『魔女見習いをさがして』公開記念!「おジャ魔女どれみ」シリーズ全作をまるっとおさらい!

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『魔女見習いをさがして』公式サイトのスクリーンショット

 

2020年11月13日(金)から新作アニメーション映画『魔女見習いをさがして』が劇場公開されます。“魔女見習い”というキーワードにピンと来た人も多いと思いますが、本作は1999年から2003年にかけて放送されたTVアニメ『おジャ魔女どれみ』の20周年記念作品として製作されました。

皆さんはどの「おジャ魔女どれみ」シリーズを観ていましたか? 作品によってテーマや、登場人物にも違いがある「おジャ魔女」シリーズ。しかも、実はTVアニメで放送されていたシリーズ以外にも、主人公であるどれみちゃんたちを描いた作品が複数存在します。

今回はそんな「おジャ魔女どれみ」シリーズを、放送・公開された順に一挙紹介していきます。

 

 

TVアニメ:おジャ魔女どれみ(1999)

 

 

1999年2月から1年間放送されたTVアニメシリーズ『おジャ魔女どれみ』。

魔法に憧れる小学3年生の春風どれみが、マキハタヤマリカのMAHO堂の女主人・マジョリカが魔女であることを見破ったことをきっかけに、マジョリカは“魔女ガエル”になってしまいます。魔女ガエルになった魔法使いは、見破った者の魔法でしか元に戻ることができないため、どれみはマジョリカを元の姿に戻すべく、魔女になるための“魔女見習い”の修行を始めることになります。

その後、同級生でお嬢様育ちの藤原はづき、大阪育ちの妹尾あいこが魔女見習い仲間として登場。シリーズの後半にはライバルとして、芸能活動の傍ら魔女見習いをしている瀬川おんぷも登場し、人気を博しました。

見習いタップというアイテムを使って、どれみたちは魔女見習いの姿へ変身。そして魔法のステッキのような棒状のアイテム“ポロン”を振って、魔法を発動します。

 

 

TVアニメ:おジャ魔女どれみ#(しゃーぷっ)(2000)

 

 

100年に一度、魔女の赤ちゃんを産むという“ウィッチー・クイーン・ローズ”。その開花に偶然居合わせたことをきっかけに、春風どれみが仲間たちと共に再び魔女見習いに戻って、魔女の赤ちゃん・ハナちゃんを育てることになる新シリーズ。

前作では、ライバルだったおんぷが仲間として加わったり、ハナちゃんを狙う敵として、元の姿に戻ることができたオヤジーデや、魔法使いのエリート男子4人組『FLAT4』が加わるなど、登場キャラクターにも変化が生まれたり、それまでは魔法グッズを販売していたMAHO堂が花屋さんに変わっているなど、子育てに限らず新たな要素も盛り込まれることになりました。

 

 

劇場版:映画おジャ魔女どれみ♯(しゃーぷっ)(2000)

 

2期目にして、『おジャ魔女どれみ』はスクリーンデビューを果たします。
2000年7月の夏休みシーズンに東映アニメフェアの一環として公開されました。

どれみの妹であるぽっぷが、魔女界から“ウィッチ・クイーン・ハート”と呼ばれる花を持ち帰ってきてしまい、喧嘩をきっかけにどれみがネズミに変わってしまう、という中編作品でした。

来場者には“魔法のたね”が特典として配布され、中には本物の植物の種が入っているという、変わった試みも実施されました。

 

 

TVアニメ:も~っと!おジャ魔女どれみ(2001)

 

 

小学5年生になったどれみたちの学校に、帰国子女の転校生・飛鳥桃子がやってきます。新たな仲間が加わったどれみたち5人は、再び魔女界の元老たちに魔女として認めてもらうべく、再び魔女見習いとして奮闘します。

これまで花屋さんだったMAHO堂は今度はお菓子屋さんへリニューアル。これまでの魔女見習いのコスチュームに加え、パティシエをイメージしたコスチュームが登場。『おジャ魔女どれみ』といえば、こちらの衣装の印象が強い人も多いのではないでしょうか。

シリーズの中でも評価の高いエピソードが多く、スピンオフシリーズも制作されました。

 

 

劇場版:映画 も~っと!おジャ魔女どれみ カエル石のひみつ(2001)

 

シリーズの人気に伴い、2作目となる劇場版が登場。前作に引き続き、2001年7月の夏休みシーズンに東映アニメフェアの一環として公開されました。

本作では、どれみたちがどれみの祖父母が暮らす飛騨高山を訪れて、伝説の“カエル石”にまつわる不思議な体験をする、という中編作品です。劇場作品としては珍しく、TVアニメシリーズで放送されたエピソードなどにも関連があったりと、スピンオフ的な立ち位置以上の内容となっていました。

