和歌山県・甘露寺が『鬼滅の刃』聖地に 駅前から漂う「恋の香り」がエモすぎる

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現在公開中の映画が破竹の快進撃を続けている『鬼滅の刃』には、個性豊かなキャラクターが勢揃い。近頃はその特大ヒットに後押しされ、鬼滅キャラの名前と同名の地域や、縁のある施設が「聖地」として注目を集めているようだ。

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■西日本に恋の呼吸?


和歌山県・紀の川市に位置する浄土宗寺院「甘露寺」も、鬼滅ファンから人気のスポット。作中に登場する可憐な美女剣士である恋柱「甘露寺蜜璃」(かんろじ・みつり)と同じ名を冠すことから注目を集めているが、「甘露寺」でググッたところ、同名の寺院は全国に10数箇所以上存在するようだ。

なぜ和歌山県の甘露寺だけが、突出した人気を誇っているのか。それには自治体、寺院、周辺駅の「本気度」が大いに関係している模様。

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■「恋の香り」が漂いまくっている…

(画像提供・和歌山電鐵)
まず目を引くのが、同県の甘露寺周辺にある貴志川線「甘露寺前駅」の辺りの様子。同駅の前には真っ赤なカラーリングをしたガチャガチャが設置されており、そこには「かんろじまえの恋みくじ」と記されているではないか。
(画像提供・紀の川市)
付近にはさらに「恋」という漢字の象られた柱も立っており、完全に「恋柱」を彷彿とさせる。一体、甘露寺周辺で何が起こっているのか。
(画像提供・紀の川市)
「甘露寺前駅」を運営する「和歌山電鐵」にコンタクトをとったところ、話題となっている数々の「仕掛け」は同県の紀の川市が主体となり、取り組んでいることが判明した。さらに、単なる鬼滅ブームに乗っただけでなく、こちらの甘露寺には様々な「鬼滅要素」が秘められていたことも明らかに。

■紛うことなき「聖地」なワケ


同市の企画部・地域創生課の担当者に話を聞くと、元々は鬼滅の映画公開の始まった10月16日に間に合うよう、急ピッチでこれらの仕掛けを用意したという。

「わたくし共はかねてより『市の知名度を何とかしてアップしよう!』と案を練っておりまして、そこで閃いたのが今回の企画『かんろじまえのひみつ』になります」「『鬼滅の刃』の同名キャラクターに絡め、観光客や若い女性たちに楽しんで頂けないかと、様々な仕掛けを設置しました」と、企画の始まりについて語ってくれた。

駅前の真っ赤なガチャガチャのカプセル内には恋にまつわるおみくじの他、「巾着袋」が入っているという。こちらは、甘露寺に生えている「とある木」の葉をしまうために使用するもの。

■お寺側もノリノリだった


その木の名前は「梛」(なぎ)と言い、じつは梛の葉には恋にまつわるエピソードが古来より存在するのだ。かの源頼朝と北条政子も、互いの愛の証として梛の葉を所持していたとか。

「甘露寺さんにはこちらの梛の木が元々植えられており、今回の企画に結び付けられないかな、と思ったんです。ご相談したところ、お寺さま側も快諾してくれまして」と、企画担当者は笑顔で語る。
(画像提供・紀の川市)
現在はシーズンオフだが、甘露寺では鬼滅作中で「鬼が苦手な花」として知られる藤の花も見られるそう。鬼滅との親和性が恐ろしく高い同寺院も今回の企画にはかなりノリノリなようで、現在はピンクにあしらった特製の雨戸を公開している。



ちなみに甘露寺という名前の寺院は全国各地にあるものの、同名を冠した駅が存在するのは紀の川市のみだという。「和歌山電鐵」の運営するツイッターアカウント「駅長たま」も、興奮した様子で今回の企画を見守っている。

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(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ

当記事はしらべぇの提供記事です。

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