人分)

マダガスカルゴキブリ……雄雌各2匹 パルメザンチーズ……適量 マヨネーズ……大さじ4 レモン……1/2個 パセリ……適量 油……適量

▼作り方

①ゴキブリを熱湯で約2分間下茹でする。②脚を取る。③お尻の先端を切り落とし、お尻から頭に向かって腹を開く。④開いた皮の内側についた脂肪をこそいで中央に集め、皮は切り取る。雄は臭腺も取り除く。⑤内臓にマヨネーズを塗り、チーズをのせる。⑥パセリを振りかけたら、フライパンに油をひいて殻を下にして置く。フタをして中火で約3分焼けば完成。

◆昆虫食が食べられる店&通販サイト

▼米とサーカス渋谷パルコ店

「害虫や害獣のような”存在しないほうがいい”と考えられている生き物の概念を変えたい」という創業者の思いから開業されたのが「米とサーカス」。猪や鹿といったジビエからスズメバチやイナゴなどの昆虫食まで扱う居酒屋。’15年から始めた昆虫料理には、良質なたんぱく質が豊富に含まれ、度肝を抜く見た目と味にやみつきになる。30代の男女を中心に人気を呼び、3組に1組は注文するほど。特に健康志向の強い層から支持を得ている。

▼TAKEO

’14年に昆虫食通販サイトとして誕生し、’18年に実店舗をオープンさせた。昆虫を精肉、鮮魚、青果と同じく楽しむためにさまざまな商品を開発している。20~30代の女性客が多く、「コオロギアイスもなか」「めっちゃタガメサイダー」などが人気で、SNSでシェアする人も多い。今後の展望は、国産昆虫を使用した商品の充実。エサや飼育方法など、品質管理が徹底されたおいしい昆虫を使用した商品を増やしていくとのこと。

◆昆虫食は地方でも通販サイトを使えば手軽に入手可能!

都内には昆虫食を扱う飲食店やスーパーマーケットも出てきたが、地方ではなかなか口にするチャンスは少ない。そんなときに頼れるのが通販サイトだ。

日本最大級の品揃えを誇る昆虫食専門店「バグズファーム」では、コオロギやミルワームといった食用メジャー昆虫からカブトムシやオケラといったマニアックな昆虫まで、30種以上の昆虫を取り揃えている。特に人気なのが、オケラ、シルクワームサナギ、ヨーロッパイエコオロギ、グラスホッパー、サゴワームの5種類の昆虫の味と食感が同時に口いっぱいに広がる「昆虫ミックス15g」(1540円)。コオロギをBBQ味にローストした「Eat Grub」(660円)は酒のつまみに最適だ。用途が広いのは「食用クリケットエントパウダー」(2530円)で、ハンバーグやスムージーなど、さまざまな料理に使える万能のコオロギ粉末で、昆虫食初心者にもオススメ。目を楽しませてくれるだけでなく、実用性も高い品が揃うので、一見の価値アリ!

【荒川真衣氏】

昆虫好きナース。400匹の昆虫と暮らす”ファーブル女子”。タレント兼現役看護師として、昆虫の魅力を積極的に発信する。『週刊FLASH』(光文社)では、「蝉ヌードグラビア」も披露。ツイッターは@mai_konchu。

【井上咲楽氏】

昆虫好きタレント。’15年にホリプロスカウトキャラバンで「ソフトバンク賞」を受賞して芸能界入り。女性芸能人きっての昆虫好きで、昨年7月には東京ソラマチで開催された「大昆虫展」で応援団長も務めた。YouTubeチャンネル「バグズクッキング 昆虫食&虫料理」にて、昆虫のクッキング動画を公開中。

<取材・文/SPA!昆虫食研究班>

―[昆虫食のリアル]―

当記事は日刊SPA!の提供記事です。

あなたにおすすめ

ランキング

ランキングをもっとよむ

注目ニュース

注目記事をもっとよむ

あなたにおすすめ