来場者には“おジャ魔女どれみ特製缶バッチ”が特典として配布されました。

 

 

TVアニメ:おジャ魔女どれみドッカーン!(2002)

 

 

TVアニメシリーズの最終作。6年生となったどれみたちのもとに、魔法で急成長したハナちゃんがやってきて、魔女の資格を失ってしまったハナちゃんを魔女見習いとして修行するべくサポートしていくという物語。

最終作らしく本シリーズのクライマックスでは、先々代の女王を目覚めさせて呪いを解いたり、ついには魔女になるかどうかの選択を迫られるなど、シリーズ全体を通しての総括ともいえる展開が繰り広げられました。

またまた雑貨屋さんに生まれ変わったMAHO堂も、本シリーズのラストにはシリーズ一番最初の姿に戻り、マジョリカたちが魔女界へと帰っていき閉店を迎えることになります。

 

 

OVA:おジャ魔女どれみナ・イ・ショ(2004)

 

TVアニメシリーズの放送後に、CS放送限定で放送された全13話のOVAシリーズ。地上波放送ではなかったため、存在を知らないという人も多いシリーズです。

本作で描くのは、2001年に放送された第3期である『も~っと!おジャ魔女どれみ』の頃のどれみたち。本シリーズでは各エピソードがキャラクターたちの“ないしょ”をテーマにした物語となっていて、魔法よりも日常的な素朴な内容が描かれています。スピンオフ的な内容のシリーズではありますが、グッズ展開などにとらわれない放送ということもあってか、ストーリーの質も高く、評判の良いシリーズでもあります。

 

 

小説:おジャ魔女どれみ16(2011)

 

2011年より刊行された小説シリーズ。TVアニメシリーズの、その後のどれみたちの物語です。

高校生となったどれみたちの姿を描いており、タイトルにある“16”とはどれみたちの年齢を表しています。続刊では成長するにつれて『おジャ魔女どれみ17』、『18』とタイトルの数字にも変化があります。

本作では、成長するにつれ環境が変化していくどれみたちの進路に関する悩みや、新たな魔女界の問題が描かれたりと、TVアニメシリーズとは一味違った内容となっています。

小説ではありますが、TVアニメの制作に携わったスタッフが多く関わっており、スピンオフといった扱いよりも、正式などれみたちのその後として真摯に向き合ったシリーズとなっています。

以上、「おジャ魔女どれみ」全シリーズを一挙にご紹介しました。

ここからは最新作『魔女見習いをさがして』についてご紹介します。

 

『魔女見習いをさがして』ってどんな映画?

 

どれみの物語としては、小説の『おジャ魔女どれみ16』から連なるシリーズで、完結を迎えています。そんな中で登場する新たな劇場版『魔女見習いをさがして』は、いったいどんな内容になっているのか注目です。本作ではなんと、幼い頃にTVアニメ『おジャ魔女どれみ』を観ていたという女性たちが主人公として登場。

TVアニメのゆかりの地を巡るという、シリーズの続編としては意外な内容となっています。映画館に足を運ぶであろう、当時『おジャ魔女どれみ』を観ていた人たちにとって、まさに共感できるキャラクターたちがどんなドラマを体験するのか、楽しみですね。

 

キャストには、愛知県出身の教員志望の大学生・長瀬ソラ役に、女優として活躍する森川葵。すでに職には就いているものの、職場になじめずにいた会社員の吉月ミレ役に女優の松井怜奈。そして、ダメ彼氏に振り回される絵画修復士志望のフリーター・川谷レイカ役に『ももいろクローバーZ』のリーダでもある百田夏菜子が抜擢されています。

監督には、『おジャ魔女どれみ』の初代シリーズのシリーズディレクターを務めた佐藤順一と、プリキュアシリーズなどの制作に参加し、本作が監督デビュー作となる鎌谷悠が連名でクレジットされています。一味違ったおジャ魔女の世界をどう描いてくれるのか、注目です。

劇中にはTVアニメシリーズでも縁のある地域が登場するということで、映画を観に行く前に今回紹介したこれまでの作品をおさらいしておくのもオススメ。より作品を身近に感じられるはずです。

WRITER

  • ネジムラ89
  •        

  • 缶バッジ販売専門店「カンバーバッチ」のオーナー兼アニメ映画ライター。アニメ映画情報マガジン「読むと アニメ映画 知識が結構増えるラブレター」をnoteにて配信中。その他いろんなとこでアニメ映画話を執筆中。古今東西関係なくアニメ映画を中心とした有益な情報を多くの人に提供できるようにやっていきます。

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