中井貴一 尊敬する俳優は?「木村拓哉君もそうだし、松山ケンイチ君も尊敬しています」

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TOKYO FMで月曜から木曜の深夜1時に放送の“ラジオの中のBAR”「TOKYO SPEAKEASY」。10月22日(木)のお客様は、俳優の中井貴一さんと映画監督の大根仁さん。現在オンエア中のドラマ「共演NG」(テレビ東京系列・月曜夜10時~放送中)で主演と監督を務める2人が、撮影現場を振り返ります。

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(左から)大根仁さん、中井貴一さん

大根監督、現場の中井貴一に驚く

大根:噂には聞いていたんですけど、今回のドラマ「共演NG」(テレビ東京系列・月曜夜10時~放送中)で、こんなにセリフを完璧に入れてくる役者って、僕は今まで見たことがないですね。

中井:本当ですか?

大根:はい。

中井:コメディは本当に僕、0.1秒でも食いたいんです。要するに、セリフのなかで考えている間があった段階で、「面白くない」って思っちゃうんですよ。だから本当に(セリフを)入れてこないと、そこに攻めていけない。そもそもオッケーをもらうための芝居をするために、僕らは現場に行っているわけじゃないと常々思っていて。せめぎ合いをしたいっていうのがあって、特に今回はコメディでしたから、余計にその思いが強かったのかもしれないですね。

大根:途中で思ったんですよね。中井さんの芝居は若いというか、攻める人なんだなって。これはディスっているわけじゃないですよ。これくらいのキャリアになると、構えてくるというか、例えば相手役に若手がいたとしたら、「どこからでも来いよ」「俺が全部受けるから」って、受けの主役の芝居をする人が多いんですけれど、中井さんはすごく攻めの主役の芝居ですよね。

中井:例えば「尊敬する俳優さんは誰ですか?」ってよく聞かれるんですね。そうすると、20代のときとかは、もちろん先輩だったりするんですけど、今の59歳という年齢になったときに、確実にその対象が後輩に変わっていくんです。自分たちではできない技を持っていたり、感性を持っていたり、そこと勝負したいんですよ。だから今は本当に後輩を尊敬しています。

大根:それは具体的に言えたりするんですか? 絡んだ経験あるなしで。

中井:それこそ木村拓哉君もそうだし、松山ケンイチ君も尊敬してますね。

◆一緒に映っている人との空気感を作るのが上手い(大根)

大根:さっきの現場の話に戻りますけど、常に誰かに話しかけていましたよね。

中井:そうですね。僕のなかにあるのは、そのシーンのときに、なるべく近い距離にいたい人に話しかける。要するに、芝居の間合いを詰めたい人なんですね。

大根:雑談しているふうで、この後の本番のための間合いを詰めていると。

中井:間合いを詰めたいし、この人に遠慮してもらいたくないという人と話す。

大根:ただのおしゃべりというわけではないんですね。

中井:はい。僕はコメディのときに必ず意識するのは、そこだけというか。だからシリアスなものをやっていて、しゃべらないほうが楽は楽です。でも、「なるべく遠慮しないで来て」って思うときはしゃべります。

大根:「すごくしゃべるな、この人。どの現場でもそうなのかな?」と思っていたんですけど、割合コメディに限ってのことだと。

中井:そうですね。今、全然180度違うドラマを撮っているんですけど、現場でまったくしゃべらなくてもいいので、すごく楽ですよ。

大根:鈴木京香さんに対してもそうだったし、事務所社長役のリリー・フランキーさんとのシーンが多かったじゃないですか。リリーさんと本番直前まで本当にくだらない話をしていて、「じゃあ、よーい」って言うまで話していましたもんね。

中井:僕、リリーさんって、昔ドラマでちょっとご一緒したことがあるんですけど、全然お芝居で絡んだことがなかったので。社長との関係性みたいなものを画面に出したいし、「リリーさんの息が知りたい」というのがすごく強かったんですよね。どういう呼吸でセリフを言うんだろうか、言葉を発するんだろうかっていうのがあって。そこは、早く社長とタレントの関係になりたいという思いが、すごく強かったんだと思います。

大根:撮っていて、一緒に映っている人との関係性がすごく見えてくるなというか。それを作るのが、すごく上手だなと思っていたんですよね。リリーさんに対してもそうだし、昔付き合っていた設定の鈴木京香さんとも、「本当に付き合っていたんだな、この2人」っていうふうに見えてくる。一緒に映っている人との空気感を作るのが上手いというか。そこはすごく僕も勉強になりました。

中井:とんでもないです。僕ってそもそも、あまり(みんなで)ご飯とか食べに行かないんですよ。みんなとつるんで飲みに行ったり一切しないんです。それは、現場にいる空間がすべてだと思っていて、そこで何を作れるかっていう気がしていて。だからご飯を一緒に食べに行って、仲良くなって、現場に入ったからといって、その空気感が出せるかというと。

大根:違いますよね。

中井:はい、僕には疑問に思えて。逆に仲良くなりすぎるから、(芝居で)攻められなくなってきたり、冷たくできなくなってしまうというところがあるような気がして。だからすべて、そこ(現場)で済ませたいというのは、強くあるかもしれないです。

*  *  *

中井貴一さんが主演、大根仁さんが監督をつとめるドラマ「共演NG」(テレビ東京系列・月曜夜10時~放送)は好評オンエア中。詳しくは公式サイトをチェック!

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来週の「TOKYO SPEAKEASY」のお客様は……

11月16日(月)前田裕二さん(SHOWROOM社長)×高橋誠さん(KDDI社長)
11月17日(火)花澤香菜さん×加藤諒さん
11月18日(水)坂下千里子さん×田中律子さん
11月19日(木)JO1・川尻蓮さん、金城碧海さん×DOBERMAN INFINITY・KAZUKIさん

がご来店。一体どんな話が飛び出すのか……!? お楽しみに!

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<番組概要>
番組名:TOKYO SPEAKEASY
放送日時:毎週月-木曜 25:00~26:00
番組Webサイト: https://www.tfm.co.jp/speakeasy/

当記事はTOKYO FM+の提供記事です。

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