「自由になりたい!」サギに丸飲みされたウミヘビが猛反撃(米)

米メリーランド州在住でエンジニアとして働くサム・デイヴィスさん(Sam Davis、58)は、野生動物の写真撮影を趣味としている。Instagramにはアメリカの国立公園などで撮影されたヘラジカやクマなどの写真が多数投稿されており、「ふらりと出かけてはカメラを構えるのが好きなんだ」と語る。そんなサムさんが「一生に一度あるかないか」という珍しい光景を捉えて話題になっている。『LADbible』『Daily Star Post』などが伝えた。

アマチュアカメラマンのサム・デイヴィスさんはその日、キツネやワシなどの野生動物を撮影しようと、メリーサンド州の自然保護区へと足を運んだ。

ふと上空を見ると、サギを追って飛ぶ2羽の若いワシが目に入り、夢中でシャッターを切った。

「そのサギの首には何かがぶら下がっており、その時はヘビが食いついているのだろうと思いました。ワシは獲物の臭いを嗅ぎつけ、サギを追っていたんでしょうね」と当時を振り返るサムさん。

だが自宅に戻って写真の編集をしていたサムさんは、そのサギがかなり追い詰められた状態にあったのを知って驚いた。なんとサギはヘビに噛まれたのではなく、丸飲みにしたはずのウミヘビがサギの身体を突き破ってぶら下がっていたのだった。

サムさんはその写真について、こう話している。

「よく見てみると、サギの首元からウミヘビが身体を突き出しているのがわかりました。ウミヘビの目もしっかりと写っており、それは明らかに生きているのが分かりました。」

「これまで様々な写真を撮ってきましたが、あんな光景に出くわしたのは初めてです。それにサギが舞い降りた水辺の近くではキツネも見かけました。あのサギがどのくらい生きていたのかはわかりませんが、キツネはサギが窮地に陥っていることを察していたに違いありません。キツネは上空のワシの様子をうかがいながら、サギのあとを追っていたのです。」

なお英語でヘビウナギ(snake eel)と呼ばれる魚類のウミヘビは、体長が20~30センチほどだという。海底の砂に掘った穴に隠れていることがほどんどで、砂に潜るときは頭からは突っ込まず、固く尖った尻尾を巧みに使うそうだ。

『The Guardian』によると、オーストラリアのクイーンズランド博物館の科学者が今年初め、大きな魚などに食べられてしまったウミヘビは尻尾を使って捕食者の胃の壁を突き刺して穴を開けることを突き止めたそうで、サムさんが捉えたウミヘビも同様の行動をとったのではないかという。

サムさんは「こんな貴重な写真を撮れて、本当にラッキーだったよ」と笑うと、「自然には常に驚かされるよ。そして時にゾッとさせられるんだ」と語った。

画像は『Daily Star Post 2020年11月5日付「Swallowed eel manages to burrow its way out of a heron’s throat mid-air to reclaim its freedom」(@22smd/Jam Press)』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 A.C.)

当記事はテックインサイトの提供記事です。

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