木村拓哉が”アンチ”をモノともせずCM好感度1位に輝いた理由

※画像は、StreetVJ / Shutterstock.com より

 

何だかんだと言われてもキムタクが関われば”キラーコンテンツ”となるのだろう。木村拓哉が47歳となった今も相変わらず世の中を席巻中だ。今年6月から放送されていたテレビ朝日系『BG~身辺警護人~』のシーズン2は新型コロナウイルスの影響で撮影中断に追い込まれて話数短縮を余儀なくされたが、それでも業界内では主演を務めた木村の演技力が好評を博した。今年1月にフジテレビ開局60周年特別企画で放送されたスペシャルドラマ『教場』の続編も来年春に放映が決まり、先月からクランクインされたという。

 

このように多忙を極める木村だが、ネット上の反応はあまり良くない。「やはりSMAP解散にまつわる他の元メンバーたちとの軋轢がイメージに未だ根深く残っているからだろう」と指摘する声もある。今夏から木村が日産自動車の大手アンバサダーに起用されたことにもネットユーザーからは強い”反発”の声が上がり、中にはかなり乱暴なコメントも散見されていた。

 

辛らつな意見も多いが、いぜん高い影響力を誇る木村拓哉

ところが、実際はどうだろう。こうした木村の”アンチ”が知ったら、思わず「えっ……」と絶句するような事実がある。CM総合研究所(東京都港区)が2020年9月度のCM好感度ランキングを公表し、銘柄別総合ランキングで日産自動車が木村を起用した企業イメージ広告において上位常連の携帯キャリアを押しのけて初の首位に立ったのである。自動車業類の総合1位は実に6年3か月ぶり3回目。これは、まさに「快挙」と評していい。ちなみに同研究所はこのランキングを定期的に入念な管理体制の下でデータとして世間に発表しており、経済界にも大きな影響を与えていることを強調しておく。

 

大手広告代理店関係者は「木村人気」の秘密について、次のように解説する。

 

「ネットニュースを中心に考えている人たちからすれば意外かもしれませんが木村拓哉さんは、若い世代よりも比較的年齢層の高い30代後半から60代の人たちにかなりの好感度を持たれています。確かに我々もネット上で木村さんに対する辛らつなコメントを目にする機会が多いですが、その多くには”やっかみ”や”ひがみ”が込められている。その点を無視してはいけません。こういう例えをすると指摘された人は怒ると思いますが……。要は小学生ぐらいの男の子が好きな女の子に意地悪をして、気を引こうとすることとまったく同じ心理状態。何だかんだと言いながらネチネチと悪口を書き込む人もその多くは木村拓哉さんを結局気にしてしまっているのです。広告的観点から言えば、スルーされなかった時点で”勝ち”と言い切れます。そして何よりも木村さんがクライアント(企業)からの評価を集めているのは、実を言えば”ストロングゲッター”と呼ばれる購買力の高い人達から『最も気になるかっこいいオジサン』として高い注目度を得ている点です。日産が着目し、木村さんに白羽の矢を立てたのはまさにここがポイントなのです」

 

このCMで木村は新型電気自動車「アリア」に乗り込み「上等じゃねぇか、逆境なんて」とつぶやく。そして決めのセリフ「やっちゃえ日産」で締める。これまではトヨタのCMにも出演し、大手自動車メーカーとの契約は2社目。オッサンになっても”アンチ”の多い木村は裏を返せば、やはり幅広い年齢者層から気を引き続ける注目度ナンバー1のジャニタレと言えるのかもしれない。

 

WRITER

  • 四海方正
  •        

  • 芸能、スポーツをメインに取材活動を続けているライター

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