バックストリート・ボーイズのメンバー、依存症克服のきっかけは娘からの一言だった

1990年代に一斉を風靡した人気ボーイバンド「バックストリート・ボーイズ」は、メンバー全員が40代の子持ちとなった今も根強い人気を誇っている。現在、人気ダンス番組に出演し新たな魅力を放っているA.J.マクリーンは、このほど出演したトーク番組のなかで依存症という自身のダークな過去について語り、注目を集めている。

ニック・カーター(40)、ケヴィン・リチャードソン(49)、ブライアン・リトレル(45)、A.J.マクリーン(42)、ハウィー・ドロー(47)の5人からなる「バックストリート・ボーイズ」。1993年4月に結成され瞬く間にスターダムを駆け上がった彼らは、途中メンバーの脱退やドラッグ及びアルコール依存によるリハビリ施設入りなど何度も解散の危機に直面しながらも2018年に結成から25周年の快挙を達成した。

現在はメンバー全員が父親となっており、2年前の『PEOPLE.com』の特集記事「then&now」では、かつてはコンサートを観に来た友人らの溜まり場としてアルコールがストックされていたバックステージが、今では“ファミリールーム”へと姿を変え、それぞれの子供達や妻達が過ごす健全な憩いの場へと様変わりしたことが語られ、四半世紀におよぶ息の長い活動やメンバー同士の仲のよさに称賛が集まった。

和気藹々とした雰囲気のなか家族ぐるみの付き合いが続く「バックストリート・ボーイズ」だが、メンバーのA.J.マクリーンは最近まで重度の依存症に悩まされていたという。アルコールにはじまりコカイン、そしてザナックス。A.J.は長年これらに依存していたことを、このほどトーク番組『Tamron Hall Show』にて明かしている。ちなみにザナックス(Xanax)はラッパーやアーティストらを中心に流行している抗不安薬で、昨年は人気アーティストのビリー・アイリッシュが楽曲『Xanny』のなかで歌い、注目を集めた薬だ。

「酒に溺れて酔っ払ってる時、中毒患者はコカインをやることで“シラフに戻れる”と思ってしまうものなんだ。実際はより一層めちゃくちゃになっていくだけなのにね。」

自身の体験をもとにそう語ったA.J.はさらに、

「2年間のうちの大半は、太陽を見ることさえなかったよ。日が昇る頃にベッドに入って、日が沈んだ頃に起きる。これが僕の通常スケジュールだったんだ。」

と続けた。「バックストリート・ボーイズ」のツアー真っ只中にもこうしたライフスタイルを続けていたA.J.、時には酩酊状態でステージに立つこともあったそうで、そんな彼の変化をバンドメンバーや家族も敏感に察知したようだ。アルコールの匂いをプンプンさせて帰宅しては、妻ロシェルさんと口論を繰り広げる日々。そんな暗い闇の中にいた彼を更生の道に導いたのは、3歳の次女リリクちゃんによるこんな一言だった。

「ダディの匂いじゃない。」

率直に拒否感を露わにする我が娘の言葉にハッとさせられたA.J.は、

「あのとき目が覚めたんだ。僕にとって、実の娘に『父親の匂いじゃない』って言われることほどどん底なことはないからね。」

と当時の心境を明かしている。

そんなA.J.はこの10か月、アルコールやドラッグもきっぱり断っているとのこと。現在は人気ダンス番組『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ』で、毎週華麗なダンスムーブを披露しお茶の間に新たな魅力を届けている。自身のInstagramでは、毎週声援をおくってくれる妻や娘達の様子をアップするとともに、長年自分に寄り添いサポートし続けてくれるファンに対しても

「いつも応援してくれて、そして僕の人生を愛情溢れるものしてくれてありがとう!!!」

と感謝の気持ちを綴っている。このコメントには、バンドメンバーのニック・カーターをはじめ多数のファンが「いいね!」を付けており、依存症克服に向けてA.J.が多くの人々に支えられていることがうかがわれた。

画像2、3枚目は『AJ McLean 2020年9月2日付Instagram「So excited for this new journey to begin.」、2020年9月14日付Instagram「Knowing I have this support system cheering me on from home means the world.」』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 c.emma)

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