北村匠海、伊藤健太郎共演映画に「フラットに観てくれる人がいるのか」不安吐露 SNSでは意見分かれる

俳優・伊藤健太郎(23)が自身が運転する乗用車でバイクと衝突し、怪我人を救護せずに走り去ったことから自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)と道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで、29日に警視庁に逮捕された。旬の売れっ子若手俳優だけに、彼が出演する映画やドラマ、TV番組、CMなどの関係者が対応に追われているが、そんななか伊藤がメインキャストで出演する映画『とんかつDJアゲ太郎』は予定通り30日に公開し、同日に初日舞台挨拶も伊藤が欠席する形で都内で実施された。主演俳優の北村匠海(22)は舞台挨拶で無事に公開できた喜びとともに「正直この映画をフラットに観てくれる人がどれだけいるのか」という不安も率直に語った。

奇しくもちょうど1年前にクランクアップした映画『とんかつDJアゲ太郎』。舞台挨拶で初日を迎えた気持ちを聞かれた主演の北村匠海は「まず本当に無事映画が公開できたことと…」と話し始めた。同作は本来6月19日公開予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で公開を延期していた。その後、9月8日には北村演じる「アゲ太郎」の師匠役の伊勢谷友介が大麻取締法違反の容疑で警視庁に逮捕された。さらに公開前日に「アゲ太郎」のライバル役の伊藤健太郎が逮捕されたとなれば、北村が映画を公開できたことに重みを感じるのも当然だろう。最近では北村匠海と共演の山本舞香、伊藤健太郎はいくつものテレビ番組に出演し映画PRにも万全を期していよいよ公開という矢先の逮捕だった。

舞台挨拶で北村匠海は「正直この映画をフラットに観てくれる人がどれだけいるのかと不安な気持ちもあったりとか…、僕も今日ここに立つことが少し怖かったり、いろんな思いでいるのですが…」と続けて、率直に複雑な心境を明かした。最初のハードルであった映画公開はクリアできても、前日に伊藤が逮捕されたことを受け、観客が純粋に作品を楽しめるか危惧しているようだ。

これにSNSでは「いやいや全然フラットに観られるよ!」「ごくごくフラットに楽しく見たよ」「俺はまったく気にしない。作品と演者の人格はまったく関係がない」と純粋に作品として鑑賞できるという声がある一方で、「『今この映画をフラットに観てくれる人はいるのか』ってコメントは重い。キツいのはそこなんだよな…」「フラットな気持ちでは見れなかったのでまた観に行きます」「フラットな気持ちで見るにはだいぶ時間がかかっちゃいそう」と役者の背景が気になるという声もいくつもあがっていて、意見は分かれている。

このような作品をフラットな気持ちで観られるかどうかについて、お笑い芸人の千原ジュニアが自身がMCを務めるネット配信番組でコメントしたことがある。2019年11月16日に沢尻エリカが合成麻薬MDMAを所持していたとして逮捕されたが、彼女がヒロインを演じて出世作となった映画『パッチギ!』(2005年公開)について「うちも『パッチギ!』のDVDありますけれども、あの頃の気持ちでもう観られないんですよ。それぞれの役者さんのバックボーンが強すぎて」と出演者の不祥事が作品自身に与えてしまう影響を訴えていた。同作には、他に塩谷瞬、高岡蒼佑、小出恵介らが出演している。

伊藤健太郎は黒木瞳監督の主演映画『十二単衣を着た悪魔』も11月6日に公開予定だが、10月31日に「本作出演の伊藤健太郎さんの逮捕を受け、関係各所と協議を重ねました結果、予定通り11月6日(金)より公開させていただくことといたしました。」と公式ツイッターで発表された。「フラットな気持ちで作品に触れる云々ってめちゃくちゃ大事なことだと思う」という意見もSNSにあったが、余計な雑念を抱かずにただ1つの作品として鑑賞できるということは作品を楽しむうえで大切だろう。今回「フラットに観れない」という人々がいる以上、役者は作品に対してこのような使命も負っているようだ。

(TechinsightJapan編集部 関原りあん)

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