GO TOで海の幸が無料?函館で3泊4日のワーケーションを体験してきた

日刊SPA!

 新型コロナの影響で企業のリモートワーク化が一気に進んだこともあり、注目を集めるようになったワーケーション。旅行やリゾート滞在を楽しみながら仕事をこなすという意味合いの2000年代の米国で生まれた造語だが、ここに来て日本でも政府や自治体が中心になって積極的にワーケーション推進に取り組んでいる。

日頃、取材で地方に行く機会が多い筆者だが、さすがに今年は自粛モード。そんなこともあってこの機会にワーケーションを体験してみることにした。

◆街中にあるコワーキングスペースで観光の合間にお仕事

ネットで情報を集めてみると、北海道函館市のワーケーション情報をまとめた特設サイトを発見。市内各所に個人でも利用可能なコワーキングスペースを数多く用意していたこと、海の幸など食事も美味しいし、観光名所など見どころも多い個人的に好きな街でもあったので滞在先にすることに。

宿はGO TO トラベルキャンペーンで35%割引になるため、普段の出張で泊まるところよりもランクを上げることに。そこで某旅行サイトで検索すると、函館駅前で立地は文句なしの『フォーポイントバイシェラトン函館』が割引適用で1泊4009円。筆者は旅行サイトのプレミアム会員で別の割引も加わっての料金だが、世界有数の高級ホテルグループの宿をこの金額で泊まれるなら得した気分だ。

ただし、函館に到着したのはお昼過ぎ。チェックインの午後3時までまでは少し時間があったため、それまで仕事をしようと訪れたのは、ホテルから徒歩数分の場所にある『はこだてみらい館』。さまざまな最新技術を駆使したコンテンツがある子供から大人まで楽しめる体験型施設だが、施設内のテラスがワーケーション用のスペースとして紹介されていたのを事前にチェックしていたのだ。

利用にあたっては施設入場料(大人300円)が必要だったが、平日の昼間ということもあって館内はガラガラ。想像以上に静かな場所だったので作業もはかどり、Wi-FiとノートPC用の電源もちゃんと完備されていた。

◆安く泊まれてクーポン券もGET

その後、ホテルにチェックインしたが、その際にフロントでもらったのが地元飲食店で使えるクーポン券2000円分。筆者はホテルを別に予約したが、飛行機などとセットでの予約なら全国どこでも6000円分のクーポンが付いてくるのでさらにお得だ。

クーポン券は、函館朝市での翌日の朝食に利用。食事代を大幅に抑えることができ、かなり得した気分になれた。

なお、滞在中はあえて連泊にせず、毎日別のホテルに宿泊。日中、ホテルの客室で仕事ができるのは魅力的だったが、せっかく市内にコワーキングスペースが充実しているため、観光しながらであればこちらのほうが便利だと思ったからだ。もちろん、宿を変えれば、そのたびにクーポン券がもらえるとの下心もあった。

でも、宿泊施設によってはワーケーション向けプランを用意しているホテルもあるので特典をはじめ、滞在期間や費用に応じて検討してみるといいだろう。

◆いつも違う場所で新鮮な気分で仕事にも取り組める

筆者は3泊4日の短期ワーケーションだったため、2日目以降もブラブラ観光をしてはその合間に原稿を書いたり、メールのやりとりを行っていた。

函館山や麓の元町エリアを散策した2日目は、CMや映画などでのロケ地としても有名な大三坂、その途中にあった『函館大三坂オフィス』オフィスに寄って仕事(※1時間300円、1日1800円)。ゲストハウスや一般企業のオフィスがテナントして入っていたが、シェアオフィスのスペースがあり、建物も大正時代のものをリノベーションしていてオシャレカフェのような空間だった。こんな場所で仕事をするのもいつもとまた違った気分になれるので悪くないものだ。

そして、3日目には五稜郭へ。市電の五稜郭公園前駅の前には無印良品などが入る複合施設があるのだが、4階はワンフロア全体が『Gスクエア』というフリースペースになっており、パソコン作業などが可能な空間になっている。

電源があったのは窓際など一部の席のみだったが、ここはうれしいことに利用料は無料。座席数が多いので高校生などで混雑していた夕方などの時間帯でも席が確保できた。

函館に滞在していたのは4日間だけだったが、観光や地元グルメを楽しみながらも仕事もきっちりこなし、有意義な時間を過ごすことができた。なにより旅行先でも仕事ができるため、オンとオフと完全に分けて考えず済むので日程も組みやすい。

実際に活用している人はまだ少ないと思うが、今ならGO TOトラベルで旅費も安い。今もリモートワーク中など都合が許すのであれば、この機会に一度試してみてはどうだろう。<TEXT/トシタカマサ>

【トシタカマサ】

ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。

当記事は日刊SPA!の提供記事です。

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