学園漫画あるある“壁ドン”は実際どの程度の確率で発生するのか調査してみた



学園マンガを読んでいると、ときどき「これって本当にあり得るの!?」と思うシーンが出てきます。

たとえば堂々と生徒が屋上に登っていたり(屋上は立入禁止では!?)、生徒会がものすごく力を持っていたり(先生より強いの!?)、恐ろしいほどのお金持ちがいっぱいいたり(財閥の数多すぎない!?)、実際の学園生活では見かけたことがないものがたくさんあります。

しかし、この世にたくさんある学園生活モノの中でも「これ本当にあるの!?」と特に思ってしまうのが壁ドンでしょう。

マンガあるあるの中ではトップクラス、現実ではなかなか見ないものナンバーワンとも言える壁ドン。

というわけでエンタメのささやかな疑問を真剣に調査してみる本連載、今回は「壁ドンが起きる確率」を、全国120名へのアンケートを通して徹底的に調査してみたいと思います。

※アンケート対象者:全国の20-39歳の男女120名■■壁ドンに至るまでの流れ

そもそも壁ドンとは

1.一人目が壁の近くにいる
2.二人目も壁の近くにいる
3.壁ドンする


という、3つのステップを踏んで進行します。今回はこの壁ドン3つのステップに沿って「理想のシチュエーションが起きる確立」や「実際に起きがちなシチュエーション」を見ていきたいと思います。

■■そもそも壁の近くにいないのではないか問題

まずはステップ1、「一人目が壁の近くにいる確率」を見てみましょう。回答者に投げかけてみたのはこの質問。



壁ドンするのに理想的なのは(おそらく)壁からだいたい1メートル前後の距離でしょう。
では、まずはこの「理想の位置」を選んだ人がどれくらいいたのかを見てみます。



結果は18%。出だしから厳しい戦いとなっていますが、逆に一番人気だった壁からの距離はどこなのでしょうか?



ちょっと近い。壁ドンするにはちょっとスタートラインが近すぎる位置を選ぶ人が多いようです。

ステップ1にしてすでに「人はそもそもそんなに壁ドンに都合のいい位置に立たない」という結論がうっすら見えて来ましたが、一旦気にせず次のステップを見てみます。

■■そもそも壁の近くにいないのではないか問題 Part2

2つ目は「二人目が壁の近くにいる確率」を見てみます。ちなみに、先程の一人目がドンする側なら、この二人目というのはドンされる側の人になります。

そして、そんなドンされる側に投げかけてみた質問がこちら。



こちらもまずは理想の回答を見てみましょう。



壁、壁ドンされる人、壁ドンする人が一直線に並んだ綺麗なフォーメーション。この状況なら、まさに今から壁ドンが起こってもおかしくありません。

では、実際に多かった回答を見てみましょう。



まさかの逆。そっちに立つのか。「人間は、他人がいると壁から少し遠い場所を選ぶらしい」というこの調査になんの関係もないことがわかりましたが、壁ドンにとってはまさに絶望的な状況です。なぜなら、このまま壁ドンをするとこんな状況になってしまうからです。



そう、このまま進行すると発生するのは普通の会話
ちょっと疲れて壁に手をついている人と、そんなに疲れてない人によるただの日常のひとコマです。

仕方ないので、仮に「壁」「壁ドンされる側」「壁ドンする側」が並んだ理想的なシチュエーションの場合、どれくらいの確率で壁がドンされるかを見てみます。



この状況の場合、61%の確率で「壁をドンする」という回答が。そう、ドンされる側が壁の近くに立った場合は、壁ドンはかなり発生しやすくなるのです。

つまり、現実世界で我々があまり壁ドンを見ないのは「ヒロインがそんなに壁の近くにいちいち立たないから」という結論になりそうです。



■■そもそもドンされる前に逃げるのではないか問題

では次に、漫画で壁ドンを見たことがある人なら一度は思ったことがあるこの疑問も解決しておきましょう。

ずばり、壁ドンされるほど近よられる前に普通逃げるんじゃないか問題です。

というわけで、こちらもささやかな質問をぶつけてみました。



では、これは実際の回答をまとめて見てみましょう。



こちらは、45cmの位置にせまられると、半数の人が逃走するという結果が。

さらに、約10%の人は3.5メートル離れていても2人きりなら後ずさりするとのことで、他人との距離はなかなか詰めづらい現状が明らかとなりました。

■■壁ドンの確立

ここまでの内容をかけあわせると、壁ドンが起きる確率は以下のようになりそうです。

難しいのはステップ2の「2人目が壁の近くに立つ」ところ。さらに2→3までの間に通常なら「逃走」というイベントも発生するので、実際には壁ドンは正直かなり成立しにくいという結論になりました。

また、壁ドンというとドンする側に勢いがあるイメージがありますが、実際にはドンされる側が「壁の近くに立つ」「近寄られても警戒せず逃げない」ことが必要なため、もともと信頼関係があって、壁ドンされる側が壁ドンする側を信用していないと難しいという事実も明らかとなっています。

現実にはなかなか成立が難しい壁ドン。いつかドンしたい人は信頼を得ること、ドンされたい側は相手を信頼することに気をつけてチャンスを待って欲しいと思います。

(文:まいしろ)

当記事はソーシャルトレンドニュースの提供記事です。

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