上野樹里、「わがまま」と叩かれバッシング受けた過去 若手売れっ子俳優の通る道だったのか

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 上野樹里主演の連続ドラマ『監察医 朝顔2』(フジテレビ系)の放送がいよいよスタートする。昨年7月から9月にかけて放送されたシーズン1は、最終回直後から続編を期待されるほど好評だった。同クールの連続ドラマでトップの平均視聴率を獲得し、上野はこのドラマでコンフィデンスアワード・ドラマ賞の主演女優賞を受賞している。

上野樹里はまだ新人女優の頃から演技力が抜きん出ていると評判だった。その一方で、「わがままで干された」「扱いづらい女優」など、なぜかネガティブな報道が絶えずわき、不名誉なレッテルを貼られた女優でもある。
変化したのは上野樹里か、それとも周りか
 上野の“悪評”には、「思ったことをすぐに口にする」「こだわりが強く扱いづらい」という主旨のものが多く、2012年「FRIDAY」(講談社)の「クリエーターが選ぶCMに避けたいタレントワースト15」で2位にランクイン。そこからしばらく出演作がない状態が続き、「干された」といわれるようになっていった。

2014年、連続ドラマ『アリスの棘』(TBS系)の主演を張り活動を再開させるが、2017年には再び不穏な報道が。KAT-TUN亀梨和也主演のドラマ『ボク、運命の人です。』(日本テレビ系)のヒロイン役に内定していた上野が、「アイドルのドラマなんて出たくない」と出演を渋り、結局ドタキャンすることになった、というものだ。「日テレはしばらく上野を出禁処分にする意向」とさえ伝えられていた。

上野が主演に抜擢された2011年のNHK大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』でも悪い噂が流れた。この頃、撮影現場で上野が宮沢りえや鈴木保奈美ら先輩俳優にいきなりタメ口で話かけ場を凍り付かせたと、上野の不遜な態度を非難する論調の報道があった。

その場の空気が凍ったのかどうか今となっては確かめようもないが、それから9年後の今年10月、上野はInstagramに「隣のスタジオでドラマ『SUITS』の撮影をしていた」と、時任三郎と鈴木保奈美とのスリーショット写真を投稿している。上野と鈴木は肩を組んでおり、久々の再会を喜んでいるようだった。

ともあれ上野樹里はこの10年、やたら批判的な見方をされることが多かった。それが一変したのは、結婚した頃からだろうか。

「週刊女性PRIME」は、ロックバンド・TRICERATOPSの和田唱と結婚して以降、業界内では上野の性格が丸くなったという声が増えたそうだ。『監察医・朝顔2』の現場も、笑顔が絶えず温かい雰囲気だという。

だがそれは本当に彼女だけの変化なのだろうか。彼女を取り巻く側の変化もあるのではないか。つまり、上野樹里が仕事で意見を主張することを「新人女優のくせに生意気」などと受け止め、書き立てていた側も、彼女がすでに30代の中堅女優となったために「~のくせに」と感じなくなっただけ……とも考えられる。

上野がまだ10代の頃に取材した経験があるという記者は、「確かに愛想がよくなくて、あまり良い印象を受けなかったのだけど、今考えてみれば連日寝る間もないほど忙しくてとても疲れていたのかもしれない。当時から出演する作品に真剣に向き合っていたことは確かで、監督や先輩に臆せず意見を言えることは短所というよりむしろ美徳。それがあったからこそ、今の役者としての」と、当時を振り返る。

特に若くして売れっ子になった俳優は「調子に乗っている」「わがまま」「気が強い」などと悪く見られがちな側面は確かにある。だが「都合の良さ」がすなわち「人柄の良さ」のように報じられることもあり、本当のところはその人物とやり取りしなければわからないものだろう。そして結局のところ、役者は作品勝負である。『のだめカンタービレ』『ラストフレンズ』『グッド・ドクター』(いずれもフジテレビ系)そして『監察医朝顔』と、多くの作品での名演こそが、若き頃の上野樹里の自己主張も決して間違いではなかったという証明ではないだろうか。

当記事はwezzyの提供記事です。

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